AMD、45nm「AMD Phenom™ II トリプルコア・プロセッサ」を発表、次世代メモリー規格への移行の基礎を確立し、メインストリーム市場向け「Dragonプラットフォーム」テクノロジーの価値を拡大

- 新製品「AMD Phenom™ II トリプルコア・プロセッサ」「AMD Phenom™ IIクアッドコア・プロセッサ」、 市場ニーズに応え、一般ユーザー、OEM、チャネル・パートナーの選択肢を拡大 -
2009/02/09
-- このプレスリリースは、米国サニーベール2月9日発英文リリースの抄訳です。

日本AMD株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長: 吉沢 俊介、米国本社:米カリフォルニア州サニーベール、社長兼CEO:ダーク・マイヤー、以下AMD)は本日、業界唯一の45nmトリプルコア・プロセッサーと3種類の新しい「AMD Phenom™ IIクアッドコア・プロセッサ」を含む5種類の新製品を「AMD Phenom IIプロセッサ・ファミリー」に追加し、「Dragonプラットフォーム」テクノロジーの価値を拡大しプラットフォームとしての寿命を長期化します。これらの「AMD Phenom IIプロセッサ」は、ユーザーの選択肢を広げると同時に次世代メモリー規格への移行の基礎を確立する製品であり、CPUソケットはAM2+とAM3の両方に適合し、DDR2と次世代メモリー技術であるDDR3に対応しています。AMDは今後も、OEMやチャネル・パートナーに加え、PCを自作・カスタマイズするDIYユーザーのために、「Dragonプラットフォーム」テクノロジーの価値を高めていきます。

最新の「AMD Phenom IIプロセッサ」は、「AMD Phenomプロセッサ」の従来世代製品から大幅な性能向上を実現し、メインストリーム価格帯でありながら驚くべきユーザー・エクスペリエンスを提供します。また、競合他社のプラットフォームでは相当なコストをかけてDDR3メモリーへ直ちにアップグレードしなければなりませんが、AMD新プロセッサではそのアップグレードコストは不要です。AMDの戦略的なアーキテクチャー設計によって、一般ユーザーは、マザーボードやメモリー技術のアップグレードのために高額な費用の支払いを強いられることなく、自らの予算や全体的なユーザー・エクスペリエンスに最適なPCのアップグレード計画を立てることができます。

AMDのLeslie Sobon(レスリー・ソボン、プロダクトマーケティング担当副社長)は、次のように述べています。「最新のデスクトップPCを購入する場合でも、既存システムの一部品をアップグレードする場合でも、一般ユーザーがこれまで以上に価値を求めていることをAMDは認識しています。インフラストラクチャーの互換性と「AMD Phenom IIトリプルコア・プロセッサ」との組み合わせにより、AMDは部品やプラットフォーム・レベルで競合他社が真似することのできない、極めて戦略的な設計上の決定を2つ下したことになります」

IDC社のBob O’Donnell氏(Vice President、Clients and Displays)は、次のように述べています。「こうした不況の中、PC購入者は、自らの技術投資を可能な限り活用したいと考えています。強力な性能と柔軟性を魅力的な価格帯で実現するソリューションを提供できる企業は、明らかに優位な立場に立つことができます」

トリプルコアの技術革新を拡大:
他の条件がすべて同じであれば、3コアは2コアより高性能であるものの、4コアより劣ることは揺るぎのない事実です。一般的に、コアのコストは直線的に拡大します。しかし、デュアルコア・システムに匹敵する価格でトリプルコアの性能を引き出すことができたとしたら、どうでしょうか。これが「AMD Phenom IIトリプルコア・プロセッサ」が満たしている市場ニーズです。65nm製品として初めて登場した「AMD Phenom IIトリプルコア・プロセッサ」の最新の45nm製品を、従来世代の「AMD Phenomプロセッサ」と比べた場合、エネルギー効率の向上、アイドル時の消費電力の改善、驚異的な余裕による性能チューニングなど、AMDの45nmデスクトップ・プロセッサの全製品と同様の向上を見ることができます※1。AMDは今後も、競争力の高いソリューションを魅力的な価格で提供し、顧客企業と一般ユーザーの多様なニーズに応えていきます。デュアルコア、トリプルコア、クアッドコアに関わらず、AMDは、期待を上回るプラットフォーム・レベルのソリューションを提供し、すべての製品で競争力のある価格を実現します。

プラットフォームの互換性:
最新の「AMD Phenom IIプロセッサ」の持つ設計の互換性によって、デスクトップPCをアップグレードする際にも、AM2+とAM3の異なるインフラストラクチャーで既存のマイクロプロセッサー技術を使用し続けることができます。つまり、「AMD Phenom IIプロセッサ」は、DDR2メモリーとDDR3メモリーのいずれとも等しく有効に動作するため、ユーザーはアップグレードをしたいかどうか、そしてそれをいつ実行するかを選択できます。AMDのユーザーとパートナーは今後、同社の革新的なマルチコア技術を活用することで、AMDのチップセットやグラフィックス・プロセッサと併用した場合は特に魅力的なソリューションを体験できます。

出荷時期と価格について:
今回の「AMD Phenom™ II トリプルコア・プロセッサ」と「AMD Phenom™ IIクアッドコア・プロセッサ」の各新製品は、下記の通りで、即日出荷を開始します。:

  • AMD Phenom™ II X4プロセッサ910 - (2.6GHz)
  • AMD Phenom™ II X4プロセッサ 810 - (2.6GHz)
  • AMD Phenom™ II X4プロセッサ 805 - (2.5GHz)
  • AMD Phenom™ II X3プロセッサ 720 Black Edition - (2.8GHz)
  • AMD Phenom™ II X3 プロセッサ710 - (2.6GHz)

トリプルコアの「AMD Phenom II X3 720 Black Edition」は145米ドル(約14,980円、メーカー希望小売価格:MSRP)であり、「Intel Core 2 Duo E8400プロセッサ」(165米ドル)よりも低価格となっており、より求めやすい価格でより多くのコア数のプロセッサーを入手できることとなります。また、クアッドコアの「AMD Phenom II X4 810プロセッサ」(2.6GHz)は175米ドル(約17,980円、メーカー希望小売価格:MSRP)で、「Intel Core 2 Quad Q8200プロセッサ」(2.33GHz)は170米ドル※2です。

 

※1 オーバークロックに起因する損傷は、AMD の製品保証の対象外となります(「AMD OverDrive™」ソフトウェアを使用し、オーバークロックを有効にした場合を含む)。
※2 インテル製品の価格設定については2009年2月4日時点のwww.newegg.com を参照しております。AMD製品の価格は希望小売価格です。


AMDについて
AMD(NYSE:AMD)は、お客様やパートナー企業と緊密に協力することに注力し、職場で、家庭で、そして遊びの場において、次世代コンピューティングおよびグラフィックス・ソリューションを牽引する革新的技術を提供する企業です。日本AMD株式会社は、AMDの日本法人です。詳細については、http://www.amd.com (英語)または http://www.amd.co.jp (日本語)をご覧ください。

脚注