AMD、ノートPCで世界初のMicrosoft® DirectX® 11対応ゲームのサポートを実現した「ATI Mobility Radeon™ Premiumグラフィックス」を発表

- 「ATI Mobility Radeon™ HD 5870グラフィックス」 、
テラフロップスの壁を破り、世界最速のモバイル・グラフィックス製品に 1

2010/01/07
-- このプレスリリースは、米国ラスベガス1月7日発英文リリースの抄訳です。

日本AMD株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉沢 俊介、米国本社:米カリフォルニア州サニーベール、社長兼CEO:ダーク・マイヤー、以下AMD)は本日、世界最高性能のノートPC向けグラフィックス製品となる「ATI Mobility Radeon™ HD 5870グラフィックス」など、DirectX 11 ( http://game.amd.com/us-en/promotion_dx11.aspx )対応の次世代「ATI Mobility Radeon™ Premium」グラフィックスの新製品群を発表しました1。DirectX 11に対応したこのノートPC向けグラフィックス・ファミリーは、「ATI Mobility Radeon™ HD 5800シリーズ」、「ATI Mobility Radeon™ HD 5700シリーズ」、「ATI Mobility Radeon™ HD 5600シリーズ」、「ATI Mobility Radeon™ HD 5400シリーズ」の各グラフィックス製品で構成されます。この包括的な「ATI Mobility Radeon HD 5000シリーズ」グラフィックス・ファミリーでは、「ATI Eyefinity」マルチディスプレイ・テクノロジーなどの魅力的な新機能が採用されており、ゲームとコンピューティングによる強力なビジュアル・イノベーションがノートPCで実現します。最新のグラフィックス技術を採用したノートPCは米国ラスベガスで1月7日から10日まで開催された「2010 Consumer Electronics Show(CES)」のAMDブース「VISION Experience Center」にてプレビューが行われました。

AMDのRick Bergman(リック・バーグマン、製品グループ担当上級副社長兼ゼネラル・マネジャー)は次のように述べています。「AMDは6カ月前、デスクトップ・グラフィックスの分野で誰もが認めるテクノロジーリーダーの座を獲得しました。今やノートPC向けにも強力なモバイル・グラフィックス・プロセッサーを提供することで、この分野の市場リーダーとなりました。今回もまた、性能とエクスペリエンス、両方の観点から市場の局面を一変しています。AMDの技術革新によって、ノートPCのユーザーは今後、DirectX 11のフルサポート、目を見張る『ATI Eyefinity』テクノロジー、優れたHDマルチメディア機能、『ATI Stream』テクノロジーを活用し、Windows® 7対応ノートPCの性能を最適化できます」

DirectX 11対応の次世代「ATI Mobility Radeon HD 5000シリーズ」グラフィックス・ファミリーは、OEM各社にとって強力なアップグレードを意味しています。その対象は、「2009 AMDメインストリーム・ノートPCプラットフォーム」や「第二世代AMD超薄型ノートPCプラットフォーム」などの既存のプラットフォームに加え、2010年上半期中に発売予定となっている次世代のメインストリーム・ノートPCプラットフォーム(コードネーム「Danube」)と超薄型ノートPCプラットフォーム(コードネーム「Nile」)が挙げられます。これらのグラフィックス製品による技術革新は、次のような機能を実現できるように設計されています。

ノートPC性能の高速化:

  • DirectX 11対応「ATI Mobility Radeon HD 5000シリーズ」のグラフィックス・ラインアップは、DirectCompute 11をサポートする世界初の、そして唯一のノートPC向けグラフィックス技術です。初のDirectCompute対応OSであるWindows 7の性能をフル活用することができます2
  • 「ATI Stream」テクノロジーにより、最高のメディア・アプリケーション、エンターテインメント・アプリケーション、生産性アプリケーションの新機能と性能向上を享受できます3
  • 「ATI Mobility Radeon HD 5400シリーズ」より上位のグラフィックス製品は、DirectX 11とOpenCL™の両方をフルサポートしており、現在から将来に至るまで、アプリケーションのアクセラレーションを幅広くサポートできます。

