先駆者としてリードする
ゲーミングは今や、音楽、映画、オンデマンドのエンターテインメントといった部門を合わせても、それを上回る世界最大のメディア市場です。世界には数十億人のゲーマーがおり、市場価値はどんどん高まっているため、それも当然でしょう。
2017 年の AMD Ryzen™ プロセッサの登場以来、ゲーミング業界の状況は劇的に変化し、AMD は常にその先駆者として、ホーム コンソール、デスクトップおよびモバイルのゲーミング PC、そしてオンライン対戦型ゲーミングのためのインフラストラクチャの大部分に搭載されています。
AMD のテクノロジがどのようにゲーミングの世界を動かし、お客様が制作、サービス、プレイにおいて期待する最先端のエクスペリエンスを提供しているかをご覧ください。
寝転んでも座っても、どこでも AMD がサポート: 家庭用ゲーミング
最新の PC ゲーミング エクスペリエンスを実現する AMD Ryzen™ プロセッサと AMD Radeon™ グラフィックス製品については、もちろんよくご存じでしょう。AMD は最近、AMD Ryzen™ 7000 シリーズのデスクトップおよびモバイル プロセッサを発売し、デスクトップ プロセッサ ファミリを AMD 3D V-Cache™ テクノロジ搭載オプションで強化しました。そして、新しいモバイル端末では、AMD Ryzen™ 7000 シリーズ モバイル プロセッサを搭載したおかげで、デスクトップ ゲーミングに匹敵するエクスペリエンスを外出先でも楽しめるようになりました。
2022 年には AMD Radeon™ RX 7000 シリーズ グラフィックス カードも発売され、新しいチップレット設計、AV1 エンコーディング、DisplayPort™ 2.1、新しい AI アクセラレータなどを搭載して、傑出した AMD RDNA™ 3 アーキテクチャを初めて市場に投入しました。1
AMD がホーム システムで駆動しているのは PC だけではありません。最新世代のホーム コンソールや Valve Steam Deck™ などの携帯型プラットフォームもカスタム AMD アーキテクチャ上で稼働しています。ソファからホーム オフィスやゲーム部屋まで、今やご家庭のあらゆる場所で AMD は最新のゲーミング エクスペリエンスをあらゆるレベルで提供しているのです。
極上のゲーミング エクスペリエンスを生み出す: ブロードキャスト & 制作
ゲーマーはもはや単にゲームをプレイするだけではありません。ゲーミングのオンライン エンゲージメントで大きな割合を占めているのが、ストリーミングやビデオ コンテンツなどのライブ メディアの形態です。
AMD が提供する幅広い PRO テクノロジは、多様な業界で働くプロフェッショナル向けにカスタマイズされており、AMD Radeon™ PRO V620 グラフィックス カードなどの製品もさまざまな方法でゲーミング メディアを強化しています。最新世代の PlayStation や Xbox のコンソールと同じ GPU アーキテクチャである AMD RDNA™ 2 GPU アーキテクチャと組み合わせることで、ゲームはデータセンターでアクセラレートされ、クラウドから臨場感あふれるゲーミング エクスペリエンスをスムーズに提供できます。2 つの VCN エンジンを搭載した AMD Radeon™ PRO V620 グラフィックス カードは、前世代の AMD Radeon™ PRO V520 GPU と比較して、エンコード/デコード/トランスコードの操作の処理量が飛躍的に増えているため、ゲームプレイのレンダリングが高速化し、ライブストリーミング コンテンツのエンコードとデコードの効率も向上しています。
世界で最も普及しているライブ ストリーミング プラットフォームの Twitch で 2021 年に配信されたコンテンツは、時間にして 1.3 兆分、1 日あたりの視聴者は 3,100 万人にのぼり、800 万人もの個性豊かなストリーマーが活躍しています。今やインタラクティブなライブ メディアがゲーミング エコシステムの欠かせない構成要素となっているため、コンテンツ クリエイターとライブ ストリーマーは AMD PRO テクノロジを活用して、視聴者に提供するエクスペリエンスを強化できます。
AMD Threadripper™ PRO プロセッサなど、その他の AMD PRO 製品の用途は、オンライン コンテンツの配信から制作にまで及んでいます。近日発表される Game Science 開発タイトル『Black Myth Wukong』では、AMD Ryzen™ Threadripper™ と AMD Ryzen™ Threadripper™ PRO プロセッサを駆使してレンダリングとコンパイルのワークロードをスピードアップしています。
