-x86-64™アーキテクチャによるLinuxベースのエンタープライズ・データベース・ソリューションを対象-
Tokyo, Japan -- 2002年7月30日 --(このプレスリリースは、米サニーベール7月30日発、英文リリースの抄訳です。)
AMD(本社:米カリフォルニア州サニーベール、社長兼CEO:ヘクター・ルイズ)は本日、IBMのDB2データベース・ソフトウェアが、AMDのハマーテクノロジをベースとし、間もなく登場する予定のAMD Opteron™プロセッサに対して64ビット対応することを発表しました。このエンタープライズ・クラスのデータベース・ソリューションはSuSE Linuxオペレーティングシステム上のDB2データベースを特徴とし、x86-64™テクノロジへの対応を2日間で実現しました。
DB2バージョン8のコモン・クライアント・インタフェース・アーキテクチャによって、既存の32ビットx86ベースのアプリケーションは、DB2の64ビット・データベース環境に直接アクセスしながら動作することができます。したがって、企業ユーザは32ビットへの投資とその処理能力を最大限に活用しながら、ビジネスニーズに合わせて64ビット環境へ段階的に移行することができます。
DB2はAMD Opteronプロセッサのx86-64アーキテクチャをフルに利用し、64ビット環境のサーバ間においてより高速なクエリーと、データのロード/アンロードを実現しています。
AMDのRich Heye(リッチ・ハイ、コンピュテーション製品グループのプラットフォーム・エンジニアリング&インフラストラクチャ担当副社長)は次のように述べています。「ハマーテクノロジをベースとするAMD Opteronプロセッサは、エンタープライズ・クラスのデータベース・ソリューションにパワーを与えます。その可能性は今日の発表によって明らかになりました。64ビットAMD Opteronプロセッサ・ベースのシステムで動作するDB2の優れた処理速度と使いやすさは、x86-64アーキテクチャが備える進化的な特質を証明しました。DB2のユーザは、AMDのx86-64アーキテクチャを通じて、x86環境における64ビット・データベース・コンピューティングの高い処理能力を手にすることができます」
IBM Data Management Solutions のLauren Flaherty氏(マーケティング担当副社長)は次のように述べています。「企業ユーザはAMD Opteronプロセッサ・ベースのプラットフォーム上で動作するDB2により、強力な64ビットソリューションと、x86ベースのシンプルな移行パスが得られます。本日の発表は、革新的手法をご提供し、DB2データベースの処理性能と拡張性を最大化するという、IBMの取り組み姿勢を改めて示すものです」
SuSE LinuxのBoris Nalbach氏(最高技術責任者)は次のように述べています。「DB2のx86-64テクノロジへの対応は、業界標準であるx86プラットフォームでのエンタープライズ・クラスのアプリケーションに対するSuSE Linuxのサポートを示すものです。64ビットコンピューティングとx86アーキテクチャの利点が組み合わさることにより、近く登場するAMD Opteronプロセッサをベースとしたシステムは次世代Linuxサーバプラットフォームを代表するものとなり、企業ユーザによるLinuxの採用をさらに推し進めるものとなります」
IBMとAMDは、ハマーテクノロジをベースとし現在開発中のAMD Opteronプロセッサで動作するDB2 for Linuxを、8月13日~15日にサンフランシスコで開催される展覧会、LinuxWorldで展示します。
AMDの次世代プラットフォームのマイルストーン:
| 2002年7月29日: | AMD、x86-64アーキテクチャによる、Linuxベースの
エンタープライズ・データベース・ソリューションを対象とした
IBM DB2データベース・ソフトウェアのサポートを発表 |
| 2002年6月3日: | AMD、AMD Opteron プロセッサ& 次世代AMD Athlon™プロセッサ向けプラットフォームを、幅広い業界がサポートすると発表 |
| 2002年5月22日: | AMD、3DLABS、ATI、MATROX、SISの各社がAMD Opteron & 次世代AMD Athlon プラットフォームをサポートすると発表 |
| 2002年4月24日: | AMD Opteron&次世代 AMD Athlon プロセッサ向けの64ビットサポートの組み込みで、Microsoft(R)との協力を発表 |
| 2002年4月24日: | AMD、次世代サーバ/ワークステーション向けプロセッサの
ブランド名 "AMD Opteron"を発表 |
| 2002年2月26日: | 32/64ビット・テクノロジを採用した第8世代PCプロセッサの
デモを初公開 |
| 2001年10月15日: | AMD、次世代PCプロセッサの詳細アーキテクチャを公開 |
| 2001年2月14日: | AMD、HyperTransport™ テクノロジを発表。 Broadcom、Cisco、NVIDIA、Sun Microsystemsが採用を表明 |
| 2001年1月16日: | AMDとVirtutech、64ビット対応ソフトウェアの更なる開発支援を目的とした高性能ソフトウェア・シュミレータを発表 |
| 2000年8月10日: | AMD、x86-64アーキテクチャのスペックを公開
マーケット主導による64ビット・コンピューティングへの移行実現を
可能に |
| 1999年10月5日: | AMD、x86-64テクノロジ・アーキテクチャ&システムバスを発表 |
AMD Opteron™プロセッサについて:
AMD Opteronプロセッサは業界に先駆けてx86-64テクノロジを採用するAMDの次世代プロセッサコアをベースとしています。このテクノロジは、企業ユーザが求める64ビット・コンピューティングへのシームレスの移行を提供するとともに、企業ユーザのこれまでの32ビット・アプリケーションへの投資を守ります。AMD Opteronプロセッサは、今日最も要求レベルの高い企業向けアプリケーションに適応する高性能サーバ/ワークステーションのソリューションを提供します。同プロセッサはスケーラブルで高い信頼性と互換性を有するべく設計されており、TCO(維持管理費用)の削減に寄与します。AMD Opteronプロセッサの重要な革新には、メモリ・コントローラの統合およびHyperTransportテクノロジの採用が含まれます。 メモリ・コントローラの統合はメモリ性能のボトルネックを解消します。 HyperTransportテクノロジは、I/Oボトルネックの解消/低減、バンド幅の向上とレイテンシの低減によりシステム全体の性能を向上させます。
AMDのx86-64™アーキテクチャについて:
AMDの64ビット・コンピューティングへの分かりやすいアプローチは、業界で最も実績豊富で広くサポートされているテクノロジのひとつであるx86命令セットをその礎としています。AMDのx86-64テクノロジは、高性能サーバ、データベース管理システム、CADツールなど、巨大な物理メモリおよび仮想メモリへのアドレスが必要なアプリケーションに対応するように設計されています。x86-64テクノロジは現行のコンピューティング環境やサポート環境にシームレスに統合され、法人ユーザは、32ビット・ソフトウェアに投下した多額の投資を捨て去ることなく、高性能な64ビット対応のシステムを構築することができます。
AMDについて:
AMD(創立1969年)は、全世界のパーソナルコンピュータ、ネットワークコンピュータ、通信機器のメーカに対しIC(半導体)製品を提供しています。製造拠点を米国、ヨーロッパ、日本、アジアに構え、マイクロプロセッサ、フラッシュメモリ、通信・ネットワークアプリケーション向けIC製品を生産しています。AMDは、Fortune 500およびStandard & Poor's 500企業にリストアップされています。本社はカリフォルニア州サニーベール、2001年度の売上げは39億ドルです。(NYSE:AMD)