ゲームのフレーム レートを強化しよう
AMD FSR™ テクノロジは、最先端の機能を使用して、対応ゲームのパフォーマンスを向上させ、驚異的な品質と超高速ゲーミングを実現します。1、2、3
AMD FSR™ "Redstone"
FSR "Redstone" は、最新の AMD RDNA™ 4 GPU 上でよりスムーズなパフォーマンスとシャープなビジュアルを実現する、機械学習を活用したゲーム テクノロジのセットです。
- FSR Upscaling: (旧称 AMD FidelityFX™ Super Resolution 4) 鮮明で高品質なビジュアルを低解像度フレームから再構築します。
- FSR Frame Generation: レンダリングされたフレームの間に新しいフレームを予測、挿入し、よりスムーズで高いフレーム レートのゲーミング体験を提供します。
- FSR Ray Regeneration: スパース サンプルからフルクオリティのレイトレーシング詳細を推論、復元することで、レンダリング コストを削減しながら、シャープでノイズのないビジュアルを実現します。
- FSR Radiance Caching: シーン内で光の動き方を動的に学習し、予測することで、リアルタイムで効率的なグローバル イルミネーションを実現します。
ML ベースの AMD FSR 対応ゲームの現在および今後の提供状況
AMD Radeon™ RX 9000 シリーズのグラフィックス カード専用として提供される AMD FSR™ Upscaling は、ML アクセラレーションによるアップスケーリング アルゴリズムを使用して画質の向上 (AMD FSR 3.1 との比較) を実現します。
AMD FSR パフォーマンス
AMD FSR "Redstone" テクノロジは、超高速 ML 駆動型 4K ゲーミングと新次元のパフォーマンスを AMD Radeon RX 9000 シリーズ グラフィックス カードにもたらします。
AMD FSR "Redstone" が Radeon RX 9070 XT のパフォーマンスを平均で 3.5 倍向上
RX 9070 XT でネイティブ 4K
FSR "Redstone"
*脚注 4 を参照
サポート対象と推奨のグラフィックス ハードウェア
空間アップスケーリング |
時間的アップスケーリング |
ML 技術を活かしたアップスケーリング |
ネイティブ AA モード |
フレーム生成 |
ML ベースのフレーム生成: | ML ベースのレイ再生成: | 互換性 |
|
AMD FSR "Redstone" |
— |
✔ |
✔ |
✔ |
✔ |
✔ | ✔ | AMD Radeon™ RX 9000 シリーズ以降のグラフィックス |
AMD FSR 3 |
— |
✔ |
— |
✔ |
✔ |
— | — | フレーム生成: AMD Radeon™ RX 5000 シリーズ以降のグラフィックス アップスケーリングのみ: AMD Radeon™ RX 590 シリーズ以降のグラフィックス |
AMD FSR 2 |
— |
✔ |
— |
✔* |
— |
— | — | AMD Radeon™ RX 590 シリーズ以降のグラフィックス 一部の AMD Ryzen™ プロセッサ + Radeon™ グラフィックス |
AMD FSR 1 |
✔ |
— |
— |
— |
— |
— | — | AMD Radeon™ RX 400 シリーズ以降のグラフィックス AMD Ryzen™ プロセッサ + Radeon™ グラフィックス |
*一部の AMD FSR 2 ゲームで利用可能ですが、"Native AA" のラベルが付いていないことがあります。
よくある質問 (FAQ)
FSR 4 は FSR Upscaling に改名され、FSR "Redstone" を構成するさまざまな機能がより明確に区別されるようになりました。
AMD FSR "Redstone" は機械学習を活用した機能のセットで、ゲーム開発者は FSR "Redstone" をゲームに実装することでパフォーマンスと没入感を高めることができます。FSR "Redstone" は次の機能で構成されています。FSR Upscaling、FSR Frame Generation、FSR Ray Regeneration、および FSR Radiance Caching。
FSR に対応しているゲーム タイトルのリストについては、AMD FSR 対応ゲームをご確認ください。
AMD FSR テクノロジを有効にする
AMD FSR アップスケーリングを有効にする方法は 2 通りあります。ML ベースの FSR アップスケーリングがネイティブに統合されているゲームでは、ゲーム メニューから直接有効にできます。一部のゲームでは、設定画面の UI にこのテクノロジの以前の名称である AMD FSR 4 で表示されている場合があります。
AMD FSR 3.1 以降が統合されているゲームでは、AMD Software を使用して DLL を交換したり、ゲームを ML ベースのアップスケーリングにアップグレードしたりできます。フレーム生成機能付きの AMD FSR 3.1.4 以降を搭載しているゲームの場合は、ML ベースのフレーム生成にアップグレードできます。
