AMD、年次イベント「Financial Analyst Day」にて製品ロードマップを発表、競争力のあるプラットフォームとテクノロジーで今後も製品投入を推進

- 突出した実行力と最新の技術革新により、持続的な成功と成長へ - - 2011年に「AMD Fusion™」ファミリーのAPU(Accelerated Processing Unit、 CPUとGPUの働きを融合した一つのチップ)投入を予定 - - 2011年発表予定の「Bulldozer」(コードネーム)と「Bobcat」(コードネーム)により、 パフォーマンスと電力効率を向上-
2009/11/11
-- このプレスリリースは、米国サニーベール11月11日 午後3:00(EST)発英文プレスリリースの抄訳版です。

日本AMD株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉沢 俊介、米国本社:米カリフォルニア州サニーベール、社長兼CEO:ダーク・マイヤー、以下AMD)は本日、社長兼CEOであるダーク・マイヤー(Dirk Meyer)を始めとしたAMD経営陣が2010年およびその後に続く同社の持続的な成功と成長に向けた戦略について説明する「AMD 2009 Financial Analyst Day」において、AMDのプラットフォーム・ロードマップの新たな詳細を発表しました。

AMDのDirk Meyer(ダーク・マイヤー、社長兼CEO)は次のように述べています。「2009年にAMDは、一貫した財務的業績を達成するための新しいビジネスモデルを持つ、半導体の設計における革新的企業に生まれ変わりました。2010年には、グラフィックス分野においてすでに明確に確立されているリーダー企業としての地位をさらに拡大し、またエンドユーザーの作業負荷に対してさらに優れたパフォーマンスを達成する新しいサーバー向けプラットフォームとクライアントPC向けプラットフォームを投入し、市場での勢いをさらに高める予定です。さらに2011年には、初の『AMD Fusion™』製品投入により、コンピューティングの新しい時代の幕を開け、業界トップの座に向けた道筋を歩んでいきます」

2009年にAMDが達成した主な実績は、下記の通りです。

2010年のAMDロードマップ概要
PCユーザーがグラフィックス面で負荷の高いアプリケーションを使用する機会が増える中、AMDはバランスの取れたパフォーマンスと優れたマルチメディアおよびビジュアル・コンピューティング機能を備えた“プラットフォーム”を提供する唯一の企業となっています。

AMDの2010年のプラットフォーム・ロードマップは、主に下記の通りです(コードネームで記載)。

  • 「Danube」 ‐ AMD初のモバイル・クアッドコア・プロセッサーを搭載した、AMDの次のメインストリーム・ノートPCプラットフォーム。「Danube」は7時間以上のバッテリー駆動時間を達成すると予定です。

  • 「Nile」 ‐ 7時間以上のバッテリー駆動時間を達成する予定の、AMDの第3世代超薄型ノートPCプラットフォーム。

  • 「San Marino」と「Maranello」 ‐ 大規模サーバー市場を対象としたDDR-3ベースのサーバー・プラットフォーム。「Maranello」は、8コアおよび12コアの「Magny-Cours」プロセッサーを搭載し、「AMD Opteron™プロセッサ」のワット性能を前例のないほど飛躍的に向上させるプラットフォームです。「San Marino」は、現在急速に成長しているウェブサービス、クラウドコンピューティング市場に向け、新たな水準の価値と電力効率を提供します。

  • 「Leo」 ‐ DirectX® 11グラフィックスへの対応と「ATI Eyefinity™」テクノロジーによって惹き込まれるようなゲーム・エクスペリエンスを実現する究極のパフォーマンスが期待される、業界初の6コア・デスクトップCPUを搭載した次世代のパワーユーザー向けデスクトップPCプラットフォーム。

2011年のAMDロードマップ概要
AMDの2011年のロードマップは、主に下記の通りです。AMDは以下の製品投入によって、新しいコンピューティング時代の幕を開けます(コードネームで記載)。

  • 「Bulldozer」と「Bobcat」 ‐ それぞれ異なる使用モデルをターゲットとしたx86コア。「Bulldozer」は、メインストリーム・サーバー、デスクトップPC、ノートブックPC市場のためのまったく新しいハイパフォーマンス・アーキテクチャーであり、マルチスレッド・コンピューティング・パフォーマンスに向けた新たなアプローチによって、先進的な効率とスループットを実現します。「Bulldozer」は高度な拡張性を備えたシングルチップのAPU (Accelerated Processing Unit)コンフィグレーションによってGPUと連携するよう設計された、極めて優れた選択肢となるCPUです。「Bobcat」は、極小かつ非常に柔軟で、APUコンフィグレーションにおいて他のIPとも組み合わせることのできる拡張性を備えたコアであり、低消費電力、超薄型ノートブックPC市場をターゲットとしています。

