AMD、2009年第1四半期の決算を発表

2009/04/21
-- このプレスリリースは、米国サニーベール4月21日発英文リリースの抄訳です。

AMD(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉沢 俊介、米国本社:米カリフォルニア州サニーベール、会長兼CEO:ダーク・マイヤー、以下AMD)は本日、2009年第1四半期の決算を発表しました。

今回の決算ではGLOBALFOUNDRIES Inc.の2009年3月2日時点の業績を連結しており、また今会計年度からFoundry部門を作成しています。今回決算において「AMD」と記載している場合はGAAPベースのこの連結決算を意味します。「AMD Product Company」と記載している場合にはFoundry部門と部門間の重複除外を除いたAMDを意味します※1,2。

AMDの2009年第1四半期の売上高は11億7,700万ドルでした。第1四半期の売上高は直前期比では横ばい、前年同期比では21%減となりました。

AMDのDirk Meyer(ダーク・マイヤー、社長兼CEO)は次のように述べています。「現在の厳しい経済状況下においてAMDがマイクロプロセッサの出荷台数と売上高を拡大できたことは、顧客から最大限の価値が求められる環境においてもAMDは成長を遂げ得ることを意味しています。この第1四半期には多数の重要な項目を達成しました。GLOBALFOUNDRIESを設立し、新製品とプラットフォーム発表のペースを維持し、また事業再編活動を着実に進展させました。これによってより機動性の高い企業となり、業界をリードするコンピューティング・テクノロジーとグラフィックス・テクノロジー両者の設計、統合能力を備えるというAMDの強みに基づいて長期的な視野に立ち成功を収めることができるようになりました」

2009年第1四半期のAMDの普通株主に帰属する純損失は4億1,600万ドル(1株当たり0.66ドル)でした。これには下表に示す悪影響による純損失額2,200万ドル(1株当たり0.04ドル)が含まれています※3。AMDの営業損失は3億800万ドルでした。

2008年第4四半期の継続業務からの売上高は11億6,200万ドル、純損失は14億3,700万ドル、営業損失は12億7,400万ドルでした。2008年第1四半期の継続業務からの売上高は14億8,700万ドル、純損失は3億5,100万ドル、営業損失は2億3,400万ドルでした。

2009年第1四半期のAMD Product Companyの調整済み非GAAP純損失は1億8,900万ドル、調整済み非GAAP営業損失は1億2,400万ドルでした。

2009年第1四半期のAMDの粗利益率は、2008年第4四半期に減価償却を行った在庫の売却益6,400万ドルによる5%ポイントの押し上げ効果を含めて43%でした。2008年第4四半期の祖利益率は23%で、これには、在庫の帳簿価格切下げを行ったことによる2億2,700万ドルの損失から発生した20%ポイントの悪影響が含まれていました。2009年第1四半期のAMD Product Companyの非GAAP粗利益率は35%でした。

現時点での今後の見通し:
AMDの決算見通しは、継続業務に関する現時点での予測に基づくものです。以下の記述は将来を予測したもので、市場情勢と下記「注意事項」に記載された要因により、実績は大きく異なる場合があります。

現在のマクロ経済的状況、不透明な見通し、従来からの季節的変動を踏まえ、AMDは2009年第2四半期のProduct Companyの売上高が減少すると予想しています。

2009年第1四半期のハイライト:

  • AMDはAdvanced Technology Investment Company(ATIC)とアブダビのMubadala Development Companyとの間のAsset Smart取引を完了し、最先端のファウンドリー企業(半導体製造専門企業)であるGLOBALFOUNDRIESを設立しました。
  • AMDは超薄型ノートPC向けの「Yukon」プラットフォームを発表し、Laptop 誌からCES「Best-of-Show」を受賞したHP Pavilion dv2で初めて採用されました。 ?
  • AMDはHD(高精細度)のゲーム、ビデオ処理、およびエンターテインメントをリーズナブルな価格で実現する「Dragon」プラットフォームの提供を開始しました。「AMD Phenom™ II X4プロセッサ」をベースとした「Dragon」システムは、Dell、Alienware、およびHPを含む40社を超える世界中のAMDパートナーから発売されます。また「AMD Phenom IIプロセッサ」の新製品と業界初の45nmトリプル・コア・プロセッサーの投入により、デスクトップ向け製品のラインナップを拡大しました。
  • AMDは「ATI Mobility Radeon™ HD 4000シリーズ」グラフィックスの新製品により、数々の賞を受賞した「ATI Mobility Radeon HDシリーズ」グラフィックスの製品ラインナップを拡大しました。
  • Dell、HP、IBM 、およびSunは新しい「クアッドコアAMD Opteron™プロセッサ」を採用し、低消費電力化と高性能化を狙いAMD搭載サーバ製品ラインを更新しました。
  • ワークステーション・グラフィックス市場への浸透度を高める戦略の一環として、AMDはエネルギー効率に優れたワークステーション向けの「ATI FirePro™ 2450」と高性能ワークステーション向けの「ATI FirePro V7750 グラフィックス・アクセラレーター」を発表しました。
  • AMDは、「ATI Radeon HD 4800シリーズ」グラフィックスの処理能力を活用し、HD品質のゲームとマルチメディア・エクスペリエンスをHTMLブラウザ経由で事実上どの機器にもストリーミング配信する「AMD Fusion Render Cloud」のデモを行いました。
  • AMDは2009年度のGlobal 100 Most Sustainable Companies in the World100 Best Corporate Citizensに選ばれました。またテキサス州オースチンにあるAMDのLone Starキャンパスは、U.S. Green Building Council Leadership in Energy and Environmental Design (LEED) Green Building Rating System™に基づく「ゴールド」の認定を受けました。