最高のノートPC・ライフスタイルを実現:

  • 「ATI Eyefinity」マルチディスプレイ・テクノロジーは、ノートPCで超高解像度のパノラマ・コンピューティングを実現し、最大6台のモニターをシームレスに活用することで、ゲーム、エンターテインメントの質や生産性を向上できます4
  • 「Unified Video Decoder 2」テクノロジーを通じた強化マルチメディア機能により、1080p以上へのアップスケールや、Blu-rayビデオとHDストリーミングのデュアル1080pデコーディングを実現できます5
  • HDMI 1.3a Dolby® TrueHDやDTS-HD Master Audio™などの最先端ホームシアター・エンターテインメント技術と、HDMI 1.3a Deep Color & x.v.Colorによる高品質ディスプレイにより、シアタークラスのエンターテインメント・エクスペリエンスをお楽しみいただけます6

DirectX 11によって、思うがままにゲームを楽しむ:

  • DirectX 11により、強烈なゲーム性能、比類のないビジュアル品質をお楽しみいただけるほか、HD対応モニターでHDゲーム・エクスペリエンスが全般的に向上します(DirectX® 10.1との比較)。
  • DirectX 11 APIはAMDのグラフィックス・ハードウェア上で開発されたものであり、初期のDirectX 11ゲームはすべてAMDのDirectX 11対応ハードウェア上で開発されているため、究極のゲーム互換性が実現します。
  • 現在20タイトル以上のDirectX 11ゲームが開発中であり、EA Phenomicの「BattleForge™」、GSC Gameworldの「S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat™」、Codemastersの「Colin McRae™: DiRT® 2™」など、すでに驚愕のDirectX 11エクスペリエンスが実現しています。
  • DirectX 11対応の次世代「ATI Mobility Radeon HD 5000シリーズ」グラフィックス・ファミリーは、競合するノートPC向けグラフィックス・ソリューションによるDirectX® 10.0サポートと比較して2世代先に進んでいます。 

卓越した電力効率:

  • プロセッサー設計の向上と最新の40nmプロセスにより、過去2世代の「ATI Mobility Radeon Premiumグラフィックス」と比べ、ワット当たり性能の効率性が4倍となっています7
  • アイドル時の消費電力が大幅に低減されており、グラフィックス・プロセッサーが不要な際にはバッテリーの電力を節約できます。
  • 次世代「Vari-Bright™」テクノロジーがノートPCのディスプレイ輝度を最適化し、旧世代のソフトウェアベースのアプローチと比べ、消費電力を最大50%節約できます7
  • プラットフォーム非依存のグラフィックス切り替え技術により、消費電力を抑えつつ効率的な切り替えオプションが実現します8
  • 「GDDR5 Advanced Memory Support」により、AMDの旧世代ディスクリート・グラフィックス製品と比べ、メモリ帯域幅が倍増します9

各社のコメント:
ASUSのP.C. Wang氏(Vice President & General Manager、Notebook Business Unit、System Business Group)は、次のように述べています。「過去数年間、ASUSはAMDと緊密に協力することで、最も新しい魅力的なノートPC技術をお客様に真っ先にお届けできるよう努めてきました。DirectX 11対応の『ATI Mobility Radeon HD 5000シリーズ』グラフィックス・ファミリー、ASUS G73、最新のNシリーズのノートPCを通じ、私たちはこうしたリーダーシップを継続しています」

ASUSのP.C. Wang氏(Vice President & General Manager、Notebook Business Unit、System Business Group)は、次のように述べています。「過去数年間、ASUSはAMDと緊密に協力することで、最も新しい魅力的なノートPC技術をお客様に真っ先にお届けできるよう努めてきました。DirectX 11対応の『ATI Mobility Radeon HD 5000シリーズ』グラフィックス・ファミリー、ASUS G73、最新のNシリーズのノートPCを通じ、私たちはこうしたリーダーシップを継続しています」

