Tokyo, Japan -- 1999年10月6日 --AMD(本社:米カリフォルニア州サニーベール、会長兼CEO:W.J.サンダース)は本日、Donaldson, Lufkin, & JenretteおよびSalomon Smith Barneyを通して、同社のコミュニケーション・グループを売却する、と発表しました。売却先は未定です。
コミュニケーション・グループは、通信アプリケーション用IC製品を扱うコミュニケーション・プロダクト(通信製品)部門、データ通信およびコンピュータ接続用IC製品を扱うネットワーク・プロダクト(ネットワーク製品)部門を抱えています。両部門の社員数は約400人で、主にカリフォルニア州サニーベールおよびテキサス州オースティンをベースとしています。また、両部門の1999年第3四半期の売上げは、約7,000万ドルでした。AMDは、2000年上半期に売却を完了する予定、としています。
AMDのW.J.サンダース会長兼CEOは、次のように語っています。「AMDは長期にわたり、ネットワーク・コンピュータおよび通信機器向けのソリューション提供で、リーダーシップを発揮してきました。今後は、PCプラットフォーム・レベルで通信を実現するソリューションの提供にフォーカスを絞り、AMDのチップセット設計やシステム分野のノウハウ、そしてAMD AthlonTMプロセッサを、フル活用していきます。今回の決断は、AMDのお客様、株主の皆様、AMD社員にとって最良の結果をもたらすものと信じております」
「インターネットの爆発的な成長や、テレコム分野における巨大なビジネスチャンスは、大規模な新市場を創出しつつあります。AMDのコミュニケーション・グループは、内容の濃い知的財産ポートフォリオ(数百に及ぶ特許を含む)、的確な製品、経験とスキルに富んだ社員を擁しており、広範な通信用アプリケーションに対応することができます。AMDは通信を中心としたPCプラットフォームに、そのエネルギーとリソースを収斂させていきます。AMDは、この一点集中戦略を実現させていく上で重要な通信関連の知的財産権については、今後も保持します」
「AMDはコミュニケーション・グループの売却によって、私どもにとって将来を最も約束された分野、すなわちフラッシュメモリおよび業界をリードするAMD Athlonプロセッサを中核とするプラットフォーム・ソリューションの分野、における成長見通しを拡大するための、追加リソースを得ることになります」
AMDについて:
AMD社(創立1969年)は、グローバルな活動を展開する大手IC専業メーカです。パーソナル・コンピュータ、ネットワーク・コンピュータ、通信機器のメーカに対し、マイクロプロセッサ、フラッシュ・メモリ、通信・ネットワークアプリケーション向けIC製品を提供しています。本社をカリフォルニア州サニーベールに置き、営業・製造拠点を世界各国に構えています。1998年度の売上げは25億ドルです。(NYSE:AMD)