AMD、プロフェッショナル3Dグラフィックスカード新製品「ATI FirePro™ V8750 3Dワークステーション・グラフィックス・アクセラレーター」を発表

- 同等の競合ソリューションとの比較で最大4倍の処理能力を実現し、メモリ帯域幅を向上*1 - - メーカー希望小売価格1,800ドル未満でも卓越した演算能力を実現、複雑なデザインにも対応 -
2009/07/28
-- このプレスリリースは、米国サニーベール7月28日午前0:01(EST)発英文リリースの抄訳です。

日本AMD株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉沢 俊介、米国本社:米カリフォルニア州サニーベール、社長兼CEO:ダーク・マイヤー、以下AMD)は、今日のCAD(コンピュータ支援設計)、DCC(Digital Content Creation:デジタル・コンテンツ制作)、石油・ガス施設のプラント設計のプロフェッショナル・ユーザーなど、極めて複雑で高い生産性を必要とする市場向けに、ウルトラハイエンドのプロフェッショナル・グラフィックス・ハードウェア製品として、「ATI FirePro™ V8750 3Dワークステーション・グラフィックス・アクセラレーター」を発表しました。

  • 「ATI FirePro™ V8750 3Dワークステーション・グラフィックス・アクセラレーター」は、今日の3Dプロフェッショナル・グラフィックス全製品の中でも最高のシェーダー・エンジン数(800個)とメモリ帯域幅(115.2GB/秒)を誇ります*1。これによって、各分野のプロフェッショナル・ユーザーは、非常に複雑なモデルや写真のようにリアルな画像のリアルタイム・レンダリングを行うことができます。
  • 「ATI FirePro V8750 3Dワークステーション・グラフィックス・アクセラレーター」のウルトラ並列処理アーキテクチャーは、必要とされる場所に自動的にグラフィックス処理能力を割り当てることで、スループットを最大化させます。演算リソースをインテリジェントに管理することでGPUの利用を増加させ、複雑なモデルや高フレームレートの動画シーンのリアルタイム・レンダリングを実現します。こうしたアクセラレーションを実現するのが、先進のハードウェア技術とソフトウェア技術を組み合わせたATI Streamテクノロジー*であり、これによって、システムはワークステーション内のCPUとGPUの両方を活用し、負荷のバランスを動的に取ることが可能となり、アプリケーション性能の高速化を実現します。

    *ATI Streamテクノロジー: http://ati.amd.com/technology/streamcomputing/
  • 「ATI FirePro V8750 3Dワークステーション・グラフィックス・アクセラレーター」を使用することで、シェーダー・ユニットとメモリ帯域幅を活用するアプリケーションでは、競合ソリューションよりも大幅に優れた動作が実現します。例えば、『ATI FirePro V8750 3Dワークステーション・グラフィックス・アクセラレーター』と同等の競合ソリューションを比較した場合、Siemens PLMのUG NX4ソフトウェアでは最大56%の、Autodesk 3ds Max OGLでは118%の高速化が実現します*2
  • 2GBのGDDR5フレームバッファ・メモリの搭載により、エンジニアや設計者は、プロフェッショナル・アプリケーションにこれまで影響を及ぼしてきたメモリの制限を気に掛けることなく、プロジェクト作業に自由に専念できます。
  • 「ATI FirePro V8750 3Dワークステーション・グラフィックス・アクセラレーター」は、同等の競合ソリューションとの比較でメモリ帯域幅が30%向上しており*1、最新のメモリ技術であるGDDR5を搭載することで、帯域幅と電力消費に優れた製品となっています。
  • 2つのDisplayPort出力、1つのDual Link対応DVI出力、1つのステレオ同期出力によって、先進のモニターと高解像度のサポートに必要な汎用性と先進機能が実現しています。さらに、ネイティブ・マルチカード・サポートによって、同一のワークステーション内で2つ目の「ATI FirePro V8750 3Dワークステーション・グラフィックス・アクセラレーター」を追加し、ディスプレイ4台を駆動できるため、より多くの情報を見ることができ、また、より多くの作業を処理することが可能になります。
  • 「ATI FirePro V8750 3Dワークステーション・グラフィックス・アクセラレーター」は、独立系ソフトウェア・ベンダーより90以上の認証を取得しており、業界標準の信頼性を実現するため、包括的な試験を経ています。
  • 今回の製品発売と時を同じくして、AMDは、2つの別々のグラフィックスカードの処理能力を組み合わせ、アプリケーション性能を高めることで生産性を最大化することのできるATI CrossFire™ Proテクノロジーの提供も発表しています。この機能は、相互接続ケーブルを使用して2つのグラフィックスカードを連結させるだけで、UG NX、Ensight、Maya、Teamcenterをはじめ、CADやDCCのアプリケーションで大幅な性能向上を実現できるよう設計されています。ATI CrossFire™ Proは、「ATI FirePro V8750 3Dワークステーション・グラフィックス・アクセラレーター」だけでなく、「ATI FirePro™ V5700」、「ATI FirePro™ V7750」、「ATI FirePro™ V8700 3D」のワークステーション・グラフィックス・アクセラレーター製品など、ミッドレンジ以上のグラフィックスカードにも対応する予定です。当初はWindows XP(32ビット、64ビット)に対応し、他のOSについては、2009年下半期に対応する予定です。
  • 新製品の「ATI FirePro V8750 3Dワークステーション・グラフィックス・アクセラレーター」は現在、1,799ドル(メーカー希望小売価格)で提供されています。「ATI FireProグラフィックス・アクセラレーター」は、世界各国のOEM、システム・インテグレーター、チャネル・パートナーから提供されています。