Epic Games も AMD Ryzen™ Threadripper™ プロセッサを採用して、今日の最上位ゲーム開発エンジンである Unreal Engine のビルド時間を改善しています。
ライブ視聴者へのメディア配信からゲーマーがプレイするコンテンツの開発まで、AMD はゲーミング コンテンツの利用方法と制作方法を拡張し続けています。
クラウド ゲーミング & サーバー: シームレスなエクスペリエンスの提供
素晴らしいゲーミングの世界は、複雑でパワフルなサーバーのネットワークと幅広いインフラストラクチャによって支えられています。これにより、プレーヤーは新しい世界を探求し、対戦したり協力し合ったりしながら、永続的なデジタル ライフを構築できるのです。
ゲームのリアリティと複雑度が増す中で、パワフルなパフォーマンスのインフラストラクチャに対する要件も同時に高まっています。近年登場した対戦型ゲームの『Battlefield® 2042』などは、最大 128 人のプレーヤーが同時に参加でき、スペクタクルなビジュアルと没入感も増しています。また、大規模マルチプレーヤー ゲームの『World of Warcraft®』や『Star Citizen』は参加可能人数も複雑なインタラクションもかつてない規模になっています。
プレーヤー数の増加も没入感やインタラクティブ性の向上も、AMD EPYC™ シリーズ プロセッサなどのサーバー テクノロジの進化によって実現したものです。かつてない性能と効率を実現した AMD EPYC™ プロセッサは、最先端のパフォーマンスをあらゆるタイプのクラウド、エンタープライズ、AI ワークロードに提供します。最も電力効率に優れた x86 サーバーは、前世代の製品と同等のコア数と広範なエコシステムのサポートで最大 2.7 倍の性能を発揮し、AMD EPYC™ 9000 シリーズのプロセッサはゲーミング全般をサポートします。2、3
AMD EPYC™ プロセッサのゲーム開発への応用の成功例が、AMD を Virtual Workstations (G4ad) で使用している Amazon です。Amazon は、開発者、設計者、エンジニアにリモート ワークステーションクラスのエクスペリエンスを提供しています。AAA ゲーム開発会社の Turtle Rock Studios は AMD EPYC™ プロセッサを使用して、ゲーム タイトルの開発プロセスを強化しています。
Shadow などの企業は第 3 世代の AMD EPYC™ プロセッサを使用して、ハイエンド ゲーミング PC エクスペリエンスをクラウドからストリーミングし、1 台のプロセッサ サーバーあたり最大 8 台のデスクトップでリモート ゲーミング エクスペリエンスを求めるお客様にサービスを提供しています。
ゲーミングに限らず幅広い分野で多数の主力製品がある中で、AMD がゲーミング業界のどの領域を占めているかを大局的に捉えることが忘れられがちです。AMD のテクノロジは、家庭からクラウド、サーバー ルームからオフィスのデスクまで、現在のゲーミング業界の礎となっています。4
脚注
- ビデオ コーデック アクセラレーション (少なくとも HEVC (H.265)、H.264、VP9、AV1 コーデックを含む) は、互換性のあるメディア プレーヤーのインストールが必要です。GD-176
- SP5-072: 2023 年 1 月 11 日現在、第 4 世代 AMD EPYC™ 9654 搭載サーバーは、業界で認められている主要な電力効率ベンチマーク (SPECpower_ssj®2008、SPECrate®2017_int_energy_base、SPECrate®2017_fp_energy_base) で最高の総合スコアを獲得しています。詳細については https://www.amd.com/ja/legal/claims/epyc.html#q=SP5-072 をご覧ください
