AMD、アースデイを記念し、AMD史上最小の消費電力帯のクラウドコンピューティング向けクアッドコア・サーバー用プロセッサ 「(超低消費電力版)AMD Opteron™プロセッサ EEシリーズ」を発表

— フル機能ながら40W ACP(Average CPU Power)という省エネルギーを実現し、 先行世代と比較して消費電力をプラットフォーム・レベルで13%削減 —
2009/04/22
-- このプレスリリースは、米国サニーベール4月22日発英文リリースの抄訳です。

日本AMD株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉沢 俊介、米国本社:米カリフォルニア州サニーベール、社長兼CEO:ダーク・マイヤー、以下AMD)は本日、x86クアッドコア・サーバー向けCPUとしてAMD史上最小の消費電力帯を実現する45nmクアッドコア「(超低消費電力版)AMD Opteron™プロセッサ EEシリーズ」を発表しました。新しい省エネルギー時代の幕開けとなるこの「AMD Opteron™プロセッサ EE」は、クラウドコンピューティング、Webサーバ、あるいは他の高密度環境など大規模データセンター向けに設計された40W ACP(Average CPU Power)プロセッサです。新プロセッサは仮想化と電源管理に必要なすべての機能を備えているため、機能セットについて妥協することなく極めて低い消費電力のサーバ-を展開することが可能です。

AMDのPatrick Patla(パトリック・パトラ、サーバー/ワークステーションビジネス担当バイスプレジデント兼ゼネラル・マネージャー)は、次のように述べています。「『クアッドコアAMD Opteronプロセッサ』の製品ラインに40ワットの「EE」という超低消費電力帯が新たに加わったことにより、お客様はデータセンターごとの独自のニーズすべてに対応し、最大限の価値を実現できるようになりました。クラウドコンピューティング環境は極めて優れた電力効率と、大量のトランザクション要求に応えるためのバランスのとれたシステムの両方を必要としますが、この『AMD Opteronプロセッサ EEシリーズ』はそのような環境にとって理想的なソリューションです」

「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ EEシリーズ」は、同一プラットフォームの先行世代製品「(低消費電力版)クアッドコアAMD Opteronプロセッサ HEシリーズ」と比較して、プラットフォーム・レベルでは13%※1、アイドル時には最大14%消費電量が削減されています※2。同一の性能レベルでは、新しい「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ EE」のワット性能は従来世代と比較して最大62%向上されています※3

[AMD Opteronプロセッサ2377 EE (SPECpower_ssj™2008、全体では1088 ssj_ops/ワット、192W時に342,240 ssj_ops、100%ターゲット負荷) をAMD Opteron™プロセッサ2381 HE (SPECpower_ssj™2008、全体では1037 ssj_ops/ワット、220W時に359,007 ssj_ops、100%ターゲット負荷) と比較、およびAMD Opteronプロセッサ2377 EE (「Shanghai」) (SPECpower_ssj™2008 、全体では1129 ssj_ops/ワット、185W時に340,801 ssj_ops、100%ターゲット負荷) をAMD Opteron™プロセッサ2356 (「Barcelona」) ( SPECpower_ssj™2008、全体では697 ssj_ops/ワット、278W時に301,617 ssj_ops、100%ターゲット負荷)]と比較。

AMDはHE、標準、およびSE消費電力帯の高性能プロセッサーと同時に、HyperTransport™ 3テクノロジーのサポートと、IT管理者が実際の運用環境や負荷に合わせてひとつまたは複数のコアを停止することができる「AMD Core Select」と呼ばれる調整機能も発表しました。本日の発表の詳細についてはAMD at Workブログに掲載されているプレスキット( http://links.amd.com/AtWork )をご覧ください。


※1 Supermicro AS-1021M-UR+Bサーバに2台のクアッドコアAMD Opteron™プロセッサModel 2377 EE (2.3GHz) (「Shanghai」) を搭載、HT3、16GB (4x4GB DDR2-800) メモリ、500GB SATAディスクドライブ、Coldwatt CWA2-0650-10-SM01電源、Microsoft Windows Server 2008 Enterprise SP1 64-ビット Supermicro AS-1021M-UR+B サーバに2台のクアッドコアAMD Opteron™プロセッサModel 2389 HE (2.5GHz) (「Shanghai」) を搭載、HT3、16GB (4x4GB DDR2-800) メモリ、500GB SATAディスクドライブ、Coldwatt CWA2-0650-10-SM01電源、Microsoft Windows Server 2008 Enterprise SP1 64-ビット

※2 アイドル時消費電力はプロセッサにて測定、AMD PowerNow!™テクノロジ使用、Microsoft Server 2003 Enterprise SP1 64-ビット

※3 Supermicro AS-1021M-UR+Bサーバに2台のクアッドコアAMD Opteron™プロセッサModel 2377 EE (2.3GHz) (「Shanghai」) を搭載、HT1、16GB (4x4GB DDR2-800) メモリ、500GB SATAディスクドライブ、Coldwatt CWA2-0650-10-SM01電源、Microsoft Windows Server 2008 Enterprise SP1 64-ビット Supermicro AS-1021M-UR+Bサーバに2台のクアッドコアAMD Opteron™プロセッサModel 2356 (2.3GHz) (「Barcelona」) を搭載、HT1、16GB (4x4GB DDR2-800) メモリ、500GB SATAディスクドライブ、Coldwatt CWA2-0650-10-SM01電源、Microsoft Windows Server 2008 Enterprise SP1 64-ビット


■ACP (Average CPU Power)について
エンドユーザが期待する消費電力をより実際に則して示す指標値として、コア、統合メモリ・コントローラ、HyperTransport™テクノロジ・リンクなどを備えたプロセッサが、企業における典型的な利用、またそれに関連した一連の利用過程において、高負荷な処理を実行した際の消費電力を指標として表す測定基準です。「ACP」は、データセンターを運営する企業が供給電力を推定する際の指標として有効です。

AMDについて
AMD(NYSE:AMD)は、お客様やパートナー企業と緊密に協力することに注力し、職場で、家庭で、そして遊びの場において、次世代コンピューティングおよびグラフィックス・ソリューションを牽引する革新的技術を提供する企業です。日本AMD株式会社は、AMDの日本法人です。詳細については、http://www.amd.com (英語)または http://www.amd.co.jp (日本語)をご覧ください。

脚注