AMD、スーパーコンピューター世界ランキングの上位10位中で他を圧倒、
世界初のペタフロップス性能を達成したx86ベースのスーパーコンピューターの頭脳を提供

- ランキング上位10システムのうち7システムが「AMD Opteron™プロセッサ」を搭載 -

-- 2008/11/17 -- このプレスリリースは、米国サニーベール11月17日発英文リリースの抄訳です。

日本AMD株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉沢 俊介、米国本社:米カリフォルニア州サニーベール、会長兼CEO:ダーク・マイヤー、以下AMD)は本日、同社の「クアッドコアAMD Opteron™プロセッサ」を搭載した「Jaguar」が、完全なx86ベースのスーパーコンピューターとして初めてペタフロップス性能を達成したと発表しました。「AMD Opteronプロセッサ」は、最新のスーパーコンピューター世界ランキングの上位10システムのうち7システムに採用されています。

ロスアラモス国立研究所に設置されている、「AMD Opteronプロセッサ」とIBM PowerXCellプロセッサを搭載する「Roadrunner」は、半年に1度発表される「TOP500」スーパーコンピューター・サイトリストにおいて再び首位を獲得、またオークリッジ国立研究所に設置される「Jaguar」がランキング第2位を獲得すると共にこの調査が開始されて以来x86ベースのシステムとして最高性能を達成しました。「Jaguar」はCray XT4とXT5システムをベースとし、45,000台を超える「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ」により比類のないx86の性能を発揮する、バランスのとれたシステムを実現しています。

AMDのPatrick Patla(パトリック・パトラ、ゼネラル・マネージャー兼サーバー/ワークステーションビジネス担当副社長)は、次のように述べています。「本日発表された「TOP500」スーパーコンピューター・リストによって、この分野におけるAMDのリーダーシップとHPC関連のお客様に長年提供してきた驚異的な性能を改めて立証しました。世界最速の上位10のコンピューター・システムのうち、7システムはAMDのダイレクトコネクト・アーキテクチャによるバランスのとれたプラットフォームを活用しています。HPCコミュニティへのAMDの取り組みは、HPCの性能に新たな基準を打ち立て、最近発表されたばかりの45nm『クアッドコアAMD Opteronプロセッサ』によってさらに強化されています」

ランキング上位10システム中の7システムに加え、「AMD Opteronプロセッサ」では「TOP500」にランクインした世界のスーパーコンピューターのうち、さらに53システムにおいて新たな水準のHPC性能達成を支えています。本日発表されたリストのシステムは、ITサービスプロバイダー、金融機関、自動車設計、およびエネルギー、地質学、気象学、社会科学、天文学、およびその他多くの分野での研究をはじめ、AMDが世界に誇るコンピューティング能力を活用する際立った産業分野で性能を発揮しています。

AMDは2008年11月13日、45nm「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ」(コードネーム:「Shanghai(シャンハイ)」)の本格的な提供開始を発表しました。この最新の「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ」はHPC関連の性能として、以下を含む複数の記録をすでに達成しています。

  • 2ソケット・サーバーによるSPECfp®_rate2006スコアにおいて、競合製品を34%上回る浮動小数点スループットを達成※1
  • 2ソケット・サーバーによるSTREAMベンチマークにおいて、競合製品を51%上回るメモリー帯域幅を達成※2
  • 2ソケット・サーバーによるFLUENT 12 beta(ANSYS)において、競合製品を約65%上回るジョブ実行速度を達成※3
  • 2ソケット・サーバーによるLSDYNA MPP971sにおいて、競合製品を約30%以上上回る性能を達成※3
またHPCWire誌の読者により、「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ(コードネーム:Shanghai)」は上位5種類の「New HPC Products or Technologies to Watch」のひとつに選ばれました。


