AMD、新しい「クアッドコアAMD Opteron™プロセッサ」の
広範な提供開始と多数のグローバル規模のOEMパートナーからのサポートを発表
- 「Shanghai(コードネーム:シャンハイ)プラットフォーム」で
仮想化性能における圧倒的なリーダーシップ、
ライブ・マイグレーション機能、最大40%向上した仮想化性能を実現※1 -
- 強化された45nm設計と業界で最も安定したx86サーバー・プラットフォーム・アーキテクチャーにより、
今日のデータセンターが必要とする機能と効率を提供 -
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2008/11/13 --
このプレスリリースは、米国サニーベール11月13日発英文リリースの抄訳です。
日本AMD株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長: 吉沢 俊介、米国本社:米カリフォルニア州サニーベール、会長兼CEO:ダーク・マイヤー、以下AMD)は本日、45nm「クアッドコアAMD Opteron™プロセッサ」の幅広い提供を開始し、性能を35%高めると共にアイドル時の電力消費を35%引き下げた
※2と発表しました。IT分野の意思決定者がよりわずかな経営資源でより多くのことを成し遂げようとする中で、この最新の「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ」は、仮想化性能の強化とワット性能における向上をもたらした技術革新によって、データセンターにおいての効率を高めると共に複雑性を軽減します。本日の提供開始から今年末までに、45nm 「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ」(コードネーム:「Shanghai(シャンハイ)」)に基づく25を超えるシステムが、世界中のOEMパートナーからエンタープライズ分野、SMB分野のお客様に向けて提供される予定です。
AMDのRandy Allen(ランディ・アレン、コンピューティング・ソリューションズ・グループ担当上級副社長)は、次のように述べています。「45nm『クアッドコアAMD Opteronプロセッサ』を問題のない早期の発売が実行できたことにより、x86サーバーの性能におけるAMDの新たなリーダーシップが確立しました。OEMパートナーおよびソリューション・プロバイダーのパートナー各社と共に、AMDはエンタープライズが注力しなければならない経費節減の要望に応えながら、将来に備えための革新を提供しています。この強化された『AMD Opteronプロセッサ』は、4年近く前にAMDが世界初のx86デュアルコア・プロセッサを発表して以来、AMD製品としては最も劇的な性能とワット性能の向上を達成したものです。この『クアッドコアAMD Opteronプロセッサ』は、この時代に最もふさわしいテクノロジーです」
今日の企業の差し迫った要求に応える性能面においてリーダーシップを発揮
データセンター管理者は、Webサーバーやデータベース・アプリケーションなどエンタープライズの業務負荷によるコンピューティング性能へのエスカレートする要求に直面し、またIT予算を取り巻く最近の環境の中で、よりわずかな経営資源からさらに多くのことを達成しなければなりません。今年第2四半期に60%の成長※3を記録したクラウド・コンピューティングや仮想化などの新しいソリューションが急速に展開されていますが、しかしこれにはバランスの取れたソリューションが必要です。最新の「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ」ではAMD独自のダイレクトコネクト・アーキテクチャがさらに強化され、異種混在化の進む今日のコンピューティング環境を支える、バランスと拡張性に優れたソリューションが実現されています。
群を抜く仮想化性能
45nm「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ」は、AMDのダイレクトコネクト・アーキテクチャへの改善と画期的なAMD-Virtualization™(AMD-V™)テクノロジを通じ、仮想化に最適なプラットフォームとしてのAMDの伝統に基づき、仮想化に特化され設計された世界規模のOEMパートナー9社のサーバーにすでに採用されています。この新しいプロセッサは「world switch(環境切り換え)」時間を短縮することによって仮想マシンの効率を高め、またソフトウェア仮想化に伴うオーバーヘッドを削減するためAMDがAMD-Vに組み込んだ革新であるRapid Virtualization Indexingの改良版を搭載しています。
比類のない価格性能比
この強化された「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ」は、以下の改良に基づき「AMD Opteronプロセッサ」の各世代を通じて最も劇的な性能とワット性能の向上を達成しています。
- 従来世代の「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ」と同じ熱設計枠を維持しながらCPUのクロック周波数が大幅に引き上げられています。これはプロセッサ設計の改善、業界をリードするAMDの45nm液浸リソグラフィー・テクノロジー、およびプロセッサ設計と検証の確実な実践による結果です。
- 仮想化、データベース、Javaなどメモリを多用するアプリケーションを高速化するため、L3キャッシュサイズを200%拡大し6MBとしています。
- 従来の「AMD Opteronプロセッサ」よりも大きなメモリ帯域幅を実現し、競合製品に見られるフルバッファーDIMMテクノロジーよりもエネルギー効率がはるかに高いDDR2-800メモリをサポートしています。
- プロセッサ間のコミュニケーションにおいて最大17.6GB/秒の帯域幅を実現するため、それと緊密に結びついたHyperTransport™ 3.0テクノロジーと進化したAMDダイレクト・コネクト・アーキテクチャを、2009年第2四半期に強化することを予定しています。
