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AMD、世界初の総合的な最先端PCプラットフォーム「Spider(コードネーム)」を発表
- AMD Spiderプラットフォームによって、HDテクノロジ、エネルギー効率、性能拡張性でのリーダーシップを拡大し、真のクアッドコア処理を実現 -
-- 2007年11月19日 -- このプレスリリースは、米国サニーベール2007年11月19日発英文リリースの抄訳です。
日本AMD株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:森下正敏、AMD:米国本社:米カリフォルニア州サニーベール、会長兼CEO:ヘクター・ルイズ、NYSE:AMD)は本日、パワーユーザ向けコンピューティングの概念を覆す最新の「Spider(コードネーム)」プラットフォームを発表しました。これは、業界初となる真のクアッドコア・プロセッサを搭載することで、拡張性の高いグラフィックス性能をサポートし、究極のビジュアル・エクスペリエンス(The Ultimate Visual Experience™)を実現するものです。「AMD Spider」プラットフォームは、「AMD Phenom™クアッドコア・プロセッサ」、Microsoft DirectX® 10.1に対応した「ATI Radeon™ HD 3800」シリーズのグラフィックス・プロセッサ、CrossFireX™、AMD OverDrive™ソフトウェアを備えた「AMD 7シリーズ・チップセット」を搭載しています。「AMD Spider」プラットフォームの登場により、AMDは、コプロセッシングを通じてプラットフォーム・レベルのアクセラレーションを実現する「Accelerated Computing」ビジョンの実現に向け、大きく前進したことになります。
AMDのDirk Meyer(ダーク・マイヤー、社長兼COO)は次のように述べています。「AMDは、日常生活のあらゆる場面で究極のビジュアル・エクスペリエンスを実現しようと取り組んでいる唯一の企業です。『AMD Spider』プラットフォームによって、プラットフォーム・レベルの技術革新に向けた私どものアプローチが具現化され、パワーユーザの皆様には、豊富な機能によって最先端のコンピューティング・エクスペリエンスをお届けできます。エネルギー効率に優れた設計と卓越した製造能力の実現に向けた取り組みによって、前例のないワット性能を驚異的な価格帯で提供することにより、パワーユーザ向けのプラットフォームをかつてないほど幅広い層のユーザにお届けできます。」
AMDの「Spider」プラットフォームは、ATI CrossFireXテクノロジの導入により、かつてない最先端のパワーユーザ向けマルチGPUプラットフォームを実現し、パワーユーザ向けコンピューティングを進化させます。エネルギー効率に優れた55nmの「ATI Radeon HD 3800」シリーズ・グラフィックス・プロセッサと、PCI Express® Generation 2.0およびHyperTransport™ 3.0テクノロジによるシステム帯域幅の向上によって、最適な処理能力を実現し、拡張性の高いHD(高解像度)マルチGPUエクスペリエンスを提供できます。また、設計・製造上の技術革新によって、「AMD Spider」プラットフォームは、容易に3個または4個のGPUを搭載へと拡張し、真のゲーミング・スーパーコンピュータを実現します。
Falcon Northwest社のKelt Reeves氏(President)は次のように述べています。「4個のATI CrossFireXが新型『AMD Spider』プラットフォームにもたらす可能性については、特に感心しています。単一システムで4個のグラフィックスボードを使用することは、これまでゲーマーの夢でしたが、これらのグラフィックスカードすべての通気性を確保することは、システムビルダーにとっては悪夢となりかねないものでした。『Spider』プラットフォームの凝縮した設計により、『AMD 7シリーズ・チップセット」、高性能『AMD Phenomクアッドコア・プロセッサ』と、すでに優れた低温・静音動作を誇る『ATI Radeon HD 3800』グラフィックスカードのすべてを配置しつつ、最高の通気性と静音動作を実現できます。AMDによって、マルチGPUによる超高性能を容易かつ低コストに構築できます。」
HDテクノロジでのリーダーシップ
AMDは、業界標準の主要な次世代技術を各種搭載した唯一のプラットフォームを提供することで、次世代HDコンテンツの提供に際し、比類のない帯域幅とバランスを実現します。HyperTransport 3.0テクノロジによって、「AMD Phenom」プロセッサは最大14.4GB/秒の広帯域I/Oを実現し、システム帯域幅はかつてない水準まで高まります。AMDのPCI Express 2.0チップセットとグラフィックス・プロセッサの帯域幅が加わることで、「AMD Spider」プラットフォームは、帯域幅を最大限に高め、1080Pのビデオ再生、強力なマルチGPU、高速ディスク/ネットワーク・インタフェースを実現できます。唯一の真のクアッドコア・プロセッサであり、AM2+ socketによるインフラストラクチャの柔軟性を備えたAMDプロセッサは、将来的には65nmと45nmの「AMD Phenom」プロセッサとの互換性を確保できるよう設計されており、これによって性能は大幅に向上します。
