-高性能、低消費電力、高集積度のAu1100が、EEMBCの5種類のアプリケーションベース・ベンチマーク・スイートで卓越した成績を記録-
Tokyo, JAPAN -- 2003年9月16日 --このプレス・リリースは、米国オースティン9月15日発英文リリースの抄訳です。
AMD(本社:米カリフォルニア州サニーベール、社長兼CEO:ヘクター・ルイズ)は本日、Embedded Microprocessor Benchmark Consortium(EEMBC)が、5種類のアプリケーションベース・ベンチマーク・スイートについて、「AMD Alchemy™ ソリューション Au1100™ プロセッサ」の認定スコアを公表した、と発表しました。
AMDをはじめ、プロセッサやコンパイラの有力企業50社以上がサポートするEEMBCベンチマークは、客観的かつ明確な基準で組み込み用途プロセッサやコンパイラの能力を評価するのに欠かせない、業界標準の指針となっています。今回、EEMBCの規則に則ってベンチマークを実施した場合に、Au1100プロセッサから繰り返し同じスコア結果が得られることを、独立した組織であるEEMBC Certification Labs(ECL)が、証明したことになります。
高性能、低消費電力、高集積度を特長とするAu1100プロセッサは、Webパッド、テレマティクス、携帯情報端末(PDA)、マルチメディア・ハンドヘルドといったコンピューティング機器のニーズに応えるだけでなく、機器の小型化と設計期間の短縮を実現するほか、価格性能比の異なる様々な機器を容易に設計することができます。
コア動作周波数が396MHzで、Green Hills Software MULTIコンパイラを使用するAu1100プロセッサのベンチマーク結果は、「アウト・オブ・ボックス(最適化なし)」で以下のようになりました(EEMBC v1.1)。
| Automark(車載/産業) |
144.4 |
| Consumermark(コンシューマ) |
24.8 |
| Netmark(ネットワーキング) |
5.1 |
| Oamark(オフィス・オートメーション) |
311.8 |
| TTelemark(通信) |
5.1 |
EEMBCのMarkus Levy氏(プレジデント)は、次のように述べています。「EEMBC認定のベンチマーク・スコアによって、AMDはAu1100プロセッサが持つ性能面での利点を証明することができます。低消費電力であることを考慮すると、同プロセッサの性能は極めて高いといえます。テストの際に与える負荷が、内部のアーキテクチャを検証する上で優れた手段になるため、EEMBCベンチマークはAMDのお客様にとっても、最高の判断材料となるでしょう」
AMDのPhil Pompa(フィル・ポンパ、パーソナル・コネクティビティ・ソリューションズ・グループのマーケティング担当AMD副社長)は、次のように述べています。「私どもはEEMBC結果などのデータを踏まえ、ベンチマークの種類にもよりますが、Au1100は、低消費電力/高集積度の競合SOC(System On a Chip)プロセッサに比べ、5%から35%高い性能を発揮するプロセッサである、と確信しています。それだけでなく、Au1100の一般的な消費電力は、公表されている競合製品のそれと比較して最大で40%低い値となっています。消費電力と集積度に優れたAu1100は、これまでにない性能、消費電力、システムコストを実現するプロセッサであり、新たな性能基準を打ち立てることができたことを非常に嬉しく思います」
設計者はEEMBCベンチマークを使うことにより、特定のアプリケーションにおいてデバイスが発揮する性能を、客観的かつ現実に則した基準で比較できます。システム設計に最適な組み込み用途プロセッサを選定することが可能になります。AMD Alchemy ソリューション Au1100プロセッサに関する詳細なスコア結果は、EEMBCウェブサイトの「Search Benchmark Scores」から無償で閲覧・入手可能です。以下のURLからリンク可能です。
http://www.amd.com/eembc/au1100benchmark
AMD Alchemy™ ソリューション Au1100™ プロセッサについて:
Au1100プロセッサは、MIPS32™テクノロジをベースにしたSOC(System On a Chip)プロセッサで、強化されたカスタムCPUコア、カスタマイズされたメモリ・コントローラ、業界標準の通信ペリファラルで構成されています。10/100 Ethernetコントローラ、USBデバイスとホスト、LCDコントローラ、PCMCIA/コンパクトフラッシュ・インターフェース、IrDA赤外線通信、AC-97インターフェイス(外部CODECが必要)、SDコントローラ (2つ) 、UARTS (3つ) 、SSIコントローラ (2つ) 、EJTAG、GPIO ピン(48本)など、多くのシステム・ペリファラルを搭載しています。
Au1100プロセッサの特長の一つに、モバイルIA機器で高品質のグラッフィックス表示およびビデオ再生を実現するLCDコントローラの搭載が挙げられます。LCDコントローラはシングルまたはデュアルカラーパネル、TFTおよびSTNに対応し、SDRAMベースのフレームバッファ(16bpp時)で、最大640x480(VGA) または800x600(SVGA) を表示できるよう設計されています。さらにディスプレイ・イメージの縦横反転表示が可能となっています。高性能、低消費電力、数々のペリファラルを兼ね備えたAu 1100プロセッサは、バッテリ駆動で高性能を必要とするアプリケーションに最適なソリューションです。
Au1100プロセッサのWindows® CE.NET、Linux、VxWorks対応開発ボードとBSPSは現在入手可能です。
AMD Alchemy™ ソリューションについて:
AMD Alchemyソリューションの製品ラインナップには、Au1000™/Au1500™/Au1100™プロセッサ、開発ボードキット、そしてモバイルハンドヘルドRDK、ドライバインフォメーションRDK、アクセス機器RDK、ポータブルメディアタブレットRDKが含まれます。さらに、AMD Alchemyソリューションには、Am1772™ワイヤレスLANチップセット、PCカードRDK、mini-PCI RDKも含まれます。これらの製品はコンピューティング機器、アクセス機器、ドライバ情報システム、エンターテインメント機器など、PC以外のインターネット機器市場をターゲットとしています。
EEMBCについて:
EEMBC(Embedded Microprocessor Benchmark Consortium)は、システム設計者が組み込み用途プロセッサを選定する際に参照できる、現実に則したベンチマークを開発し、ベンチマーク・スコアの認定作業を行っています。EEMBCのベンチマーク・テストに付されるすべてのプロセッサは、通信、ネットワーキング、コンシューマ、OA、車載/産業、組み込みJava、マイクロコントローラ関連のアプリケーションごとに、異なる負荷や機能を示すパラメータを与えられ、テストされます。半導体、知的所有権、コンパイラ関連の有力企業が参加するEEMBCは、EEMBC Certification Labs(テキサス州およびカリフォルニア州)を通じて、ベンチマーク・スタンダードを策定するとともに、ベンチマーク結果を認定しています。
AMDについて:
AMD(創立1969年)は、全世界のパーソナルコンピュータ、ネットワークコンピュータ、通信機器のメーカに対しIC(半導体)製品を提供しています。製造拠点を米国、ヨーロッパ、日本、アジアに構え、マイクロプロセッサ、フラッシュメモリ、通信・ネットワークアプリケーション向けIC製品を生産しています。カリフォルニア州サニーベールに本社を置くAMDは、Standard & Poor’s 500企業にもリストアップされています。(NYSE:AMD)
AMD、AMD Arrowロゴ、Alchemy、ならびにその組み合わせ、Au1000、Au1100、Au1500およびAm1772はAdvanced Micro Devices, Inc.の商標です。MIPS32は、MIPS Technologies Inc.の商標です。WindowsはMicrosoft Corporationの米国またはその他の地域における登録商標です。その他すべての企業名、ブランド名、および製品名は、一般に各企業の登録商標または商標です。