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AMD - イノベーターとして進化を続ける企業

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AMD、セカンドソース・メーカとして市場参入
1976 - AMDとインテル、各自が保有するすべての特許を相互にライセンスする初の包括的なクロスライセンス契約を締結。
1982
- IBMがインテルのマイクロプロセッサをPCに採用するにあたり、同社のPCプロセッサ・ニーズに応える信頼できるセカンドソース・サプライヤの存在を条件としました。そのため、AMDはインテルとの包括的クロスライセンス契約を更新し、8086および8088マイクロプロセッサを製造するIBMのセカンドソース・メーカとなりました。
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- 後にカリフォルニア州のある判事は、インテルのセカンドソースとなることに同意することで、「AMDは、インテルが[同社のマイクロプロセッサ・]アーキテクチャを市場で確立するするために援助を必要としていた際に、同社を支援した」と述べています。こうした動きに助けられ、インテルはx86を主流のPCアーキテクチャとして確立させることに成功したのです。
1987
- インテル、AMDに対してセカンドソース契約の終了を通知。AMDが486互換のマイクロプロセッサを生産するのを防ごうというこの強攻策をきっかけに、その後何年間も続くことになるAMDとインテルの間の法的紛争が始まり、数年間にわたりお客様が選択できるPCマイクロプロセッサ供給元は1社に限定されました。
1990
- 1990年後半、AMDはインテルの80386をベースにしたAm386®マイクロプロセッサ・ファミリを発売します。Am386は抜群の性能が評価され好調な売上を見せます。
1991
- 1991年10月、インテルは著作権侵害訴訟を連邦裁判所に起こしますが、仲裁人はAMDにAm386の完全な製造・販売権を認めます。この裁定は1994年にカリフォルニア州最高裁判所にも支持されます。
1993
- Am486®マイクロプロセッサが発売され、コンパック・コンピュータを始めとする数千のメーカ製PCに採用されます。
1994
- インテルとHP、独自の64ビット・マイクロプロセッサ・アーキテクチャ(コードネームは"Merced"で、最終的には"Itanium"の名称で投入)の開発を発表。これは"IA-64"という全く新しい命令セットをベースにしたもので、何百万という既存のx86ベースのPCやソフトウェア・アプリケーションと互換性がありません。
- インテルの上級副社長でマイクロプロセッサプロダクトグループ・ジェネラルマネジャーのAlbert Yu氏は、「もし私が競合会社なら、とても心配するだろう。将来があると思っていたのに、ないのだから」と言明します。
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AMD、インテルに挑む
1995
- AMD、初の独自設計によるソケット互換のx86マイクロプロセッサ、AMD-K5®マイクロプロセッサを投入。
1997
- AMD、AMD-K6®マイクロプロセッサを投入。この製品は、インテルのPentium® マイクロプロセッサとピン互換の代替製品として成功を収めます。AMD-K6の投入を機に市場では再び競争が始まり、PC価格は1000ドル未満まで押し下げられ、平均的消費者の手が届くPCが登場します。
1998
- AMDは3DNow!™ テクノロジを搭載したAMD-K6-2マイクロプロセッサの投入によりPCプラットフォームを大きく前進させます。AMD開発の3DNow!テクノロジは、x86ベースとしては初めてMicrosoft® Windows®互換PCにおける3Dグラフィックスやマルチメディアなど浮動小数点演算を頻繁に実行するアプリケーションの動作を大幅に向上させる、革新的な技術でした。
- インテルはMerced(Itanium)の遅延を発表。Itaniumが出荷されるのは3年後になってからです。
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AMD、革新をリード
1999
- AMDは世界最速のx86マイクロプロセッサ、AMD Athlon™の投入を機にインテル互換チップの開発と決別します。AMD AthlonプロセッサはMicrosoft Windowsの実行で抜群の性能を発揮できるよう一から設計されました。AMD Athlonプロセッサはインテルの競合品と一線を画す各種の画期的な機能を備えています。AMDがインテルより先に新世代のMicrosoft Windows PC向けx86マイクロプロセッサを市場投入したのは、これが初めてでした。
- AMDの会長兼CEOのジェリー・サンダーズ(Jerry Sanders、現名誉会長)は、「コンピュータ業界史上初めて、AMDは競合に先がけて、全く新世代のプロセッサの投入で競合他社をリードします。この製品は、より先進のアーキテクチャ設計をベースにしており、より高度な性能と処理能力を提供します。この発表は優れたプロセッサ・テクノロジをベースにした新しい選択肢の登場を告げるもので、業界全体にとって真の分岐点となります」と述べています。
