- 革新的なAMD PowerNow!TMテクノロジ対応の低消費電力プロセッサ -
Tokyo, Japan -- 2000年9月25日 --日本AMD株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:堺和夫)は本日、効率の良い電力消費と高い性能を併せ持つ、AMD-K6(R)-2E+組み込み用プロセッサおよびAMD-K6-IIIE+組み込み用プロセッサを発表しました。これらのプロセッサは、セットトップボックス、内蔵型インターネットアクセス装置、サーバ専用機、シンクライアントPC、POS端末、通信機器などの組み込み用途アプリケーションへの搭載をターゲットとしています。
AMDの0.18ミクロンプロセス技術を使用して製造されるAMD-K6-2E+とAMD-K6-IIIE+両組み込み用プロセッサは、Socket 7/Super 7TM互換組み込み用プロセッサを新たな性能の次元へと導きます。AMD-K6-2E+組み込み用プロセッサは、標準消費電力版が400MHz、450MHz、500MHz、低消費電力版が350MHz、400MHz、450MHzの動作周波数で提供されます。また、AMD-K6-IIIE+組み込み用プロセッサは、標準電力版が400MHz、450MHz、500MHz、550MHz、低消費電力版が400MHz、450MHz、500MHzの動作周波数をサポートします。これらすべての新プロセッサは321ピンPGA(Pin Grid Array)パッケージで提供されるほか、いくつかのバージョンは、AMDの新しい349リードOBGA(Organic Ball Grid Array)パッケージでも出荷されます。
AMD-K6-2E+、AMD-K6-IIIE+とも、低消費電力版のプロセッサはすべて、革新的な
AMD PowerNow!TMテクノロジに対応しており、省電力が求められるアプリケーションへの搭載に適しています。
AMDのJerry Vogel(ジェリー・ボーゲル、組み込み用プロセッサ部門担当副社長兼ジェネラルマネジャー)は次のように述べています。「AMDの新しい組み込み用プロセッサは、組み込み用途アプリケーション市場に、最も安定し、かつ発熱の面でも効率の良いプロセッサを提供するべく設計されました。これらのプロセッサは、AMDのお客様がE86TM組み込み用プロセッサ・ファミリに期待する高い性能と互換性、そして安定性をお届けします。また、低消費電力とOBGAパッケージは、組み込み用途アプリケーションのシステム設計者が必要とする、特殊なニーズに対応します」
AMD-K6-2E+およびAMD-K6-IIIE+プロセッサ・ファミリは、既存製品に比べ低コア動作電圧を実現しつつ、動作周波数と性能レベルの向上をAMD-K6組み込みプロセッサ・ファミリにもたらします。どちらのプロセッサもAMDの0.18ミクロン・プロセスで製造されており、このことも、発熱量の低下に貢献しています。さらにOBGAパッケージによって、より小型でソケット不要な設計が可能になるため、スペースとコストの両面で制約のある製品へも搭載可能となります。
AMD-K6(R)E+プロセッサへの業界サポート:
Lucent TechnologiesのHowie Gittleson氏(WAN VPN製品グループのエンジニアリング担当副社長)は、次のように述べています。「AMD-K6-2E+プロセッサは低消費電力なため、私どもは新製品のモデル80 VPN Firewallに、小型でコストパフォーマンスに優れたパッケージを適用することができました。モデル80は、支店VPNファイヤーフォール製品としては、業界で最もコストパフォーマンスに優れた製品となるでしょう。これには、AMD-K6-2E+プロセッサの低消費電力と優れた処理能力が大きな貢献をしてくれています」
AMDのE86ファミリは、サードパーティ各社による卓越したサポートによってバックアップされています。
Acer Labs, Inc.のNancy Hartsoch氏(マーケティング・アンド・セールス担当副社長)は、次のように述べています。「Acer Labs(Ali)は、Aladdin VとAladdin 7チップセットで、AMD-K6-2E+およびAMD-K6-IIIE+両プロセッサをサポートしてまいります。私どもは、高コストパフォーマンスかつ高性能なソリューションを、しかも長期にわたって組み込み用途市場に提供することの重要性を認識しています。私どもは通常、組み込み用途市場向けチップセットのサポートを最低5年間は継続しています」
AMD-K6-2E+プロセッサおよびAMD-K6-IIIE+プロセッサへのFusionE86SMサードパーティーパートナーによるサポートは、Datalight、General Software、QNX、Lineo、VersaLogic、Adastra(JUMPtec子会社)、ICSをはじめ、多数の企業から提供される計画です。
AMD-K6(R)-2E+プロセッサについて:
AMD-K6-2E+プロセッサは、組み込み用途アプリケーションの設計者に極めて高い性能と優れた熱効率を提供します。同プロセッサは128KBのフルスピードL2キャッシュと、64KBのL1キャッシュを内蔵しています。その他にも、3DNow!命令セットの拡張版(3DNow!に5つのDSP命令を追加)や、100MHzフロントサイドバスのサポートといった特長があります。