  • 「Llano」 ‐ メインストリーム・ノートPCとデスクトップ市場をターゲットとするAPU。CPUとGPUの働きを一つのチップにまとめ、優れたビジュアル・コンピューティング・エクスペリエンス、低消費電力による卓越したパフォーマンス、また長いバッテリー駆動時間を実現する、次世代の設計に基づいた製品ファミリーの最初の製品です。「Llano」は、「Bulldozer」や「Bobcat」搭載のAPUに先駆け、業界初のAPUプロセッサーになる予定です。

  • 「Brazos」 ‐ 「Bobcat」コアと統合GPUを内蔵したAPU「Ontario」を搭載する、低価格・低消費電力の超ポータブル・プラットフォームで、低消費電力と優れたパフォーマンスを実現する予定です。

  • 「Zambezi」 ‐ 初の「Bulldozer」コア搭載となる、最大8個のコアを搭載したパワーユーザー向けのデスクトップ・プロセッサーです。

(※1)FLOPS単位で測定された実際の演算能力に基づき、最高性能プロセッサーであることを主張しています。AMD社内の試算では、「ATI Radeon HD 5800シリーズ」で使用されている同プロセッサーが2.72TeraFLOPSを実現することが示されており、これは2009年9月23日時点で発表されているほかのどのマイクロプロセッサーをも上回る処理性能となっています。AMDのGPUは、大規模並列処理を伴うアプリケーションで優れた性能を発揮するように設計・構築されており、FLOPSは必ずしもすべてのアプリケーションでの最高性能を示す指針とはなりません。

■補足資料(英文)

 

注意事項:
この報道発表には、今後の見通しに関する記載を含んでいます。この記載は1995年米国民事証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の中の「事情変更に基く免責」(Safe Harbor:セーフハーバー)条項に準拠したものです。今後の見通しに関する記載事項には、通常「would(意図する)」、「may(推量する)」、「expects(期待する)」、「believes(信じる)」、「plans(計画する)」、「intends(意図する)」、「projects(見込む)」といった言葉やそれらと同様の意味を持つ言葉が使われます。投資家の皆様には、この報道発表に含まれている今後の見通しに関する記載は本リリースの日付時のみにおける信念、想定、期待に基づくものであり、リスクと不確定要素が含まれており、実際の結果は現時点での見通しとは大幅に異なったものになる可能性があることを、警告させていただきます。リスクには次のような可能性が含まれます:AMDのマイクロプロセッサー事業をターゲットとしたIntel Corporationによる価格政策、マーケティング、そしてリベートプログラム、製品バンドルプログラム、基準設定、新製品投入、およびその他の活動が、AMDのマイクロプロセッサーに関する販売計画達成を妨げるリスク。PCおよびコンシューマ・エレクトロニクス製品の需要が現在の予測を下回り、翻ってAMDプロセッサへの需要が現在の予測を下回るリスク。AMD製品に対する需要消失または減少のリスク。時宜を逸することなく新製品や技術を開発、販売、強化および市場の需要に応えるに十分な量、製品ミックスで生産する能力に制約が発生するリスク。ある特定の期間において入手できる製品ミックスの観点から市場の成長とAMD製品およびテクノロジーの需要に対する予期せぬ変化または需要の減少のリスク。競争に必要なレベルの研究開発投資および生産能力を維持できないリスク。製品の需要に対応できる十分な生産体制を確保できないリスク。AMDは、米国証券取引委員会(SEC)に提出した報告書に、これらおよびその他のリスクと不確定性について詳細に記載しています。AMDは投資家の皆様に、これらの報告書を詳細に検討することを強くお薦めします。

AMDについて:
AMD(NYSE:AMD)は、お客様やパートナー企業と緊密に協力することに注力し、職場で、家庭で、そして遊びの場において、次世代コンピューティングおよびグラフィックス・ソリューションを牽引する革新的技術を提供する企業です。日本AMD株式会社は、AMDの日本法人です。詳細については、http://www.amd.com (英語)または http://www.amd.co.jp (日本語)をご覧ください。

脚注