- AMDはマイクロプロセッサ・フォーラムで世界初となる64ビットのx86マルチコア・アーキテクチャのプレビューを行いました。
2000
- AMDはAMD Athlonプロセッサにより、業界に先がけて歴史的な動作周波数1GHz(1秒間に10億クロックサイクル)の壁を打ち破ります。
- AMD、AMD PowerNow!™テクノロジを発表。これによりPCメーカは、発熱と動作音を抑えた、バッテリ駆動時間の長いノートブックPCを投入できるようになりました。
- インテルは市場での影響力を行使して、コンピュータ業界が高価なRDRAM(Rambus DRAM)をメモリの新規格に採用するよう働きかけますが、AMDはSDRAMが標準タイプのPCメモリとして定着するよう、多数のPC OEMメーカやチップセット・ベンダと連携しました。SDRAMとその後続世代はオープン規格制定機関が策定したもので、低コストと高歩留まりを特長としています。
- AMDは世界で初めてDDR(Double Data Rate)メモリ・テクノロジをサポートするPCプラットフォームを発表しました。DDRを採用すると、同等のコストでプロセッサへのピーク・データ・スループットを最大100%向上可能です。これによりメーカは収益性を犠牲にせずPCの性能を飛躍的に上げることができるようになりました。
2001
- AMD、コンピュータの動作速度・効率を向上させるHyperTransport™ テクノロジの開発と普及を推進。HyperTransportはサン・マイクロシステムズ、アジレント、アップルコンピュータ、ブロードコム、シスコシステムズ、IBM、NVIDIA、テキサス・インスツルメンツなどに採用されました。
- AMD Athlon XPマイクロプロセッサの投入を機に、AMDは総合的なPCアプリケーション性能が一般ユーザの皆様にわかりやすいプロセッサ・モデル・ナンバーを導入します(アーキテクチャやテクノロジ、アプリケーションが大きく異なるため、動作周波数(MHz)はPCの性能を示す正確な尺度としての有効性を失いました)。
- AMD Athlon XPマイクロプロセッサには、優れたアプリケーション性能を重視したQuantiSpeed™アーキテクチャが採用されました。
- インテル独自の64ビット・マイクロプロセッサ「Itanium(アイタニアム)」が3年遅れで、20億ドル近い費用をかけて投入されます。この技術は高価とみなされ、x86ベースのハードウェアやソフトウェアと互換性がなく、市場から概ね拒否されます。業界ではタイタニックになぞらえた「Itanic(アイタニック)」の異名をつけられました。
2002
- AMD、Athlon XPファミリに、小型デスクトップPC向け内蔵消費電力管理ソリューション、Cool'n'Quiet™テクノロジを採用。Cool'n'Quietは効果的に消費電力を下げ、動作音の静かなPCの設計を可能にするとともに、負荷に応じた性能提供を実現してコンピューティング体験を最大限に向上させます。
2003
- AMD Opteron™ およびAMD Athlon™ 64マイクロプロセッサの投入は、コンピュータ業界の将来を変えます。x86を64ビットにも拡張するAMD64アーキテクチャによって、32ビット及び64ビットのコンピューティングへの同時対応が可能になるからです。
- インテルは同様のx86ベースの64ビット技術を開発する計画は一切ないと表明します。
- インテルの社長で次期CEOのPaul Otellini氏は、インテルは64ビットのデスクトップPC向けチップを2008年か2009年まで生産しない可能性がある、と述べています。(CNET News.com、2003年2月20日)
- インテルのCEO、Craig Barrett氏は、「現段階ではAMDのデスクトップ向けデバイスのような64ビットのアドレス拡張は計画していない」と述べています。(ロイター、2003年9月25日)
- AMD、業界で初めて統合メモリコントローラを搭載したプロセッサを投入。統合メモリコントローラによりメモリからプロセッサにより高速かつ効率的にデータが送り込まれるため、競合する設計に比べて性能が向上します。
- AMD、ダイレクトコネクト・アーキテクチャを導入。プロセッサ、メモリコントローラ、I/Oを直接接続することで、ボトルネックの軽減と性能の向上を実現します。
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AMD、革新におけるリーダーシップを拡大
2004
- AMD Athlon 64プロセッサはMicroprocessor Report誌の「Desktop PC Chip of the Year」(今年を代表するデスクトップPC向けチップ)に選ばれました。
- Forbes Global 100企業およびその関連会社の40%以上が基幹エンタープライズ・アプリケーションの運用にAMD64プロセッサ搭載システムを使用しています。
- AMDは、マイクロソフト、サン、IBM、HP、クレイ、SuSe Linux、富士通シーメンスなど2000社を超えるAMD64テクノロジ・パートナーの支持を獲得します。世界のエンタープライズ向けコンピュータ・メーカ、トップ4社のうち、サン、HP、IBMの3社がAMD64ソリューションを提供しています。