AMD-K6-2E+プロセッサの低消費電力バージョンは、革新的なAMD PowerNow!テクノロジを搭載し、コア動作電圧は1.4Vから1.8Vとなっています。定格動作温度は85℃で、消費電力は3Wにすぎません。一方、標準消費電力バージョンはコア動作電圧2.0V、定格動作温度は70℃です。
AMD-K6(R)-IIIE+プロセッサについて:
AMD-K6-IIIE+プロセッサは、AMD-K6組み込み用プロセッサ・ファミリの中で最も高性能なプロセッサです。先進的なマルチポート・キャッシュ設計を採用、256KBのフルスピードL2キャッシュと64KBのL1キャッシュを内蔵しています。その他にも、3DNow!命令セットの拡張版(3DNow!に5つのDSP命令を追加)や、100MHzフロントサイドバスのサポートといった特長があります。
AMD-K6-IIIE+プロセッサの低消費電力バージョンは、革新的なAMD PowerNow!テクノロジを搭載し、コア動作電圧は1.4Vから1.8Vです。定格動作温度は85℃で、消費電力は3Wにすぎません。一方、標準消費電力バージョンはコア動作電圧2.0V、定格動作温度70℃です。
AMD PowerNow!TMテクノロジについて:
AMD PowerNow!テクノロジは、組み込みアプリケーションの消費電力を最大74パーセント削減し、多くのアプリケーションで、ファンを不要とします。
同テクノロジは、ソフトウェアとハードウェア・サポートの組み合わせによるもので、プロセッサを異なる周波数と電圧で動作できるようにします。動作モードには、AMD特有の「オートマティック・モード」を含めて、基本的に3種類あります。
- オートマティック・モード:OSがアプリケーション側のニーズに応じて、ダイナミックにCPUの周波数と電圧を変更。消費電力の最適化を図りながら、各動作で必要とされる性能をオンデマンドで提供。
- ハイパフォーマンス・モード:CPUは最大周波数および最大電圧で動作。
- パワー・セイバー(省電力)モード:省電力を狙い、CPUは最小周波数と最小電圧で動作。
価格と出荷時期:
AMD-K6-2E+プロセッサはAMD代理店から以下の価格で即日出荷されます。
1,000個ロット時単価は以下の通りです。
| AMD-K6-IIIE+プロセッサ |
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550MHz標準消費電力 |
11,615円 |
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500MHz標準消費電力 |
10,465円 |
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450MHz標準消費電力* |
9,545円 |
|
400MHz標準消費電力* |
8,970円 |
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500MHz低消費電力 |
12,190円 |
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450MHz低消費電力 |
10,810円 |
|
400MHz低消費電力* |
10,235円 |
|
| AMD-K6-2E+プロセッサ |
|
500MHz標準消費電力 |
8,970円 |
|
450MHz標準消費電力* |
8,165円 |
|
400MHz標準消費電力* |
7,590円 |
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|
450MHz低消費電力 |
9,430円 |
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400MHz低消費電力* |
8,740円 |
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350MHz低消費電力* |
8,165円 |
*PGA、OBGAパッケージの両方を提供。その他はPGAパッケージのみ
AMD組み込み用製品部門について:
AMDは20年以上の間、組み込み市場をサポートしてきました。今後も、優れた性能を最適なコストで提供する、組み込み用製品の製造を続けていきます。AMDのE86組み込み用プロセッサ・ファミリ、AMTM 32ビットマイクロコントローラは、コストパフォーマンスと性能を重視する組み込み用途アプリケーション市場に向けた製品です。AMDのFusionE86サードパーティサポートプログラムには、多数のハードウェア/ソフトウェアベンダが参加しています。これらの企業は、組み込み用途アプリケーションの市場投入までに要する時間を短縮できる製品を提供します。インターネット端末、家電製品、ネットワーク製品、大容量記憶装置、産業用制御装置、通信機器などの各種機器で、AMDのx86互換E86ファミリは、組み込み用途アプリケーションに必要な機能、性能、そして信頼性を届けます。
AMDについて:
AMD(創立1969年)は、全世界のパーソナルコンピュータ、ネットワークコンピュータ、通信機器のメーカに対しIC(半導体)製品を提供しています。製造拠点を米国、ヨーロッパ、日本、アジアに構え、マイクロプロセッサ、フラッシュメモリ、通信・ネットワークアプリケーション向けIC製品を生産しています。本社はカリフォルニア州サニーベール、1999年度の売上げは29億ドルです。(NYSE:AMD)