AMD、Opteron™ 4300およびAMD 3300シリーズを投入 クラウド環境向けに理想的な性能、低消費電力、価格性能を提供

前世代のAMD Opteron プロセッサーに比べて、最大15%の電力消費削減と最大24%のワット性能向上
2012/12/04

AMD(米国本社:米カリフォルニア州サニーベール、社長兼CEO:ロリー・リード)は、本日、ミッドレンジのAMD Opteron™ 4300シリーズおよびエントリーレベルのAMD 3300シリーズの合計6プロセッサーを新たに市場投入することを発表しました。今回発表した新AMD Opteronプロセッサーは前世代に比べてワット性能が向上し、消費電力の低減が急務な環境において演算能力を最大化する1と同時に、クラウド・プロバイダーやWebホスティング・プロバイダー向けに優れた価格性能を提供します。AMD Opteron™ 3300シリーズ・プロセッサーは、デスクトップ・プロセッサーの価格帯、かつ低消費電力でエンタープライズ・クラスの高機能と高性能を実現する、Webホスティング・プロバイダーおよび中小企業向けに理想的なサーバー・プロセッサーです。    

また、同時に発表したAMD Opteron™ 4300 シリーズ・プロセッサーは、SPECintベンチマーク結果で、前世代に比べて、最大で15%の性能向上を実現しています。 さらに、SPECpower ベンチマーク結果では、最大で24%のワット性能向上を達成しています。先日発表したAMD Opteron 6300™ シリーズ・プロセッサーと同様に、AMD Opteron™ 3300シリーズとAMD Opteron™ 4300シリーズの両プロセッサーは、前世代のプロセッサーとソケット互換性を確保しており、極めて容易なアップグレード・パスをユーザーに提供します。

AMD米国本社のバイスプレジデント兼サーバー・ビジネス統括ゼネラル・マネージャーのスレッシュ・ゴパラクリッシュナン(Suresh Gopalakrishnan)は、次のようにコメントしています。「AMD Opteron 4300および3300シリーズ・プロセッサーが共有するPiledriverのコア・アーキテクチャーは、今日のお客様に最適化された性能、低消費電力、価格性能を提供してくれます。今回投入した新プロセッサーは、設置スペースおよび電力の制約に取り組むクラウド・プロバイダー、Webホスティング・プロバイダーおよび中小企業にとって理想的な選択肢となります。極めて容易なアップグレードで、既存顧客は性能向上と電力消費削減を同時に実現することができます。また、新規顧客は、優れた付加価値とROI要件を満たすことができます。」

拡張されたソフトウェア・サポート

新プロセッサーでは、広範かつ高度なソフトウェア・パートナーエコシステム・サポートを利用することができます。 主なツールは次の通りです。

  • ハイパーバイザー: Citrix XenServer、Microsoft Windows Server 2012 Hyper-V、Red Hat Enterprise Virtualization、VMware vSphere 
  • オペレーティングシステム: Microsoft Windows、SUSE Linux Enterprise、Red Hat Enterprise Linux
  • 主なデベロッパー・ツール: AMD Open64コンパイラーおよびAMD Core Math Library、GNU Compiler Collection (GCC)、 Microsoft Visual Studio 2012、Portland Group (PGI)コンパイラー
  • Java仮想マシン: AMD Aparapi、OpenJDK Project “Sumatra”、Oracle JVM、IBM JVM 

注目の新プロセッサー

前世代とのソケット、サーマルおよびチップセット仕様の一貫性は、OEMベンダーにとってAMD Opteron 4200シリーズおよび3200シリーズのすべてのプロセッサーにおいて既存のサーバー設計を容易に継承することを可能にするとともに、エンドユーザーにとっても既存の電力および空調システムのもとに新しいサーバー・ハードウェアを導入することを可能にします。新AMD Opteron 4300シリーズ・プロセッサーをベースにしたサーバーは、Supermicroからすでにリリースされているほか、AMD SeaMicro SM15000プラットフォームとしてもリリースされています。さらに、Dellおよび他のOEMベンダーから新プロセッサーをベースにしたサーバーがリリースされる予定です。

Dellのサーバー・ソリューションのエグゼクティブ・ディレクターであるブライアン・ペイン(Brian Payne)氏は、次のようにコメントしています。「AMD Opteronプロセッサー・ソリューションは、お客様に対し優れた投資収益を提供します。AMDベースのDell PowerEdgeサーバーにおける新4300/3300シリーズ・プロセッサーはこれまで通り、サーバー・インフラの売上最大化を目指すWebサービス・プロバイダーと、慎重に先行投資を行う中小企業のお客様にとって理想的といえます。」

主な特長、性能および技術仕様 - AMD Opteron 4300シリーズ・プロセッサー

  • 周波数: 最大3.4 GHzまでのベース周波数および性能向上のためのAMD Turbo COREテクノロジーを使うことでアプリケーションの処理負荷に応じて最大3.8 GHzまでの周波数
  • スレッド集約型のコンピューティング環境でのスケーリングのためのソケットあたり最大8コアのマルチコア設計
  • 消費電力に制約のある各種のコンピューティング環境のための最大で35W TDP
  • AMD-P電力管理機能: さまざまな作業負荷におけるワット性能を最大限に引き上げると同時に、ITマネージャーはデータセンターの電力管理をさらに容易にすることが可能
  • 1.25vの超低電圧メモリーをサポートする唯一のx86プロセッサー
  • AMD Virtualization™ (AMD-V™) テクノロジー: 仮想化環境におけるハイパーバイザーの支援と性能向上に加えて、仮想マシン(VM)あたりの最小コストを実現
  • 最大1866 MHzのメモリーをサポートする2つのメモリー・チャネル
  • プロセッサーあたり最大192GBメモリーに対してCPUあたり最大6 DIMMのサポート
  • リンクあたり最大6.4G/秒で最大2 x 16のHyperTransport™テクノロジー(HT3)リンク

主な特長、性能および技術仕様 - AMD Opteron 3300シリーズ・プロセッサー

  • 周波数: 最大2.8 GHzまでのベース周波数および性能向上のためのAMD Turbo COREテクノロジーを使うことでアプリケーションの処理負荷に応じて最大3.8 GHzまでの周波数 
  • Webホスティング環境のためのソケットあたり最大8コアのマルチコア設計
  • 消費電力に制約のある各種のコンピューティング環境のための最大で25W TDP 
  • AMD-P電力管理機能: さまざまな作業負荷におけるワット性能を最大限に引き上げると同時に、ITマネージャーはデータセンターの電力管理をさらに容易にすることが可能 
  • 低コストの仮想化のためのAMD Virtualization™(AMD-V™)テクノロジーをサポート 
  • 最大1866 MHzのメモリーをサポートする2つのメモリー・チャネル
  • プロセッサーあたり最大32GBメモリーに対してCPUあたり最大4 DIMMのサポート 
  • リンクあたり最大5.2GT/秒で1 x 16のHyperTransport™テクノロジー(HT3)リンク

ご参考情報

AMDについて

AMD(NYSE:AMD)は、お客様やパートナー企業と緊密に協力することに注力し、職場で、家庭で、そして遊びの場において、次世代コンピューティングおよびグラフィックス・ソリューションを牽引する革新的技術を提供する企業です。日本AMD株式会社は、AMDの日本法人です。詳細については、http://www.amd.com (英語)またはhttp://www.amd.co.jp(日本語)をご覧ください。

脚注