AMD、「6コアAMD Opteronプロセッサ」の低消費電力シリーズ3製品を発表、一定の電力枠内で高いエネルギー効率と6コアの処理能力を実現

- 低消費電力版の「6コアAMD Opteron™ プロセッサHEシリーズ」、 ワット性能の最大18%向上と、プラットフォーム・レベルの消費電力最大18%の低減を実現 -
2009/07/14
-- このプレスリリースは、米国サニーベール7月13日発英文リリースの抄訳です。

日本AMD株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長: 吉沢 俊介、米国本社:米カリフォルニア州サニーベール、社長兼CEO:ダーク・マイヤー、以下AMD)は本日、「6コアAMD Opteron™プロセッサ」ファミリーの新シリーズ3製品を即日提供開始することを発表しました。今回の新製品である「6コアAMD OpteronプロセッサHE(低消費電力版)シリーズ」と、「6コアAMD OpteronプロセッサSE(性能最適化版)シリーズ」2製品は、主にクラウド・コンピューティング環境やWeb管理システム環境などを対象に、性能の向上と電力効率の向上を両立させたバランスの取れたシステムに対する需要に明確に応えた製品です。

  • 55W ACP (Average CPU Power)の「6コアAMD Opteron プロセッサHE(低消費電力版)シリーズ」は現在、2-P、4-P、8-Pシステム向けに出荷されており、今回HPの最新システムに搭載されたことによって、ダイナミックで高い性能が要求され、消費電力面での制約があるデータセンターのニーズに対応します。
    その他のOEM各社のシステムは、2009年第3四半期中に発売される予定です。
  • 今回の新CPUは、拡張性と電力効率に優れ、Webサーバーやクラウド・コンピューティングのワークロードに特に適したシステムに対する市場の需要に応えます。また、標準的な消費電力の「6コアAMD Opteronプロセッサ」と同様に、AMD Virtualization™(AMD-V™)テクノロジーとAMD-Pテクノロジーの機能、先進のI/O機能に対応しています。 
  • 新製品の「6コアAMD OpteronプロセッサHE(低消費電力版)シリーズ」は、プラットフォーム・レベルの消費電力を標準版との比較で最大18%削減させています1(「AMD Opteron™プロセッサ モデル2425 HE」 [SPECpower_ssj™2008、全体では1228 ssj_ops/ワット、221W時に419,277 ssj_ops、100%ターゲット負荷] と「AMD Opteronプロセッサ モデル 2435」 [SPECpower_ssj™2008、全体で1228 ssj_ops/ワット、270W時に487,764 ssj_ops、100%ターゲット負荷] との比較)。
  • また、「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ(低消費電力版)」との比較では、ワット性能(ワット当たりの処理性能)を最大18%向上させています2(「6コアAMD Opteron™プロセッサ モデル2425 HE」 [SPECpower_ssj™2008、全体では1228 ssj_ops/ワット、221W時に419,277 ssj_ops、100%ターゲット負荷] と 「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ モデル 2376 HE」 [SPECpower_ssj™2008、全体では1044 ssj_ops/ワット、210W時に346,326 ssj_ops、100%ターゲット負荷] との比較)。
  • 今年後半には、低消費電力のみを優先要件とする市場セグメントを対象に、さらにエネルギーの効率化を実現したプロセッサーの提供を開始する予定です。
  • データベース・アプリケーションやCRMアプリケーションなど、ミッションクリティカルなワークロードで究極の性能を必要とする顧客企業向けには、フル機能を備えた新製品として、2-P、4-P、8-Pシステム向け2.8GHzの「6コアAMD OpteronプロセッサSE(性能最適化版)シリーズ」2製品も、同時に発表しました。

