Radeon Loom

Radeon Loom

​​リアルタイムのスティッチング

Radeon Loom(現在、ベータプレビュー版)は、AMDの革新的な360度動画スティッチング・テクノロジーです。360度動画を撮影する新世代のクリエーターを支援、驚異のシネマティックVR新体験を創り上げます。Radeon Loomでは、AMDによるKhronos OpenVX™コンピュータービジョン仕様のオープンソース実装*を使用して、360度動画のリアルタイム・ライブ・スティッチングにも高速オフライン・スティッチングにも対応します。

 

360度動画の課題​

現在、360度動画は2~32台の個別のカメラ(最大4Kの解像度)で撮影、多くのカメラを使用して解像度を高め、より高画質の360度動画を作成します。

しかし、複数カメラの映像を合成して、単一のシームレスな正距円筒図法(エクイレクタングラー形式)に変換する作業は非常に複雑です。すべての映像を編集または表示するには、予めソフトウェアで映像をまとめてスティッチングする必要があります。カメラ台数が多いほど、スティッチングの必要なつなぎ目も増えます。

さらに、レンズの歪みを補正し、視差を考慮するだけでなく、各カメラ映像の露出を調整して、バランスのとれたイメージを生成する必要があります。このため、プロ級の360度カメラリグによる映像の合成には、何時間もの後処理と多大な演算リソースが必要です。​

360度動画の解像度​

 

Radeon Loomの革新的な360度動画スティッチング・プロセスでは、超並列GPU処理に、360度動画のリアルタイム・ライブ・スティッチングと高速オフライン・スティッチングをいずれも実現、困難な課題に対応します。Radeon Loomの特長は次のとおりです。

  • AMDによるKhronos OpenVX™コンピューター・ビジョン・フレームワークのオープンソース実装*を使用します。
  • 高度に最適化したGPUアクセラレーションによりデコード、レンズ補正、露出補正、つなぎ目の検出/調整/結合およびエンコードします。
  • 最大24台のカメラからの入力動画にリアルタイムでスティッチング、4K x 2Kで出力します。
  • 最大63台のカメラからの入力動画にオフラインでスティッチング、ピクセルごと5台の重複カメラを使用し、8K x 4Kで出力します。
  • オフライン・スティッチングでは、ハードウェアまたはソフトウェアのコーデックを使用します。
  • バーチャルカメラのオーバーレイ、アンダーレイ、透かし、クロマキー合成に対応します。

Radeon Loom SDK

Radeon Loom SDKは360度動画アプリ開発者、ハードウェア製造者、VRコンテンツ・クリエーターを対象に発表されます。Radeon Loomスティッチング・ライブラリのベータプレビュー版が、現在、GPUOpen.comで公開されています。

今すぐダウンロード​

脚注