 

AMDの普通株主に帰属する純利益(損失)(GAAP)とAMD Product Companyの純利益(損失)(非GAAP)の調整※1,2,3,4

(単位:1株当たり項目を除き百万)

Q1-09

Q4-08

Q1-08

AMDの普通株主に帰属する純利益(損失)
GAAP/EPS(1株当たり利益)

$(416)

$(0.66)

$(1,443)

$(2.37)

$(364)

$(0.60)

    非継続事業による損失

-

-

(10)

(0.02)

(30)

(0.05)

AMDの普通株主に帰属する継続事業による利益(損失)

$(416)

$(0.66)

$(1,433)

$(2.35)

$(334)

$(0.55)

    2008年第4四半期に減価償却を行った在庫の売却益

64

0.10

-

-

-

-

    在庫の帳簿価格切り下げに伴う損失

-

-

(227)

(0.37)

-

-

    取得無形資産の償却

(18)

(0.03)

(30)

(0.05)

(40)

(0.07)

    ATI の営業権および無形資産の減損

-

-

(684)

(1.12)

-

-

    事業再編費用

(60)

(0.10)

(50)

(0.08)

-

-

    「GLOBALFOUNDRIES」設立に係るAMD Product Company関連費用

(21)

(0.03)

(23)

(0.04)

-

-

    投資にかかる総費用

(9)

(0.01)

(21)

(0.03)

-

-

    債務の買戻しによる利益

108

0.17

26

0.04

-

-

    モバイル部門売却益

28

0.04

-

-

-

-

    「GLOBALFOUNDRIES」設立に伴う課税規定増加分

(114)

(0.18)

-

-

-

-

悪影響による純損失額

$(22)

$(0.04)

$(1,009)

$(1.66)

$ (40)

$(0.07)

AMDの普通株主に帰属する純利益(損失) 非GAAP

$(394)

 

$(424)

 

$(294)

 

Foundry部門と部門間の重複除外を除いた純利益(損失)

(317)

(0.51)

 

 

 

 

    「GLOBALFOUNDRIES」設立に伴う課税規定増加分

114

0.18

 

 

 

 

    非支配持分に帰属する純損失(利益)

6

0.01

 

 

 

 

    B種優先株の配当

(8)

(0.01)

 

 

 

 

AMD Product Companyの純利益(損失) 非GAAP

$(189)

 

 

 

 

 


AMDの普通株主に帰属する営業利益(損失)(GAAP)とAMD Product Companyの営業利益(損失)(非GAAP)の調整※1,2,3,4

(単位:百万)

Q1-09

Q4-08

Q1-08

営業利益(損失) GAAP

$ (308)

$ (1,274)

$ (234)

2008年第4四半期に減価償却を行った在庫の売却益

64

-

-

在庫の帳簿価格切り下げに伴う損失

-

(227)

-

取得無形資産の償却

(18)

(30)

(40)

ATI の営業権および無形資産の減損

-

(684)

-

事業再編費用

(60)

(50)

-

「GLOBALFOUNDRIES」設立に係るAMD Product Company関連費用

(21)

(23)

-

営業利益(損失) 非GAAP

$ (273)

$ (260)

$ (194)

Foundry部門と部門間の重複除外を除いた純利益(損失)

(149)

 

 

AMD Product Companyの営業利益(損益) 非GAAP

$ (124)

 

 


AMDの普通株主に帰属する粗利益(GAAP)とAMD Product Companyの粗利益(非GAAP)の調整※1,2,3,4

(単位:%項目を除き百万)

Q1-09

Q4-08

Q1-08

粗利益 GAAP

$ 503

$ 272

$ 621

粗利益率 GAAP %

43%

23%

42%

2008年第4四半期に減価償却を行った在庫の売却益

64

-

-

在庫の帳簿価格切り下げに伴う損失

-

(227)

