AMD、コンシューマー向けにパーソナライズされ、適用性とレスポンス性に優れた環境の時代の到来を実現する「サラウンド・コンピューティング」ビジョンの概要を公開

~AMDが、広範なIPポートフォリオとヘテロジニアスなシステム・アーキテクチャーによって支えられる次世代型コンピューティングに向けて計画を発表~
2012/08/29

AMD(米国本社:米カリフォルニア州サニーベール、社長兼CEO:ロリー・リード)は本日、毎年開催される著名な Hot Chipsシンポジウムにおける最初の基調講演で、同社のCTO、マーク・ペーパーマスター(Mark Papermaster)が、来るべき「サラウンド・コンピューティング時代」についてのビジョンを語り、次世代コンピューティングの推進を支援するテクノロジーと設計方法論を実現する、新しいプロセッサー・アーキテクチャーの詳細を公開したと発表しました。サラウンド・コンピューティングは、パーベイシブ・コンピューティングやアンビエント・コンピューティングといったトレンドの延長線上のものであり、コンピューティング・テクノロジーがまったく自然に日常に溶け込んだ環境を言い表した言葉です。

AMDのペーパーマスターは、開会の挨拶の中で次のように語っています。「サラウンド・コンピューティングの世界では、ユーザーはキーボードやマウスを使わず、音声や顔認識といった自然なユーザー・インターフェイスを利用することで、これまでとは全く異なるPC体験を享受し、クラウドとクライアントとの間でエクサバイト級のイメージや自然言語データをやり取りすることを想像しています。そして究極の目標は、インテリジェントで重要かつコンテキスチュアルな洞察や価値を提供するデバイスの登場であり、革新性を持った多様なアプリケーションにより、リアルタイムにコンシューマーの日常生活を改善できるようにすることです。AMDは、ユーザーのニーズを理解し、さらには予測できるデバイスの探求において先んじており、バックグラウンドを感じさせない自然なユーザー・インターフェイスを研究しています。」

ペーパーマスターは、「サラウンド・コンピューティング時代」は、中央処理装置(CPU)、グラフィックス処理装置(GPU)、固定論理関数、およびインターコネクト・ファブリックなどを含む堅牢な「プラグ&プレイ」のIPポートフォリオに依存することになると述べています。また、AMDが次期発表予定の「Steamroller(スチームローラー)」CPUアーキテクチャーの重要項目についても紹介し、業界標準の「ヘテロジニアス・システム・アーキテクチャー(HSA)」により、ソフトウェア開発者が容易にスカラー処理および並列処理の負荷を最も適切な演算ユニットに割り当てることが可能になり、電力の最適化を図ることができると説明しています。

「サラウンド・コンピューティング時代への道のりは確かに険しいが、グラフィックス処理の20年にわたる進化により、ピンポンゲームから、傑出したリアルな映像を使った今日の最新のゲームタイトルをもたらしたように、非常に楽しみだと言えます。これを実現するには、業界を挙げて取り組む必要があり、HSAが次世代コンピューティングを実現するための道のりを切り開いていくのです」(ペーパーマスター)。

ご参考資料

  •  マーク・ペーパーマスターのHot Chipsでの基調講演のハイライト映像、およびHot Chipsにおける他のAMDの講演者のハイライトについては、マーク・ペーパーマスターのHot Chipsブログをこちらよりご覧下さい。

AMDについて

AMD(NYSE:AMD)は、お客様やパートナー企業と緊密に協力することに注力し、職場で、家庭で、そして遊びの場において、次世代コンピューティングおよびグラフィックス・ソリューションを牽引する革新的技術を提供する企業です。日本AMD株式会社は、AMDの日本法人です。詳細については、http://www.amd.com(英語)またはhttp://www.amd.co.jp(日本語)をご覧ください。

脚注