AMDのPatrick Patla(パトリック・パトラ、サーバービジネス担当バイスプレジデント兼ゼネラル・マネージャー)は、次のように述べています。「AMDはサーバー市場向けにマルチコア・プロセッサーの提供を開始してからというもの、性能面で妥協することなく、データセンターのエネルギーコスト削減という面でITマネジャーを支援することを自社の使命としてきました。最新の低消費電力版『6コアAMD Opteronプロセッサ』は、当社のこれまでの市販製品の中で最高のワット性能を特長としており、消費電力の削減に貢献しつつ、今日のデータセンターのクラウド環境やWeb環境への移行にも対応します。さらには、6コアの演算能力やダイレクトコネクト・アーキテクチャにより、妥協のない性能を実現します」

HPのJim Ganthier氏(Vice President、Marketing、Industry Standard Servers)は、次のように述べています。「前世代比で最大45%の性能向上を実現したHP ProLiant G6サーバー・ソリューションによって、お客様はIT投資からより多くの価値を引き出すことができます。HP ProLiant G6サーバー・テクノロジーと『6コアAMD OpteronプロセッサHE(低消費電力版)シリーズ』の組み合わせにより、お客様は、強力でエネルギー効率に優れたテクノロジーを手に入れて、サーバーのROI(投資対効果)を高めることができます」

IBMのAlex Yost氏(Vice President、Systems & Technology Group)は次のように述べています。「IBMは、技術革新を何より優先する企業です。当社は2003年よりAMDと緊密に協業しており、当社のSystem x製品やBladeCenter製品では、『AMD Opteronプロセッサ』を採用することで技術革新を実現してきました。IBMは、AMDとの提携により、2ソケットから4ソケットに拡張可能な業界唯一のブレードサーバー、LS42を提供し、お客様の投資保護を実現しています。また、IBMの画期的な3ソケット構成に対応したSystem x3755サーバーでは、新製品の『6コアAMD OpteronプロセッサHE(低消費電力版)シリーズ』を採用することで、お客様が4ソケット・サーバーと比べてコストを節約し、競争力の高い性能を実現できるよう支援します」

補足資料(英文)

※1 「AMD Opteron™プロセッサ モデル2435」:Supermicro Inc. 1021M-UR+、HT1、16GB(4GB 2Rx4 PC2-6400 ECC CL6)メモリ、500GB SATA II HDD、650W Coldwatt CWA2-0650-10-SM01電源、Microsoft® Windows Server® 2008 Enterprise Edition SP1 64-ビット、「AMD Opteron™プロセッサ モデル2425 HE」:Supermicro Inc. 1021-M-UR+、HT1、16GB(4GB 2Rx4 PC2-6400 ECC CL6)メモリ、500GB SATA II HDD、650W Coldwatt CWA2-0650-10-SM01電源、Microsoft® Windows Server® 2008 Enterprise Edition SP1 64-ビット

※2 「AMD Opteron™プロセッサ モデル2376 HE」:Supermicro Inc. AS-1021M-UR+B、HT1、16GB(4X4GB DDR2-800)メモリ、500GB SATA II HDD、650W Coldwatt CWA2-0650-10-SM01電源、Microsoft® Windows Server® 2008 Enterprise Edition SP1 64-ビット、「AMD Opteron™プロセッサ モデル2425 HE」:Supermicro Inc. 1021M-UR+、HT1、16GB(4GB 2Rx4 PC2-6400 ECC CL6)メモリ、500GB SATA II HDD、650W Coldwatt CWA2-0650-10-SM01電源、Microsoft® Windows Server® 2008 Enterprise Edition SP1 64-ビット

AMDについて:
AMD(NYSE:AMD)は、お客様やパートナー企業と緊密に協力することに注力し、職場で、家庭で、そして遊びの場において、次世代コンピューティングおよびグラフィックス・ソリューションを牽引する革新的技術を提供する企業です。日本AMD株式会社は、AMDの日本法人です。詳細については、http://www.amd.com (英語)または http://www.amd.co.jp (日本語)をご覧ください。

 

脚注