-

粗利益  非GAAP

$ 439

$ 499

$ 621

粗利益率 非GAAP %

37%

43%

42%

Foundry部門と部門間の重複除外を除いた純利益(損失)

27

 

 

AMD Product Companyの粗利益 非GAAP

$ 412

 

 

AMD Product Companyの粗利益率 非GAAP

35%

 

 


セグメント毎の売上高および出荷状況※4

(単位:%項目を除き百万)

Q1-09

vs Q4-08

vs Q1-08

コンピューティング ソリューション部門

 

 

 

売上高

$ 938

7%

-21%

マイクロプロセッサ・ユニット

 

up

down

マイクロプロセッサ平均販売価格 (ASP)

 

down

down

グラフィックス部門

 

 

 

売上高

$ 222

-18%

-15%

グラフィックス・プロセッサ・ユニット

 

down

down

グラフィックス・プロセッサ・ユニットの平均販売価格 (ASP)

 

down

up

1 Foundry部門には2009年第1四半期開始時点でのフロントエンド・ウエハ製造業務による業績が含まれ、これには2009年3月2日から2009年3月28日までのGLOBALFOUNDRIESの業績が含まれています。部門間の重複除外はAMD Product CompanyとFoundry部門の間での売上高、売上原価、および利益を対象としています。

2 AMD Product Companyに対しては、本プレスリリースの末尾に記載されているように、損益計算書や各種バランスシート項目など、非GAAPの業績も提供しています。さらに、AMD Product Companyに関して、純利益(損失)、営業利益(損失)、祖利益率などの非GAAPの数値には、本プレスリリースの末尾に記載された調整が加えられていません。この非GAAPの業績値により、投資家の皆様には、Foundry部門を除外した業績、部門間の重複除外、本プレスリリースの末尾に記載された調整について理解が容易になるとAMD経営陣は考えています。

3 本プレスリリースでは、AMDの普通株主に帰するAMDの純損失、営業利益(損失)、祖利益率について、GAAPによる業績に加え非GAAPの業績も記載しています。この非GAAPの数値については、本プレスリリース中の表に記載された調整が加えられていません。この非GAAPの業績値により、投資家の皆様には現在と過去の業績の比較が容易になるとAMD経営陣は考えています。

4 年次のデータについては本プレスリリース末尾の対応する表をご覧ください。

AMDについて
AMD(NYSE:AMD)は、お客様やパートナー企業と緊密に協力することに注力し、職場で、家庭で、そして遊びの場において、次世代コンピューティングおよびグラフィックス・ソリューションを牽引する革新的技術を提供する企業です。日本AMD株式会社は、AMDの日本法人です。詳細については、http://www.amd.com (英語)または http://www.amd.co.jp (日本語)をご覧ください。

Cautionary Statement
This release contains forward-looking statements concerning AMD Product Company, its second quarter 2009 revenue, and its future products and technologies, which are made pursuant to the safe harbor provisions of the Private Securities Litigation Reform Act of 1995. Forward-looking statements are commonly identified by words such as “would,” “may,” “expects,” “believes,” “plans,” “intends,” “projects,” and other terms with similar meaning. Investors are cautioned that the forward-looking statements in this release are based on current beliefs, assumptions and expectations, speak only as of the date of this release and involve risks and uncertainties that could cause actual results to differ materially from current expectations. Risks include the possibility that Intel Corporation’s pricing, marketing and rebating programs, product bundling, standard setting, new product introductions or other activities targeting the company’s business will prevent attainment of the company’s current plans; global business and economic conditions will continue in their current state or worsen resulting in lower than currently expected revenue in the second quarter of 2009 and beyond; the company’s Asset Smart strategy will be less beneficial than anticipated; demand for computers and consumer electronics products and, in turn, demand for the company’s products will be lower than currently expected; customers stop buying the company’s products or materially reduce their demand for its products; the company will require additional funding and may not be able to raise funds on favorable terms or at all; the company’s restructuring efforts will not be effective; the company will be unable to develop, launch and ramp new products and technologies in the volumes and mix required by the market and at mature yields on a timely basis; there will be unexpected variations in market growth and demand for the company’s products and technologies in light of the product mix that it may have available at any particular time or a decline in demand; the company will be unable to transition its products to advanced manufacturing process technologies in a timely and effective way; the company will be unable to maintain the level of investment in research and development and capacity that is required to remain competitive; and the company will be unable to obtain sufficient manufacturing capacity or components to meet demand for its products or will under-utilize its commitment with respect to GLOBALFOUNDRIES’ microprocessor manufacturing facilities. Investors are urged to review in detail the risks and uncertainties in the company’s Securities and Exchange Commission filings, including but not limited to the Annual Report on Form 10-K for the year ended December 27, 2008.

脚注