- 可搬性と機能性を一段と向上させた、IEEE 802.11規格準拠の無線LAN MAC製品第1弾 -
Tokyo, Japan -- 1997年12月18日 --AMD社は本日、IEEE 802.11規格準拠のプロトコル・ファームウェアとデバイス・ドライバ・ソフトウェアを大幅に機能拡張した、PCnet-Mobile無線LANメディア・アクセス・コントローラ(MAC)を発表。その先進の設計はアクセス・ポイント(AP)をサポートし、モバイル・ユーザのシームレスなネットワーク接続を実現するほか、広範囲な動作環境およびネットワーク環境に対応する。同デバイスおよびプロトコル・ファームウェア、デバイス・ドライバ・ソフトウェアは、IEEE 802.11規格に準拠し、同規格に基くあらゆるソリューションと完全な相互運用性をもつように設計された、業界でも初めての無線LANソリューション。
AMD社のLaila Razouk(ネットワーク製品部門担当バイスプレジデント)は、次のように語っている。「AMDは主要製品であるPCnet-Mobileで、無線LAN技術の進化の最前線に立ち、IEEE 802.11規格の制定・採択でも中心的役割を担いました。無線LAN技術への需要は増加を続けており、AMDは、そのフレキシビリティと広範囲な市場用途に対応する能力を有する無線LANが、今後の主流技術になると確信しています。当社の新製品が、設計と相互運用性の拡張を通じて技術全体にかかるコストを引き下げ、無線LANの拡大に貢献するでしょう」
PCnet-Mobileデバイスの購入者には、PCnet-Mobileプロトコル・ファームウェアとデバイス・ドライバ・ソフトウェアが特許権使用料なしで提供される。APサポートにより、プラグインすることなく、シームレスにリアルタイムでネットワークに接続できる。ユーザはビルやキャンパス内外を移動しながら電子メールや企業イントラネットにアクセスしたり、データを共有することが可能。今日の情報社会では、移動しながらのデータアクセス、データ送信能力をもつことで、大幅な生産性向上とコスト節減が期待できる。さらに無線LAN技術は、PCnet-Mobileソフトウェアの強化により、Windows 95、Windows NT、Windows for Workgroups/DOSといった業界標準最新OSのサポートを通じて、より多くのユーザに利用されるようになる。内蔵型インタフェースは、ISAおよびPCMCIAバス対応。
AMD社は米フロリダ州のInTalk, Inc.とタイアップし、完全なシステムレベルの無線LANソリューションを提供している。InTalk社は有線ネットワーク(Ethernet)と無線メディアとの橋渡しをするAPを提供する。InTalk社のJonathan Edney氏(プレジデント)は、「AMD社と連携したことで、無線LAN市場への参入がずっとたやすくなりました。この提携関係に基づき、AMD社とInTalkは、OEMメーカが無線LAN市場へ素早く参入するために必要となるツールを提供します。OEM各社は、付加価値をプラスしたり差異化を図ることが可能です」と述べている。
PCnet-Mobileについて:
PCnet-Mobileデバイス(Am79C930)は、高集積ワンチップのメディア・アクセス・コントローラ(MAC)。スペクラム直接拡散方式(DSSS)、周波数ホッピング拡散方式(FHSS)、Ir物理層をサポートするよう設計されている。内蔵型メモリ用インタフェースは、MAC 802.11プロトコル、PCMCIA、ISA Plug & Playコンフィギュレ-ション・パラメータをサポートする。このデバイスは3Vと5V電源で動作し、携帯機器使用時にバッテリ寿命を延ばす低消費電力モードにも対応。
PCnet-Mobileデバイスは数多くの水平型・垂直型アプリケーションに最適なソリューションである。水平型市場では、ビル内移動時のノート型パソコン、PDA、その他の携帯型コンピュ-タ端末に可搬性が必要になる。この可搬性は、ビル内に1ないし複数個所のAPを設けて既存の有線LANを拡張することで実現する。また、無線LAN技術はコスト効率に優れるため、配線替えに伴う高コストを負担できないスモール・オフィス/ビジネス・オフィス(SOBO)やビルの中で活用することも可能。垂直型市場では、ヘルスケア、倉庫、小売り管理などの各種業態が対象となる。
本リリース中のPCnet製品に関する記述は、過去の事実情報を除き、速報性を期するものであり、以下の事項を含むリスクおよび不確実性を伴う。すなわち、新製品のタイムリな開発、新製品に対する市場の反応、競合製品や価格設定の影響、ウエハ製造プロセス技術のタイムリな開発、経済情勢の変化がもたらす影響、SECへの報告資料に詳述されたそのほかのリスク要因など。
AMD社について:
AMD社(創立1969年)は、グローバルな活動を展開する大手IC専業メーカ。パーソナル・コンピュータ、ネットワーク上のコンピュータ、通信機器のメーカに対し、マイクロプロセッサ、フラッシュ・メモリ、プログラマブル・ロジック・デバイス、通信・ネットワークアプリケーション向けIC製品を提供する。本社をカリフォルニア州サニーベールに置き、営業・製造拠点を世界各国に構える。1996年度の売上げは20億ドル。(NYSE:AMD)