■概要
N-Benchシリーズは、CPUパフォーマンスとグラフィックスの表示機能をベースとした、ベンチマークプログラムです。N-Bench 3.0は、エキサイティングな3DCGムービーを再生する「Demo」モードと、主にCPUの性能を測定する「Benchmark」モードで構成されています。
Benchmarkモードには、CPU単独でのパフォーマンス測定に主眼を置き、ビデオカードの性能にスコアが左右されない「CPU Benchmark Tests」と、ビデオカードの性能もスコアに影響する「3D
Benchmark Tests」があります。ただし3D Benchmark Testsでも、ビデオカードによる頂点処理機能は使用せず、ソフトウェア(CPU)による処理を行っています。
N-Bench 3.0は、4つのCPU Benchmark Testsと4つの3D Benchmark Tests、計8つのベンチマークで構成されており、各ベンチマークテストのN-Benchスコアを総合したOverall
Scoreでパフォーマンスを評価します。スコア値は、AMD Athlon™プロセッサ 1GHzとGeForce2 GTS GPU(32MB VRAM)を搭載したPCで測定した値を1000として換算して表示されます。スコア値が大きいほどパフォーマンスが優れていることを示します。

■N-Bench 3.0の特徴
- Microsoft® DirectX9.0に完全対応した新3DCGエンジン
- 革新的な3Dグラフィックス
- 一定のタスクを終了するまでの時間を表示するスピードベンチ機能
- 3DNow!™プロフェッショナル・テクノロジおよびIntel Pentium® 4のSSE2命令に対応
- グラフィック性能に左右されない、4項目のCPUベンチマークテスト
- XGAで測定する4項目の3Dベンチマークテスト
■スピードベンチ機能について
N-Bench 3.0では、新しい機能として「スピードベンチ」機能を取り入れました。通常のベンチマークでは、一定時間内で処理を実行し、パフォーマンスが低い場合はフレームレートを低下させるという方法を採っていますが、再生時間が変わらないため、パフォーマンス差が実感されにくい欠点があります。
これに対しスピードベンチでは、時間を区切るのではなく、処理を完全に終了するまでの時間を測定します。スピードベンチはCPUベンチの「Integer 2(Mandelbrot)」および3Dベンチの「Grand
Touring」で採用されており、Mandelbrotでは9枚のマンデルブロ画面の生成、Grand Touringでは420フレームの3DCGムービーの全フレーム再生にかかった時間を測定しています。スピードベンチではN-Benchスコアと共に、所要時間も表示されるので、パフォーマンス測定の新しい目安になると思われます。
■N-Bench 3.0の最低動作環境
- AMD Athlon プロセッサ 1GHzまたは
Intel Pentium III プロセッサ 1GHz 以上を搭載したPC
- Microsoft Windows® XP(必須)
- Microsoft DirectX 9.0 以上(必須)
- 128 MB以上の RAM(必須)
- 1024*768ピクセル表示可能なカラーディスプレイ(必須)
- 150MB以上のハードディスク空き領域
- DirectX 9.0に対応した3Dアクセラレータ付きのビデオ機能(32MB以上のVRAM必須)
- DirectX 9.0に対応したサウンドカード
■N-Bench 3.0の推奨システム
- AMD Athlon XP プロセッサ 2800+以上
- 256MB RAM
- Microsoft DirectX 9.0a 以上
- NVIDIA® "GeForce™ FX" GPUベースのビデオカードまたはATI RADION 9500, 32 MB以上の VRAM
- Creative Technology Ltd. "Sound Blaster Live!" サウンドカード
■3DベンチのHighモード廃止について
従来のN-Benchでは、3Dベンチの測定を低解像度・高解像度の異なる環境で行っていましたが、昨今の液晶モニタの普及により、Highモード環境(1280*1024ピクセル/16bitカラー)の確保が難しくなりました。そこでN-Bench
3.0では、表示解像度を1024*768ピクセルに固定し、効果の異なる4種類の3Dベンチテストをご用意しました。
■Vertex Shaders項目について
N-Bench 3.0はDirectX9にネイティブ対応していますが、DirectXの進化により、従来のバージョンとは設定項目が異なっています。特にDirectX9ではHardwareT&L・SoftwareT&L等のデバイスは存在せず、Hardware
と Referenceしか存在しないため、従来のDevice Setting項目をVertex Shadersに改め、ここでビデオカードの表示機能の切り替えを行うようになっています。Force
Softwareをオンにすると、ビデオカードによる頂点処理機能は使用されず、ソフトウェア(CPU)により処理が行われます。
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