AMD、新製品「6コアAMD Opteron™プロセッサ」を発表、同一プラットフォーム上での前世代製品比でワット性能を最大34%向上

- 業界を変革するAMDサーバー向け新製品「Istanbul(コードネーム)」を予定より5か月前倒しで市場投入-
2009/06/01
-- このプレスリリースは、米国サニーベール6月1日午後12:30(EST)発英文リリースの抄訳です。

日本AMD株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉沢 俊介、米国本社:米カリフォルニア州サニーベール、社長兼CEO:ダーク・マイヤー、以下AMD)は本日、ダイレクトコネクト・アーキテクチャーを備えた2、4、8ソケットサーバー向けの世界初の6コア・サーバー用プロセッサー、「6コアAMD Opteron™プロセッサ」(コードネーム:「Istanbul」)を発表しました。「6コアAMD Opteronプロセッサ」は、比類のないプラットフォームにおける柔軟性を備え、すべての価格帯において優れた価値を提供するというAMDの取り組みを実現する製品です。

今回の新製品「6コアAMD Opteronプロセッサ」により、AMDは既存のプラットフォームと同一のプラットフォーム上でコア数と拡張性を拡大するというユーザーニーズに応えること、また「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ」と合わせてコスト面とワット性能に優れたソリューションを実現することが可能となりました。「6コアAMD Opteronプロセッサ」搭載システムは2009年6月より、Cray、Dell、HP、IBM、およびSun Microsystemsなどの主要OEMから、マザーボードとインフラストラクチャー・パートナー各社の支援の下、提供される予定です。「6コアAMD Opteronプロセッサ」の低消費電力版(HE)、性能最適化版(SE)、および超低消費電力版(EE)のそれぞれの発表は2009年後半に予定されています。

  • 「6コアAMD Opteronプロセッサ」は既存のプラットフォーム・インフラストラクチャーと、低価格で電力効率に優れたDDR-2メモリ・アーキテクチャーを活用できるため、システム導入費用を削減することができます。
  • プロセッサー間のレイテンシとトラフィックを削減するHyperTransport™Assist(HT Assist)によって4P STREAMメモリの帯域幅が最大60%(※1)拡大され、HPC、仮想化ソリューション、およびデータベースソリューションにおける処理の高速化に貢献します。
  • AMD Virtualization™ (AMD-V™) テクノロジー とAMD-Pスイートの電力管理機能がすべての性能および消費電力帯で実現され、妥協のない選択肢を顧客企業へ提供します。
  • 「6コアAMD Opteronプロセッサ」は、同一プラットフォーム上で前世代のクアッドコア・プロセッサと比較して最大34%のワット性能向上(※2)を達成しています。
    (AMD Opteron™ processor Model 2435 [SPECpower_ssj™2008 overall 1297 ssj_ops/watt, 501,246 ssj_ops at 287W @ 100% target load] とAMD Opteron™ processor Model 2382 [SPECpower_ssj™2008 overall 970 ssj_ops/watt,376,878 ssj_ops at 272W @ 100% target load]との比較)

AMDのPatrick Patla(パトリック・パトラ、サーバー/ワークステーションビジネス担当バイスプレジデント兼ゼネラル・マネージャー)は、次のように述べています。
「AMDはお客様との密接な協力を通して、サーバー市場の経済を変える明確な価値観のシフトが起こっていると確信するに至りました。今回の新製品『6コアAMD Opteronプロセッサ』は、総所有コスト(TCO)の低減、優れたワット性能、および拡張性の向上に対する全てのユーザーニーズの高まりに応えます。『6コアAMD Opteronプロセッサ』は最高水準の性能、効率性を実現しています」

補足資料(英文):

OEMパートナー様からのエンドース・コメント(五十音順)