- インテルは方針を転換し、AMDに追随してx86ベースの64ビット・コンピューティングに参入、AMDの64ビット・テクノロジをベースにした互換マイクロソフト・ソリューションを発表します。この決定はインテル独自の64ビット・マイクロプロセッサ「Itanium」への致命的打撃とみなされます。
- Itaniumの共同開発パートナーだったHPが、Itanium搭載ワークステーションの製品ライン打ち切りを発表します。
- Microprocessor Report誌のアナリスト、Tim Halfhill氏は、インテルはAMDの文書を読んで32ビットのx86命令セットの64ビット拡張機能を開発したと報じています。「あらゆるケースにおいて、インテルがAMD64をほぼすべての細部に至るまで模倣して64ビットのx86アーキテクチャを設計したことが判明した」
- インテルはAMDに追随して、マイクロプロセッサの性能表示を動作周波数(MHz)からモデル・ナンバーに進化させます。
- AMD、業界初のx86デュアルコア・マイクロプロセッサをデモ。
- AMD、世界経済フォーラム年次総会において、「50×15」イニシアティブを発表。これは2015年までに世界人口の50%に基本的なコンピュータ利用とインターネット接続を可能にすることを目指すものです。同年、AMDはインドでパーソナル・インターネット・コミュニケータ(PIC)を発表します。PICは発展途上国市場向けに開発された新しいカテゴリのコンピューティング機器で、少額の月額使用料でサービス・プロバイダが一般消費者に配布します(希望価格はモニタなしで185ドル、モニタ付きで250ドル)。
- AMD、ハードウェアによるウィルス防止で業界をリード。これはMicrosoft Windows XP Service Pack 2によって有効になると、特定のタイプの攻撃に対するウィルス防止を行うもので、よりセキュアなMicrosoft Windows XPコンピューティング環境への道を整えました。
2005
- AMD、サーバ/ワークステーション向けのデュアルコアAMD Opteronプロセッサを発表、同時にコンシューマ・ユーザ及びビジネス・ユーザ向けのAMD Athlon 64 X2 デュアルコア・プロセッサの詳細を公開。サン、HP、IBM、Supermicroなどの主要OEMが、デュアルコアAMD Opteron搭載システムの幅広いラインアップの供給予定を発表。 AMDのデュアルコアAMD Opteronプロセッサの消費電力は、同等のサーバ向けデュアルコア・サーバ・チップに比べてわずか4分の1に抑えられます。
- The Wall Street Journal は次のように報じています。「今や幅広く使用されているDDR(ダブルデータレート)というメモリ・テクノロジにおいて成功を収めたのは、かつて、インテルのテクノロジの方向性に盲従していたAMDだった。2年前に登場した最初のOpteron搭載システムにおいて、Opteronはx86チップとして初めて64ビットのデータを一度に処理し、前世代の32ビット・チップより多くのメモリにアクセスできるようになった。インテルはこれら2つの動きを追いかける形となった」 (2005年4月21日)
- BusinessWeekは、次のように伝えています。「AMDのアプローチにより、サーバ・メーカは、新しいマザーボードやチップセットに追加コストをかけずに現行のシングルコア・チップから切り替え可能となり、ビジネス経費の無駄をなくすことができます」(2005年4月19日)
- モルガン・スタンレーのアナリスト、Mark Edelstone氏は、「我々は現在、AMDがデュアルコア・プロセッサでインテルをリードしており、統合や消費電力でも優位にあると考えています。(2005年2月9日)
- Insight 64の主席アナリスト、Nathan Brookwood氏は次のように述べています。「2003年のAMD OpteronおよびAMD Athlon 64プロセッサ投入前は、業界筋の間で、業界標準の32ビットx86と互換の64ビット・アーキテクチャを中心にエコシステムを開発することが合理的ないしは可能かどうかを疑問視する声がありました。それから2年が経過し、1000以上のソフトウェア・パッケージが登場した現在、業界はAMD64テクノロジをベースにした64ビット・コンピューティングを受け入れており、以前の疑念は根拠薄弱だったことが明白になっています。AMD64テクノロジの革新的なダイレクトコネクト・アーキテクチャにより、AMDが、強力な技術力と恐るべき競争力をもつメーカとして自らを確立したことは明らかです。」(2005年3月2日)
- AMDは世界経済フォーラム年次総会において「50×15」イニシアティブに対するコミットメントを継続し、MITメディアラボの所長、Nicholas Negroponte氏をはじめ業界リーダらと、世界初の100ドル・ラップトップPCを開発するパートナーシップを発表しました。またAMDは、第2世代PIC機器の試作品を初公開しました。
- CNet News.comは、「過去数年間、AMDは64ビット・コンピューティングやI/Oリンクの高速化などのアイデアを先に売り込み、インテルを居心地の悪い追随者の立場に追いやった」と報じました(2005年2月25日)。
- マイクロソフトは、Itanium 2マイクロプロセッサ向けのWindowsオペレーティング・システムの開発中止を正式発表しました。
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