※1. 比較はSPECfp®_rate2006に基づいています。クアッドコアIntel XeonプロセッサModel E5472の結果は2008年10月27日にwww.spec.orgに発表されたものです。クアッドコア「AMD Opteron™プロセッサ」Model 2384の結果はStandard Performance Evaluation Corporationに提出されたデータによります。結果は2008年11月13日付けでamd.comに発表されています。http://www.amd.com/us-en/Processors/ProductInformation/0,,30_118_8796_8800,00.html をご覧ください。最新のSPECfp®_rate結果についてはhttp://www.spec.org/cpu2006/results/ をご覧ください。
システム構成:
「Shanghai」:2台のクアッドコア「AMD Opteron™プロセッサ」Model 2384、Supermicro A+ Server 1021M-UR+Bマザーボード、32GB (8x4GB DDR2-800) メモリー、300GB SATAディスクドライブ、SuSE Linux® Enterprise Server 10 SP1 64-ビット。
Xeon:2台のクアッドコアIntel XeonプロセッサModel E5472、Supermicro X7DWN+マザーボード、32GB (8x4GB DDR2-800 FB-DIMM) メモリー、74.8GB SATAディスクドライブ、SuSE Linux® 10 SP1 64-ビット。
http://www.spec.org/cpu2006/results/res2007q4/cpu2006-20071112-02546.html

※2. STREAM:比較は2008年10月27日にAMDパフォーマンス・ラボにて実施されたSTREAMベンチマーク試験に基づいています。STREAMの結果はAdd、Copy、Scale、およびTriadの性能によるものです。この結果は2008年11月13日付けでamd.comに発表されています。http://www.amd.com/us-en/Processors/ProductInformation/0,,30_118_8796_8800,00.html
システム構成:
「Shanghai」:2台のクアッドコア「AMD Opteron™プロセッサ」Model 2384、Supermicro H8DMU+マザーボード、16GB (8x2GB DDR2-800) メモリー、150GB IDEディスクドライブ、SuSE Linux® Enterprise Server 10 SP2 64-ビット。
Xeon 5472:2台のクアッドコアIntel XeonプロセッサModel E5472、Supermicro X7DWN+マザーボード、16GB (8x2GB DDR2-800 Low-Power FB-DIMM) メモリー、150GB IDEディスクドライブ、SuSE Linux® Enterprise Server 10 SP2 64-ビット。

※3. FLUENT 12 beta (ANSYS) sedan_4mおよびLSDYNA MPP971s:比較はSupermicro H8DMU+マザーボードに搭載した2台のクアッドコア「AMD Opteron™プロセッサ」Model 2356, 2384、16GB (8x2GB DDR2-800 )メモリー、150GB IDEディスクドライブ、SuSE Linux® Enterprise Server 10 SP1 64-ビットと、Supermicro X7DWN+マザーボードに搭載した2台のクアッドコアIntel XeonプロセッサModel E5472、16GB (8x2GB DDR2-800 FBDIMM, low power)、150GB IDEディスクドライブ、SuSE Linux® Enterprise Server 10 SP1 64-ビットの間で行っています。すべての結果は、公開されているクラスター内での比較試験データをのぞき、AMD Performance Center of Excellenceにて実施された社内テストによります。最終バージョンのFLUENTソフトウェアによる結果はこれとは異なる場合があります。結果は2008年11月13日付けでamd.comに公開されています。http://www.amd.com/us-en/Processors/ProductInformation/0,,30_118_8796_8800,00.htmlをご覧ください。


AMDについて:
AMD(NYSE:AMD)は、お客様やパートナー企業と緊密に協力することに注力し、職場で、家庭で、そして遊びの場において、次世代コンピューティングおよびグラフィックス・ソリューションを牽引する革新的技術を提供する企業です。日本AMD株式会社は、AMDの日本法人です。詳細については、http://www.amd.com(英語)または http://www.amd.co.jp (日本語)をご覧ください。


AMD、AMD Arrowロゴ、AMD Opteronおよびその組み合わせは、Advanced Micro Devices、 Inc.の商標です。その他すべての名称は、情報提供の目的においてのみ記載されているもので、名称を所有する企業・団体などの商標である場合があります。

SPECおよびSPECfp_rate2006はStandard Performance Evaluation Corporationの登録商標です。
LinuxはLMI(Linux Mark Institute) の登録商標です。