MSIのSam Chern氏(Notebook Marketing Director)は、次のように述べています。「消費者は現在、ノートPCにより多くの機能を求めています。こうした変化するニーズに応えるため、MSIでは、先進技術が注入されたノートPCを幅広く提供すべく尽力し続けています。次世代の『ATI Mobility Radeon Premiumグラフィックス』は、DirectX 11ゲームのサポートをはじめ、業界初の機能を搭載した完璧なソリューションです。経済的な価格であらゆるお客様をより効果的にサポートできます」

DirectX 11対応「ATI Mobility Radeon HD 5000シリーズ」グラフィックス・ファミリーは、2010年上半期中の提供開始を予定しています。

補足資料(英文):

  

1. 2009年11月3日に実施されたテストによると、「ATI Mobility Radeon™ HD 5870」の3DMarkVantageスコアは6568であり、これまでに報告されたノートPC向けグラフィックスカードによるスコアの中では最高です。2010年1月7日現在、テラフロップスの壁を破っているのは「ATI Mobility Radeon HD 5870」と「ATI Mobility Radeon™ HD 5850」のみです。計算式:「ATI Mobility Radeon HD 5870」(700MHz ×800(シェーダ)×2)=1.12テラフロップス、「ATI Mobility Radeon HD 5850」(625MHz×800×2)=1.0テラフロップス。

2. 2009年12月5日時点で、DirectCompute 11をサポートするノートPC向けグラフィックス・プロセッサーは、「ATI Mobility Radeon HD 5800シリーズ」、「ATI Mobility Radeon HD 5700シリーズ」、「ATI Mobility Radeon HD 5600シリーズ」、「ATI Mobility Radeon HD 5400シリーズ」のみとなっています。

3. ATI Streamテクノロジーのアプリケーションサポートが必要です。

4. ATI Eyefinityテクノロジーをサポートするには、バージョン8.66(Catalyst 9.10)以上のドライバーが必要です。実際に取り付け可能なモニターの数は、ノートPCのモデルによって異なります。

5. デュアル1080pストリーム機能は、「ATI Mobility Radeon™ HD 5800シリーズ」、「ATI Mobility Radeon HD 5700シリーズ」、「ATI Mobility Radeon HD 5600シリーズ」のGPUで利用可能です。ピクチャー・イン・ピクチャーは、SDで表示され、「ATI Mobility Radeon™ HD 5450」と「ATI Mobility Radeon 5470」で利用可能です。

6. フル機能を実現するには、10ビット・モニターが必要です。

7. LCDの消費電力が50%節約されるというのは、同一システム上のテストによる、旧世代(SW Vari-Bright)との比較によるものです。「Vari-Bright™」は、特定の「ATI Radeon HD」GPUが提供する幅広い機能のセットを含むテクノロジー・プラットフォームです。すべての製品がすべての機能を備えているわけではなく、一部の機能を完全に実現するには、補完的な製品が必要とされる場合があります。

8. 「ATI PowerPlay™」、「ATI PowerXpress™」、「ATI™ Switchable Graphics」、「Vari-Bright™」テクノロジー・プラットフォームには、特定の「ATI Mobility Radeon™ HD」GPUで提供される幅広い機能が含まれています。すべての製品がすべての機能を備えているわけではなく、一部の機能を完全に実現するには、補完的な製品が必要とされる場合があります。

9. GDDR5メモリによるメモリ帯域幅の倍増。「ATI Mobility Radeon™ HD 5750」(51.2Gbps)と「ATI Mobility Radeon™ HD 4670」(25.6Gbps)の比較に基づく計算。

 

AMDについて:
AMD(NYSE:AMD)は、お客様やパートナー企業と緊密に協力することに注力し、職場で、家庭で、そして遊びの場において、次世代コンピューティングおよびグラフィックス・ソリューションを牽引する革新的技術を提供する企業です。日本AMD株式会社は、AMDの日本法人です。詳細については、http://www.amd.com (英語)または http://www.amd.co.jp (日本語)をご覧ください。


脚注