クレイ・ジャパン・インク  代表取締役社長  中野 守様
6コアの最先端プロセッサ発表を歓迎致します。
弊社スーパーコンピュータのCray XTシリーズは、AMDのOpteronプロセッサを多数搭載したシステムでプロセッサ単体の性能が向上することにより、システム全体の演算性能、スループットが飛躍的に向上します。今回発表製品を利用する事で、Cray XT5 一ラックで10テラフロップス以上の理論最大性能を達成する事が可能になります。クレイ本社ではすでにIntanbulへのアップグレードを決定したお客様が複数おります。日本に於いても今後より高性能、高スループットのシステムをお客様に提供を予定しています。今後もAMDがこのような画期的なプロセッサをいち早く投入されて行くことを期待しています。
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サン・マイクロシステムズ株式会社 システムズ事業本部 執行役員  事業本部長 野々上 仁様
サン・マイクロシステムズ株式会社は、AMDの『6コアAMD Opteron™プロセッサ』の発表を歓迎いたします。サンは、長年に渡る戦略的提携により業界に先駆けて8ソケット4RUのx86サーバ製品『Sun Fire X4600 M2』、ならびに数々の先進的かつ革新的なx86サーバ製品を市場に投入してまいりました。『6コアAMD Opteron™プロセッサ』とサンのx86サーバ製品は、引き続きエンタープライズ/ミッド・マーケットのお客様向けにパフォーマンスや省電力など優位性を備えた製品提供を行ってまいります。また『6コア AMD Opteron™プロセッサ』が、お客様の仮想化環境への要求に応えるサンx86サーバ製品の中心となることを期待しております。サンはこれからも、より効果の高いシステムとクライアントの統合環境や、ハイパフォー マンス・コンピューティングを推進する各種ソリューションを提供してまいります。
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デル株式会社 ラージ・エンタープライズ マーケティング ジャパン・マーケティング本部 部長 楢原 幸弘様
デル株式会社は、AMDにおける、6コアAMD Opteron™プロセッサ「Istanbul(コードネーム)」の発表を歓迎いたします。デルは、シンプルで性能と拡張性に優れたプラットフォームによって効率性に優れたITインフラを構築する“Efficient Enterprise(効率的なエンタープライズ)”を提唱し、お客様の投資対効果向上に努めています。その中核を担うDell PowerEdgeサーバ製品群は、「仮想化への最適化」、「さらなる省電力化」、「運用保守効率とコストパフォーマンスの向上」を製品設計の最重要のテーマとしておりますが、この度の「Istanbul(コードネーム)」の搭載によって、さらに強化されるものと考えています。弊社では、2ソケット、4ソケットのブレードサーバ、ラックマウントサーバ、タワーサーバ全てのフォームファクタにおいて「Istanbul(コードネーム)」を搭載し、お客様のITインフラコストの削減とデータセンターの最適化のために、今後ともAMDと協力していく所存です。
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日本アイ・ビー・エム株式会社 理事 システム製品事業システム x 事業部長 諸富 健二様
日本IBMは、6コアAMD Opteron™プロセッサ「Istanbul(コードネーム)」の発表を歓迎いたします。 IBMが提唱している企業向け基盤「ダイナミック・インフラストラクチャー」を実現することにより、企業はかつてないスピード感でビジネスを展開できるだけでなく、”よりスマート”にビジネスを進化させることができます。 日本IBMは、IBM BladeCenterをはじめ、System x のラック型モデルに本日発表のCPUを採用し、ハイ・パフォーマンス・コンピューティング分野のみならず、さまざまな分野におけるお客様のご要望にお応えできるよう、ラインナップの拡充を図るとともに、お客様のダイナミック・インフラストラクチャー実現をご支援していきます。
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日本ヒューレット・パッカード株式会社 執行役員エンタープライズ ストレージ・サーバ事業統括 統括本部長 松本 芳武様
日本ヒューレット・パッカード株式会社は、電力効率、価格性能比、投資保護の3つの観点で、バランスの取れた性能を提供する「6コアAMD Opteron™プロセッサ」(コードネーム:Istanbul)の発表を歓迎いたします。日本HPでは、「6コアAMD Opteron™プロセッサ」を搭載したHP ProLiant及びHP BladeSystemを近日中に発表する予定です。業界一充実したx86サーバー製品ポートフォリオで、お客様の要求にきめ細かくお応えすると共に、AMDとの緊密な協力のもと、仮想化、サーバー統合、ハイパフォーマンス・コンピューティングにおいて最適なソリューションを提供してまいります。

※1 2009年5月12日時点、AMDパフォーマンスラボでの以下の環境での内部検証による: Tyan Thunder n4250QE (S4985-E)マザーボードに「6コアAMD Opteron™プロセッサ(コードネーム:Istanbul)」Model 8435を4基、32GB (16x2GB DDR2-800)メモリ、SuSE Linux® Enterprise Server 10 SP1 64-bit (HT Assist を利用した場合と利用しない場合で測定)

※2 以下の環境下での検証による: ZT Systems 1224R Datacenter Server, HT1、16GB (4x4GB DDR2-800) memory、80GB SATAII SSD、400W Sparkle Power Int’l LTD SPI4001UG電力供給、Microsoft® Windows Server® 2008 Enterprise SP1 64-bit SPECおよびベンチマーク名称のSPECpower_ssjはStandard Performance Evaluation Corporationの商標です。最新のSPECpower_ssj2008ベンチマーク結果につきましては、http://www.spec.org/power_ssj2008をご参照ください。

AMDについて
AMD(NYSE:AMD)は、お客様やパートナー企業と緊密に協力することに注力し、職場で、家庭で、そして遊びの場において、次世代コンピューティングおよびグラフィックス・ソリューションを牽引する革新的技術を提供する企業です。日本AMD株式会社は、AMDの日本法人です。詳細については、http://www.amd.com (英語)または http://www.amd.co.jp (日本語)をご覧ください。

脚注