かつてないエネルギー効率
x86サーバー・プロセッサとしてすでに業界をリードするワット性能を実現する45nm「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ」は、アイドル時の消費電力を従来の世代から最大35%削減すると共に最大35%の性能向上を果たし、またいくつもの省電力テクノロジーが搭載されています。AMD Smart Fetchテクノロジーは処理のアイドル時にコアを「休止」状態に入れ、アプリケーションの性能にはまったく影響を及ぼすことなく電力消費を削減し、また各プロセッサの使用されていない部分への電力供給を抑えるAMD CoolCore™テクノロジーと合わさることによってさらに電力消費を削減します。
同様な構成のプラットフォームの間で比較すれば、強化された75Wの「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ」をベースとするプラットフォームは、50Wのプロセッサを使用する競合プラットフォームと比較してワット性能比を最大30%高めています。これらのプラットフォームにおいて、「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ 2380」によるプラットフォームはアクティブ・アイドル時にわずか138Wしか消費しなかったのに比べ、クアッドコアのIntelプロセッサによるプラットフォームはアクティブ・アイドル時に179Wを消費しました。この「クアッドコアAMD Opteron プロセッサ2380」は761 overall ssj_ops/WattのSPECpower_ssj™2008を達成しました(ターゲット負荷100%時308,089 ssj_ops)。クアッドコアIntelプロセッサによるプラットフォームのSPECpower_ssj™ 2008は561 overall ssj_ops/ Watt(ターゲット負荷100%時267,804 ssj_ops)でした※4。
最高のプラットフォーム安定性
45nm「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ」は、ひとつのアーキテクチャーにより2Pから8Pまでのサーバーに対応する唯一のx86サーバー用マイクロプロセッサ・メーカーとしてのAMDのリーダーシップをさらに継続したものであり、また従来世代のクアッドコアおよびデュアルコア「AMD Opteronプロセッサ」とのソケットと熱設計面での互換性を維持しています。これによりお客様はプラットフォーム管理に伴う複雑さとコストを削減し、データセンターの稼働時間と生産性を高めることができます。新しいプロセッサは従来のSocket 1207アーキテクチャーに対応し、またこのソケットはさらに次世代の「AMD Opteronプロセッサ」である「Istanbul(コードネーム:イスタンブール)」にも使用される予定です。
世界のOEMからのサポート
業界で最も管理が容易、かつ一貫したx86サーバー・プラットフォームとしての「AMD Opteronプロセッサ」の評価を得られる理由のひとつとして、世界のOEMとシステム・ビルダーのパートナー各社は迅速に検証作業を進めることができ、また強化された「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ」を搭載したそれぞれの次世代システムを今月中に出荷する予定です。強化された「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ」によるシステムの数は、今四半期と2009年第1四半期を通じて拡大すると予想されています。
日本ヒューレット・パッカード株式会社 執行役員 エンタープライズ ストレージ・サーバ統括本部 統括本部長 松本 芳武氏は次のように述べています。「日本ヒューレット・パッカード株式会社は、最新の『クアッドコアAMD Opteronプロセッサ』(コードネーム:Shanghai)の発表を歓迎いたします。HPは、AMD製プロセッサの卓越したワット性能と信頼性、そしてお客様のニーズの実現に努力を惜しまないAMDの企業姿勢に深い感銘を受けています。 AMD 『Shanghai』が、HP ProLiantサーバーとともに、両社のお客様のデータセンターに、低コストで、効率的で、シンプルで、高性能な仮想化環境をもたらす理想的な礎となり、日本のITに変革と更なる活力を与えるものと確信しております」
サン・マイクロシステムズ株式会社 マーケティング統括本部 執行役員 統括本部長 九里 禎久氏は次のように述べています。「サン・マイクロシステムズ株式会社は、この度の『クアッドコアAMD Opteronプロセッサ』発表を歓迎致します。サンは、この『クアッドコアAMD Opteronプロセッサ』をSun Fire™ サーバシリーズに順次採用して参ります。この新しい『クアッドコアAMD Opteronプロセッサ』搭載サーバー製品は、サンのx86サーバー製品の中核に位置づけられ、今後のクラウド・コンピューティングを支えるインフラとして、また仮想化データセンターの『Sun™ Modular Datacenter』ペイロード機器として、Sun SPARC Enterprise® サーバー製品群と共にお客様に提供されます。また、サーバー単体からデータセンター全体にいたるまで仮想化のニーズに包括的に応える製品として『Sun xVM ポートフォリオ』の提供も開始しており、この『クアッドコアAMD Opteronプロセッサ』搭載サーバーは、この仮想化環境を強固に支えるものとして、さらにプロセッサの持つ可能性が十分に発揮されるものと期待しています。サンは、最新の『クアッドコアAMD Opteronプロセッサ』技術を積極的に採用し、お客様に極めて優れたシステム性能を持つ製品を今後も提供し続けます」