「ATI Radeon HD 3800」シリーズの強力なビデオ処理機能が加わることで、パワービデオユーザは、「AMD Spider」プラットフォーム上でクラス最高のHDエンターテインメントを楽しむことができます。ATI Avivo™ HDビデオエンジンとUnified Video Decoder(UVD)が、目を見張る画像品質と電力効率に優れた再生を可能にします。UVDが追加されたことにより、H.264とVC-1の両方の規格において、HD-DVDとBlu-ray™のデコーディングを、卓越したプラットフォーム効率と画像品質で行えるようになりました。このほか、HDMI接続が強化され、HDCPとHDMIビデオ用オーディオが組み込まれたことで、大画面でのゲームやエンターテインメントも容易になります。
プラットフォームの性能拡張性
AMDの「Spider」プラットフォームには、性能を向上させ、各種構成との互換性を高めるアップグレード・オプションが複数用意されており、パワーユーザ向けプラットフォームでかつてない拡張性を実現します。4個のグラフィックス・プロセッサを活用することで、デスクトップの処理能力は推定2テラフロップス(TFLOPS)(*1)に達する見込みです。ダイレクトコネクト・アーキテクチャを採用した「AMD Phenomクアッドコア・プロセッサ」のマルチコア設計には、DDR2 1066(*2)までのメモリ速度をサポート可能な内蔵メモリ・コントローラが搭載されており、128ビット浮動小数点に対応するほか、高速メモリアクセスを実現するAMDのBalanced Smart Cacheが搭載されており、共有L3キャッシュによって、マルチスレッド・ソフトウェアで最先端の性能を実現します。
「AMD 7シリーズ・チップセット」によって、最新のATI CrossFireXテクノロジは、世界にその名を轟かせることになります。これは、マルチGPUによって性能拡張性をかつてない水準に高める技術であり、3個または4個の「ATI Radeon HD 3800」シリーズ・グラフィックス・プロセッサをサポートすることで、Microsoft Windows Vista®向けの業界唯一のトリプル/クアッドGPUソリューションとなり、比類のないアップグレード性とDirectX 10.1性能を発揮します。「AMD 7シリーズ・チップセット」は、最大4個のグラフィックス・プロセッサと42個のPCI Expressレーンをサポートすることで、ゲーマーやパワーPCユーザにとっての性能とアップグレード性を最大限に引き出します。また、Windows OSベースの性能調整ユーティリティとして、業界で最も強力で直感的なAMD OverDriveソフトウェア(*3)を使用することで、「AMD 7シリーズ・チップセット」は、個々のパワーユーザ向けプラットフォームで究極の性能を提供できます。AMD OverDriveソフトウェアは、Windows OSベースのシンプルなインタフェースを使用することで、オーバークロック重視のパワーユーザからメインストリーム・ゲーマーまで、性能志向のユーザの幅広いニーズに応えることができます(*3)。さらに、パワーユーザ向けのメモリ・モジュール、「ATI Radeon」グラフィックス、「AMD Phenomクアッドコア・プロセッサ」とAMD AutoXpress™の設定を組み合わせることで、システム性能を向上できます。
Microsoft社のJohn Schappert氏(corporate vice president of LIVE Software and Services)は次のように述べています。「革新的で魅力的なハードウェア技術の提供において、AMDには長きにわたる歴史があり、これによって一般のコンシューマユーザやパワーユーザは、新たなエクスペリエンスを実感するとともに、Windows Vistaをはじめとする当社製品の機能をフルに活用できます。プラットフォームの堅牢性と拡張性を高めるAMDの卓越した能力は、『AMD Spider』プラットフォームの登場によって、新たな局面を迎えます。『AMD Spider』プラットフォームは、Windows Vista向けの新型トリ/クアッドGPUソリューションとともに、アップグレード性と性能を極限まで高められるよう設計されています。」
エネルギー効率
高性能でエネルギー効率に優れた「AMD Spider」プラットフォームは、業界をリードするワット性能を実現します。このプラットフォームは、エネルギー効率に優れ、コンピューティング・エクスペリエンスを高める「AMD Phenomクアッドコア・プロセッサ」と、パワーユーザ向けの65nm低消費電力版「AMD 7シリーズ・チップセット」、55nm高性能・低消費電力版「ATI Radeon HD 3800」グラフィックスで構成されます。このほか、プラットフォームには、ATI PowerPlay™、Cool’n’Quiet™ 2.0テクノロジ、Microsoft DirectX 10.1のサポート、HyperTransport 3.0テクノロジ、PCI Express 2.0など、業界初のコンピューティング技術が圧倒的ラインナップで採用されており、消費電力に重きが置かれています。
実際のプロセッサの消費電力を抑える新たなイニシアティブとして、AMDでは、正確な利用動向を把握するため、コンシューマと法人ユーザを対象とした調査を行いました。それぞれの利用動向に基づき、消費電力を測定した結果、95WのTDP(熱設計電力枠)で動作する「AMD Phenom」プロセッサとCool’n’Quiet 2.0テクノロジの平均消費電力は、コンシューマ向けで32W、法人ユーザ向けで29Wとなりました。(*4)AMDプロセッサの消費電力に関する詳細は、www.amd.com/coolnquietwww.amd.com/coolnquiet をご参照ください。