AMDStudioGPUのコメント:
AMDのJanet Matsuda(ジャネット・マツダ、プロフェッショナル・グラフィックス担当シニア・ディレクター)は、次のように述べています。「デジタル・コンテンツ制作やハイエンドCADのユーザーは、高度なレンダリングを必要とするため、高価格ソリューションの使用を余儀なくされてきました。『ATI FirePro V8750 3Dワークステーション・グラフィックス・アクセラレーター』は、メーカー希望小売価格1,800ドル未満で比類のない性能と2GBのフレームバッファ・メモリを実現します。クリエイティブ・プロフェッショナルやエンジニアリング・プロフェッショナルは今後、彼らが持つべき強力なグラフィックスを低価格で購入できます」

StudioGPUのDavid Koenigs氏(CEO)は、次のように述べています。「当社のリアルタイム3Dワークフロー/レンダリング製品であるMachStudio Proは現在すでに高速ですが、新製品の『ATI FirePro V8750 3Dワークステーション・グラフィックス・アクセラレーター』によって、さらなる性能向上が実現することに驚愕しています。各地の設計企業や3Dアーティストは、最新の『ATI FirePro V8750 3Dワークステーション・グラフィックス・アクセラレーター』を使用し、MachStudio Proの非線形リアルタイム3Dフィニッシング・ワークフローを行うことで、大規模かつ複雑なプロジェクトを驚異的なスピードで処理できます。ATIのグラフィックス・アクセラレーターによって、中小規模のスタジオは今後、思考の速度で作業を行い、最も規模が大きく、最も設備の充実した生産施設ですらわずか1年前には実現不可能だった方法で、ワークフローを合理化できます」

■「Siggraph 2009」への出展について
8月4日~6日に米国ルイジアナ州ニューオリンズ「Ernest N. Morial Convention Center」で開催されるコンピューター・グラフィックスの国際展示会「Siggraph 2009」へ、「ATI FirePro V8750 3Dプロフェッショナル・グラフィックス・アクセラレーター」を出展します。(AMDブース: No. 2417)

■補足資料(英文)
・「ATI FirePro™ V8750 3Dワークステーション・グラフィックス・アクセラレーター」を使ったStudioGPUの3Dコンテンツ制作ワークフローについて(動画): http://budurl.com/t4la
・AMDのジャネット・マツダのコメント(AMD At Workブログ): http://budurl.com/vnuk
・「ATI FirePro™ 3Dワークステーション・グラフィックス・アクセラレーター」について:
http://www.amd.com/us/products/workstation
・「ATI CrossFire™ Pro」テクノロジーについて: http://www.amd.com/crossfirepro
・AMDプロフェッショナル・グラフィックスについてのアップデート(Twitter:@ATIFirePro): http://twitter.com/ATIFirePro
・その他AMD全般についてのアップデート(Twitter:@AMDUnprocessed): http://twitter.com/AMD_Unprocessed
・PTCのPaul Sagar氏(Product Manager CAD Solutions)のコメント(動画)
(CADユーザー向けのリアルタイムソリューションとしての「ATI FirePro」について): http://budurl.com/ph8f
・Jon Peddie ResearchのDr. Jon Peddie(Founder and President)のコメント(動画)
(ワークステーション・ビジネスにおける成功の秘訣について): http://budurl.com/tcx7
・Redway3dのLionel Schmitt氏(CEO)のコメント(動画)
(プロフェッショナル・ユーザーのニーズに合う革新的グラフィックス・ソリューションの実現に向けAMDとの協業について):
http://www.youtube.com/watch?v=EMs5WydXWYE&feature=channel_page


*1 NVIDIA Quadro FX 4800(192個のシェーダ・プロセッサ)とATI FirePro V8750 3Dワークステーション・グラフィックス・アクセラレーター(800個)の比較による、4倍のシェーダー・エンジン。NVIDIA Quadro FX 4800(76.8GB/秒)とATI FirePro V8750 3Dワークステーション・グラフィックス・アクセラレーター(115.2GB/秒)の比較による、1.3倍のメモリ帯域幅。システム構成:Windows XP 32ビット、SP2、4GBシステムメモリ、Intel Core2 Extreme Q6850 @ 3.00 GHz、1333MHz FSB、8MB L2キャッシュ

*2 UG NX4グラフィックス・コンポジットによる、NVIDIA Quadro FX 4800(16.34)とATI FirePro V8750 3Dワークステーション・グラフィックス・アクセラレーター(25.45)の比較と、3dsmax 9(OpenGL)による、NVIDIA Quadro FX 4800(2.3)とATI FirePro V8750 3Dワークステーション・グラフィックス・アクセラレーター(5.22)の比較。システム構成:Windows XP 32ビット、SP2、4GBシステムメモリ、Intel Core2 Extreme Q6850 @ 3.00 GHz、1333MHz FSB、8MB L2キャッシュ


AMD
について:
AMD(NYSE:AMD)は、お客様やパートナー企業と緊密に協力することに注力し、職場で、家庭で、そして遊びの場において、次世代コンピューティングおよびグラフィックス・ソリューションを牽引する革新的技術を提供する企業です。日本AMD株式会社は、AMDの日本法人です。詳細については、http://www.amd.com (英語)または http://www.amd.co.jp (日本語)をご覧ください。

脚注