デル株式会社 エンタープライズ&ソリューション・マーケティング本部長 宮本 啓志氏は次のように述べています。「デル株式会社は、この度のAMDにおける新しい『クアッドコアAMD Opteron プロセッサ』の発表を歓迎いたします。デルは、全世界で『Simplify IT(ITのシンプル化)』を提唱し、複雑化したIT環境を、業界標準技術とモジュラー型のアプローチでシンプルにすることでITの導入・運用・拡張をトータルに効率化するソリューションを提供しています。特に仮想化技術を用いたサーバー統合や、Webコンピューティング、そして科学技術計算をサポートするHPCクラスタは、デルが注力する分野であり、新しい『クアッドコアAMD Opteron プロセッサ』はワットあたりのCPU性能を飛躍的に向上させる、重要なテクノロジーであると確信しています。デルは、この新しい『クアッドコアAMD Opteron プロセッサ』をいち早くPowerEdgeサーバーで採用し、Time-to-Marketで市場に投入するとともに、東京・三田の『ソリューション・イノベーション・センター』へ設置し、様々な検証やデモを通じてお客様へその付加価値を提案していく所存です」
日本アイ・ビー・エム株式会社 システム製品事業 システム x事業部長理事 諸富 健二氏は次のように述べています。「日本アイ・ビー・エム株式会社は『AMD Opteronプロセッサ』の新製品(開発コード名:Shanghai)の発表を歓迎いたします。日本アイ・ビー・エム株式会社は、このプロセッサを搭載したBladeCenterおよびSystem xを発表する予定です。低消費電力を実現する『AMD Opteronプロセッサ』搭載のBladeCenterおよびSystem xにより、AMD様と協業しながら仮想化環境でのサーバー統合やクライアント統合をはじめとする各種ソリューションをお客様にご提供していきます」
出荷予定について
2.3GHzから2.7GHzまでの最新の75ワット「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ」はすでに出荷が開始され、さらに強化された「クアッドコアAMD Opteron HEプロセッサ」(55ワット)と「SEプロセッサ」(105ワット)は2009年第1四半期の出荷を予定しています。
近く発表予定の45nmデスクトップ向けプロセッサについて
AMDはこの性能とエネルギー効率を高めた45nmプロセッサ・テクノロジーを、コードネームを「Dragon」と呼ばれるAMDプラットフォームとして2009年第1四半期にデスクトップPC市場に提供する計画です。このプラットフォームはAMDの第2世代の高性能デスクトップ向けプラットフォームとなるものであり、2008年に発売された第1世代のAMD「Spider」プラットフォームと比較し、すべて次世代のコンポーネントが採用されています。このAMD「Dragon」プラットフォームは、新しい45nm「AMD Phenom™ II X4クアッドコア・プロセッサ」の処理能力と、数々の受賞実績を誇る「AMD 700 Seriesチップセット」ならびに「ATI Radeon™ HD 4000 シリーズ・グラフィックス」とを組み合わせ、テクノロジーの融合によるパワーを活用することを目指して設計されています。
その他詳細についてのご案内(AMDサイト)
45nm「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ」に関するFAQ、開発ツール、プレスキット、およびその他の全般的情報についてはhttp://multicore.amd.com をご覧ください。45nm「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ」の価格はhttp://www.amd.com/pricing に掲載されています。
※1 コードネーム「Shanghai」の「クアッドコアAMD Opteron™プロセッサ」とコードネーム「Barcelona」の「クアッドコアAMD Opteron™プロセッサ」とのVMmark仮想化ベンチマーク上での比較に基づく。詳細なシステム構成はhttp://www.vmware.com/products/vmmark/results.htmlをご覧ください。
※2 コードネーム「Barcelona」の「クアッドコアAMD Opteron™プロセッサ」との比較。2008年11月13日付けでamd.comに公表されたベンチマーク結果によれば、「Barcelona」ベースのシステムと比較して以下の性能向上が得られています:SPECint®_rate2006: 32%、SPECfp®_rate2006: 32%、SPECjbb®2005: 64%。http://www.amd.com/us-en/Processors/ProductInformation/0,,30_118_8796_8800,00.html をご覧ください。最新の結果はhttp://www.spec.orgをご覧ください。
※3 DCのQuarterly Server Virtualization Trackerによる、2008年第2四半期の世界全体での仮想化ライセンスの出荷数に基づく。http://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prUS21473108をご覧ください。
※4 2008年11月5日付けでhttp://www.spec.orgに公開された結果に基づく。最新のSPECpower_ssj2008ベンチマーク結果はhttp://www.spec.org/power_ssj2008 をご覧ください。
AMDについて:
AMD(NYSE:AMD)は、お客様やパートナー企業と緊密に協力することに注力し、職場で、家庭で、そして遊びの場において、次世代コンピューティングおよびグラフィックス・ソリューションを牽引する革新的技術を提供する企業です。日本AMD株式会社は、AMDの日本法人です。詳細については、http://www.amd.com (英語)または http://www.amd.co.jp (日本語)をご覧ください。
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