- SP5-068: SPECrate®2017_int_base、SPECrate®2017_fp_base、および BERT-large の推定値は、2022 年 11 月 10 日に実施した AMD 内部基準プラットフォーム測定に基づいています。浮動小数点スループット比較: 2P AMD EPYC™ 9534 (1020 est. SPECrate®2017_fp_base、560 Total TDP W、合計 128 コア) は、公開された 2P AMD EPYC™ 7763 (579 est. SPECrate®2017_fp_base、560 Total TDP W、合計 128 コア) の 1.69 倍の浮動小数点スループット性能。整数スループット比較: 2P AMD EPYC™ 9534 (1070 est. SPECrate®2017_fp_base、560 Total TDP W、合計 128 コア) は、2P AMD EPYC™ 7763 (778 est. SPECrate®2017_int_base、560 Total TDP W、合計 128 コア) の 1.38 倍の整数スループット性能。 BERT-Large NLP sparse INT8 比較: 2P AMD EPYC 9534 (345.6 アイテム/秒、560 Total TDP W、合計 128 コア) は、公開された 2P AMD EPYC 7763 (129.7 アイテム/秒、560 Total TDP W、合計 128 コア) の 2.67 倍のパフォーマンス。SPEC®、SPEC CPU®、および SPECrate® は、Standard Performance Evaluation Corporation の登録商標です。詳細については、www.spec.org をご覧ください。OEM が公開しているスコアは、システム構成と使用される決定モード (デフォルトの cTDP パフォーマンス プロファイル) によって異なります。
- 第三者のサイトへのリンクは便宜上提供されているもので、明記されていない限り、リンク付けされたサイトの内容に関して、AMD は一切の責任を負わず、また支持を意味するものでもありません。GD-97
- ビデオ コーデック アクセラレーション (少なくとも HEVC (H.265)、H.264、VP9、AV1 コーデックを含む) は、互換性のあるメディア プレーヤーのインストールが必要です。GD-176
- SP5-072: 2023 年 1 月 11 日現在、第 4 世代 AMD EPYC™ 9654 搭載サーバーは、業界で認められている主要な電力効率ベンチマーク (SPECpower_ssj®2008、SPECrate®2017_int_energy_base、SPECrate®2017_fp_energy_base) で最高の総合スコアを獲得しています。詳細については https://www.amd.com/ja/legal/claims/epyc.html#q=SP5-072 をご覧ください
- SP5-068: SPECrate®2017_int_base、SPECrate®2017_fp_base、および BERT-large の推定値は、2022 年 11 月 10 日に実施した AMD 内部基準プラットフォーム測定に基づいています。浮動小数点スループット比較: 2P AMD EPYC™ 9534 (1020 est. SPECrate®2017_fp_base、560 Total TDP W、合計 128 コア) は、公開された 2P AMD EPYC™ 7763 (579 est. SPECrate®2017_fp_base、560 Total TDP W、合計 128 コア) の 1.69 倍の浮動小数点スループット性能。整数スループット比較: 2P AMD EPYC™ 9534 (1070 est. SPECrate®2017_fp_base、560 Total TDP W、合計 128 コア) は、2P AMD EPYC™ 7763 (778 est. SPECrate®2017_int_base、560 Total TDP W、合計 128 コア) の 1.38 倍の整数スループット性能。 BERT-Large NLP sparse INT8 比較: 2P AMD EPYC 9534 (345.6 アイテム/秒、560 Total TDP W、合計 128 コア) は、公開された 2P AMD EPYC 7763 (129.7 アイテム/秒、560 Total TDP W、合計 128 コア) の 2.67 倍のパフォーマンス。SPEC®、SPEC CPU®、および SPECrate® は、Standard Performance Evaluation Corporation の登録商標です。詳細については、www.spec.org をご覧ください。OEM が公開しているスコアは、システム構成と使用される決定モード (デフォルトの cTDP パフォーマンス プロファイル) によって異なります。
- 第三者のサイトへのリンクは便宜上提供されているもので、明記されていない限り、リンク付けされたサイトの内容に関して、AMD は一切の責任を負わず、また支持を意味するものでもありません。GD-97