AMD、x86の新たなイノベーションを実現 2つの新しいコア デザインの詳細を明らかに

-新たなCPUおよびAMD Fusion APUデザインへの道を開く、低消費電力市場向け「Bobcat」およびハイパフォーマンス市場向け「Bulldozer」-
2010/08/24
(米国発8月24日英文プレスリリース抄訳)

AMD(米国本社:米カリフォルニア州サニーベール、社長兼CEO:ダーク・マイヤー)は本日、米国で開催されるカンファレンス『HOT CHIPS 22』においてハイパフォーマンスなマルチスレッド コンピューティングに対するAMDのユニークなアプローチと消費電力1ワット以下の低電力デザインを含む、次世代x86プロセッサの2つのデザインの詳細を明らかにする予定です。ハイパフォーマンスPCとサーバー市場向けのコアデザイン「Bulldozer」(ブルドーザー:開発コード名)と、低消費電力ノートブックと小型デスクトップ市場向けのコアデザイン「Bobcat」(ボブキャット:開発コード名)は、ユーザーの具体的なニーズとコンピューティングの負荷要件へ応えられるようにゼロからデザインされました。これらの新しいコアは、AMD Fusion APU(Accelerated Processing Unit)製品および新しいハイパフォーマンスサーバー/クライアントCPUを含む、AMDのこれからのロードマップにおいて中心的な役割を果たすことになります。

AMDの技術開発担当シニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャ、チェキブ・アクラウト(Chekib Akrout)は次のように述べています。「これは私の個人的な見解ですが、BulldozerとBobcatは当社のこれまでの歴史における最高の技術的成果というだけでなく、業界にとっても最も重要な技術であると自負しています。これらのコアを基盤に構築されたCPUとAPUによって、お客様は革新的なPCフォームファクタの新たな波とハイパフォーマンスコンピューティング環境を提供することが可能になります。」

『HOT CHIPS 22』の「New Processor Architectures」(新しいプロセッサ アーキテクチャ)のセッションにおいて、Bobcatのチーフ・アーキテクトでAMDフェローのブラッド・バーゲス(Brad Burgess)と、AMDフェローでBulldozerのチーフ・アーキテクトであるマイク・バトラー(Mike Butler)がそれぞれプレゼンテーションを行う予定です。x86アーキテクチャはコンピューティングの心臓部となる要素で、AMDはそのコア デザインを常に進化させ改良を進めてきました。BulldozerコアとBobcatコアもこの進化の途上にあり、その最終的な製品がユーザー環境に変革をもたらすことができるようにデザインされています。

Insight 64社のリサーチフェロー、ネイサン・ブルックウッド(Nathan Brookwood)氏は次のように述べています。「2つの新しいアーキテクチャによってハイパフォーマンス市場と低消費電力市場の両方へ同時に応えたことは、AMD社にイノベーションが脈々と息づいていることを業界に示す素晴らしい成果です。」

新しいコアのハイライトは次のとおりです。

Bulldozer(ブルドーザー)

  • マルチスレッドコンピューティングパフォーマンスへの革新的なアプローチで、専用コンピューティングリソースと共有コンピューティングリソースのバランスを取ることで極めてコンパクトなハイコアカウントデザインを提供し、チップ上で簡単に複製しパフォーマンスをスケールアップすることが可能
  • 新しいx86指示のサポート(SSE4.1、SSE4.2、AVX、XOP(4オペランドFMACを含む))
  • 高度な電力管理機能
  • 先進の32nmプロセス テクノロジによる製造

Bobcat(ボブキャット) 

  • 1ワット以下の消費電力
  • アウト・オブ・オーダー実行によるハイパフォーマンス
  • 今日のメインストリームPCパフォーマンスの90%(概算)を半分のサイズで実現
  • コアパワーゲートおよび低消費電力用に最適化されたマイクロアーキテクチャ
  • 複数の製造技術間で簡単に移行できる、高度な統合が可能なデザイン

その他の情報

AMDについて

AMD(NYSE:AMD)は、お客様やパートナー企業と緊密に協力することに注力し、職場で、家庭で、そして遊びの場において、次世代コンピューティングおよびグラフィックス・ソリューションを牽引する革新的技術を提供する企業です。日本AMD株式会社は、AMDの日本法人です。詳細については、http://www.amd.com (英語)またはhttp://www.amd.co.jp/ (日本語)をご覧ください。

脚注