AMDのサーバー向けグラフィックスカード「AMD FirePro™ S9150」がHPの「ProLiant DL380 Gen9」サーバーに採用

―負荷の高いワークロード向けに、倍精度浮動小数点パフォーマンスを提供―​

2015/02/27

​AMD (NASDAQ: AMD)は、ハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)向けに設計されたAMDのサーバー向けグラフィックスカード「AMD FirePro™ S9150」が、ヒューレット・パッカード(以下、HP)のベストセラー・サーバーシリーズである「HP ProLiant DL380 Gen9」に搭載されたことを発表しました1。「AMD FirePro™」サーバーGPUは「HP ProLiant DL380 Gen9」との組み合わせにより、教育機関/政府関連、石油/ガス調査、ディープ・ニューラル・ネットワークなどの多様な特化型アプリケーションを支えます。「AMD FirePro S9150」を支える強力なソフトウェア・エコシステムにより、開発者はOpenCL™ 2.0のサポートをはじめとした演算性能をより有効に活用できるようになります。

演算ワークロード向けに特別に設計された初のAMDグラフィックス・コア・ネクスト・アーキテクチャー(GCN)を基盤とする「AMD FirePro S9150」は、強化された倍精度浮動小数点演算をサポートし、2.0 TFLOPSの倍精度パフォーマンスの壁を突破します。また、16GBのGDDR5メモリーと最大235Wの消費電力により、利用できる電力消費効率の最大化に寄与するとともに、優れた演算性能を実現します。

AMDのプロフェッショナル・グラフィックス担当ジェネラルマネージャーであるカール・フロイント(Karl Freund)は、次のように述べています。「当社の『AMD FirePro』サーバーGPUによって、さまざまな場面で必要な負荷の高いワークロードを管理できる演算性能を、HPのサーバーのユーザーへ提供できることを誇りに思います。『HP ProLiant DL380 Gen9』のユーザーは、サーバーごとのGPU演算および複数GPU向けのOpenCL™やOpenMPといったオープンスタンダードへの対応によるメリットを得ることができます。」

HPのラックおよびタワーサーバー担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるピーター・シュレイディ(Peter Schrady)氏は、次のように述べています。「AMDの『FirePro』 GPUにより、『HP ProLiant DL380』は、グラフィックス負荷の高いアプリケーションをこれまで以上に速く実行できるようになります。当社の政府、教育、エネルギー分野におけるお客様は、『HP ProLiant』サーバーによって、より多くのことが行えるようになり、パフォーマンスのメリットを実感するでしょう」

また、「AMD FirePro S9150」のAMD STREAMテクノロジーによって、ユーザーは強力な並列処理能力を活用できるようになり、グラフィックスに限らずさまざまなアプリケーションを高速化することが可能になります。

「AMD FirePro S9150」の主な特長

  • 最大倍精度浮動小数点パフォーマンスにより競合他社を最大77%上回る2.53 TFLOPSのピーク倍精度演算パフォーマンスを実現2
  • 競合製品を最大18%上回る5.07 TFLOPSのピーク単精度浮動小数点パフォーマンス2
  • 業界をリードするメモリー構成3:16GB GDDR5メモリー、512ビット・メモリーインターフェース、最大320 GB/秒のメモリー帯域幅
  • ストリーム・プロセッサー数:2,816基(GCN演算ユニット数:44基)
  • ECCメモリーのサポート(外部)
  • OpenCL™ 2.0のサポート4
  • 最大消費電力:235W

また、「AMD FirePro S9150」は、C/C++とFortran言語における高度な並列化向けAPIであるOpenMPを有効にすることにより、広範な分野でのワークロードに対応するためのサポートを提供します。石油/ガス、コンピューター援用エンジニアリング(CAE)、計算科学などの分野では、多くの組織がOpenMPへの大規模な投資により拡張性のあるワークロードを創出しています。AMDとPathscale社との協力を通じたOpenMP 4.0のサポートの提供により、これらのHPC分野のユーザーは「AMD FirePro S9150」の演算能力を利用できるようになります。

さらに、AMDのサーバーGPU 「AMD FirePro™ S4000X」は、「HP ProLiant WS460c グラフィックス・サーバーブレード」に搭載されています5。高品質の3Dグラフィックスやマルチモニター性能により、「AMD FirePro S4000X」のモジュールは、リモートデスクトップにワークステーション並みのグラフィックス・パフォーマンスをもたらします。ブレードサーバーおよびブレード・ワークステーション・プラットフォームを視野に入れた設計により、各モジュールの消費電力は最大45Wとなっています。また、2GBのGDDR5メモリーや最大72 GB/秒のメモリー帯域幅を備えるほか、最大6台までの高解像度リモートモニターをサポートします6

参考情報(英語)

 

AMDについて

AMD (NYSE: AMD)は、サラウンド・コンピューティング時代を実現するPC、タブレット、ゲーム機、クラウド・サーバーなど、数多くのインテリジェント・デバイスを強化するテクノロジーの設計と統合に取り組んでいます。AMDのソリューションは、あらゆる人々のデバイスとアプリケーションを最大限に活かし、より大きな可能性を実現することをサポートしています。日本AMD株式会社は、AMDの日本法人です。詳細については、http://www.amd.com (英語)またはhttp://www.amd.com/jp (日本語)をご覧ください。

AMD、AMD Arrowロゴ、FireProまたそれらのコンビネーションはAdvanced Micro Devices、Inc.の商標です。その他の名称は情報提供のみを目的としたものであり、それぞれの所有権者の商標である場合があります。OpenCLおよびロゴは、Khronosの許諾のもとApple Inc.が使用する登録商標です。

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脚注