その他の強力な機能としては、AMD CoolCore™テクノロジ、スプリット(分離型)パワープレーンによるマザーボード設計のサポート、コア周波数の個別設定機能が挙げられます。「AMD 7シリーズ・チップセット」は、チップセットとしては初の65nmプロセス技術を用いて設計されています。約10~12ワットのTDPによって、「7シリーズ・チップセット」はワールドクラスのエネルギー効率を実現するため、ユーザとしては、処理能力に対してリソースを重点的に割り当てることができます。55nmプロセス技術への完全な移行により、「ATI Radeon HD 3800」シリーズは、旧世代のAMDグラフィックス製品と比べて2倍を超えるワット性能を実現します。さらに、デスクトップ向けのATI PowerPlayによって、消費電力ステートを自動調整し、一般的な負荷の場合やアイドル時にGPUの効率化を実現できます。その他のすべての機能は、性能の効率化、低消費電力化、静音動作を実現することで、消費電力のさらなる最適化に貢献します。
Current Analysis West社のToni Duboise氏(senior analyst)は次のように述べています。「今日のPC市場では、マルチコア性能と充実したHDメディア・エクスペリエンスを求める消費者の需要が拡大しています。AMDの『Spider』プラットフォームのように、高性能機能とワット性能やエネルギー効率の向上を実現するプラットフォームは、顧客にとって大きなメリットとなります。」
出荷時期、価格について
「AMD Phenom 9600 プロセッサ (2.3GHz) 」は283ドル(32,970円)、「9500 (2.2GHz)」は251ドル(29,240円)で出荷されます(いずれも1,000個ロット時単価、米国ドル)。256MBのGDDR3メモリを備えた「ATI Radeon™ HD 3850」は179ドル(メーカー希望小売価格)から、また512MBのGDDR4メモリを備えた「ATI Radeon™ HD 3870」は219ドル(メーカー希望小売価格)から、AMDのグラフィックス製品パートナーより発売されます。プロセッサ価格の詳細につきましては、www.amd.com/pricingをご参照ください。「AMD Spider」プラットフォーム、また製品スペック、出荷時期、ビデオ、イメージ、パートナーによるサポートを含む「AMD Spider」プラットフォームのコンポーネントにつきましては、www.amd.com/spider/presskitをご参照ください。
AMDについて:
AMD(NYSE:AMD)は、コンピュータ業界、グラフィックス、家電業界向けに革新的なマイクロプロセッサ・ソリューションを提供するグローバル・プロバイダです。AMDは、世界中のコンシューマおよびビジネス分野のお客様を支援する、徹底したお客様中心主義の理念に基づくソリューションを提供します。それにより、オープンな技術革新の促進、選択肢の拡大、さらに業界の発展に向けて努力します。日本AMD株式会社は、AMDの日本法人です。詳細については、www.amd.com (英語)または http://www.amd.co.jp(日本語)をご覧ください。
(*1) AMD社内の計算式で、4個のATI Radeon HD 3800をシステムに組み込み、800 MHzのクロック動作、500Gflopsで計算した値。
(*2) JEDEC仕様は現在承認および発表待ちです。
(*3) オーバークロックによるAMD製品の損傷は保証の対象には含まれません。
(*4) AMDは4カ国で、コンシューマ・ユーザと法人向けにパターン(アプリケーション使用時、Windowsアイドル時の時間) に副って1,200人のユーザを調査しました 。対応するアプリケーションのパワー消費量はAMD のラボで測定され、最終的な電力の結果は各アプリケーションの使用した時間で加味されています。プロセッサのパワー消費量を測定するために、直接マザーボードに取り付け、トータルシステムのパワー消費量を測定するのに一般電力測定メーターを使用しました。AMD は、製品版の「AMD Phenom」 プロセッサと「AMD 790FX」を組込んだ内部エンジニアリング用マザーボード、「ATI Radeon HD 3850」のグラフィックアダプター、DDR2-800メモリ1GB搭載、250GB 7200RPM のHDD、DVDドライブ、高性能電源をテストしました。
ユーザ向けの実験割合には以下を含んでいます: ゲーム4%、音楽4%、多重タスク処理3% 、インターネット・コンテント・クリエーション4%、ブロード・ベース・プロダクティビティ36%、メディア・プレイバック多重タスク処理4%、Windows アイドリング44%。コマーシャル向けの実験割合には以下を含んでいます: 多重タスク処理2% 、インターネット・コンテント・クリエーション3%、ブロード・ベース・プロダクティビティ53%、ビデオ・コンテント・クリエーション1%、イメージ・コンテント・クリエーション2%、Windowsアイドリング39%。
©2007 Advanced Micro Devices, Inc. AMD、AMD Arrowロゴ、AMD Phenom、ATI Radeon、ATI CrossFire、ATI CrossFireX、AMD OverDrive、 Cool’n’Quiet、およびこれらの組み合わせはAdvanced Micro Devices, Inc.の商標です。HyperTransportはHyperTransport Technology Consortiumの商標です。Windows VistaはMicrosoft Corporationの米国またはその他の地域における商標です。その他の名称は情報提供のみを目的として使用されており、それぞれの所有権者の商標の場合があります。 |
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