ML ベースのアップスケーリングとフレーム生成の使用に AMD Software が必要なゲームの場合は、次の手順を実行します。
- ML ベースの AMD FSR に対応するゲーム タイトルがシステムにインストールされていることを確認します。
- ゲームが起動していない状態で、AMD Software: Adrenalin Edition を開き、[Gaming] タブをクリックします。
- [Graphics] サブタブをクリックしてグローバル グラフィックス設定にアクセスします。
- AMD FSR は、[AMD FSR Upscaling] と [AMD FSR Frame Generation] のトグルを切り替えて有効にします (FSR アップスケーリングとフレーム生成を手動で有効にします)。Radeon™ Anti-Lag 2 対応のゲームでは、そちらも有効にすることを推奨します。
- この時点で、ゲームを起動して、ゲーム内のグラフィックスまたはビデオのオプション設定で AMD FSR 3.1 をオンにします (まだ有効になっていない場合)。その後、必要に応じて、ゲーム内のグラフィックスまたはビデオのオプション メニューで、FSR アップスケーリング品質を希望のプリセットに設定します。
- さらに、対応ゲームでは、FSR フレーム生成をゲーム内のグラフィックスまたはビデオのオプション設定で有効にしてフレーム レートをさらに向上させることができます。また、AMD Radeon™ Anti-Lag 2 を有効にすることで入力遅延を低減し、さらに応答性の高いゲーミング体験を実現できます。
AMD FSR レイ再生成対応のゲームでは、ゲーム内で直接この機能が有効になります (レイ トレーシングが有効になっている場合)。
リソース
脚注
- AMD FidelityFX Super Resolution (FSR) バージョン 1、2、3、4 は対象のゲームで利用でき、ゲーム開発者による統合が必要です。これは、対象の AMD 製品でサポートされています。AMD は、ほかのベンダーのグラフィックス カードにおける AMD FidelityFX Super Resolution の有効化に関する技術サポートまたは保証を提供していません。詳細については、https://www.amd.com/ja/products/graphics/technologies/fidelityfx/super-resolution.html をご覧ください。GD-187B
- AMD が 2024 年 1 月~ 6 月に、AMD Radeon™ RX 7900 XTX、7900 XT、7900 GRE、7900 XT、7700 XT、7600 XT、および 7600、AMD Software: Adrenalin Edition™ 24.1.1、24.2.1、24.4.1、および 24.5.1 ドライバー、AMD Smart Access Memory テクノロジを使用し、AMD FidelityFX Super Resolution 3 (FSR 3) テクノロジの "Performance" モードとフレーム生成が有効の場合と、AMD FSR 3 がオフの場合について、テストを実施しました。テスト システムの構成は、AMD Ryzen™ 9 7900X、Ryzen 7 7800X3D、Ryzen 5 7600X の各 CPU、32 GB DDR5-6000 RAM、MSI MEG x670E ACE、ASUS ROG Strix B650E-F マザーボード、Windows 11 Pro 2022 Update で、使用したテストは次のとおりです。Avatar: Frontiers of Pandora ビルトイン ベンチマーク、Forspoken ビルトイン ベンチマーク、Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUT "Start of Game" ベンチマーク、Immortals Of Aveum "Streetwise" ベンチマーク、The Last of Us Part I "The Woods" ベンチマーク、Lords of the Fallen "Pilgrim's Perch" ベンチマーク、Gray Zone Warfare "Camp" ベンチマーク、The Thaumaturge "Shadow of Sins Past" ベンチマーク、Like a Dragon: Infinite Wealth "Isezaki Ijincho: Central St" ベンチマーク、Horizon Forbidden West Complete Edition "Start of Game" ベンチマーク、The Talos Principle 2 "Booting Process" ベンチマーク、Ratchet & Clank: Rift Apart "Start of Game" ベンチマーク。これらを、3840 x 2160 および 2560 x 1440 で、最高のグラフィックス プリセットと DirectX® 12 を使用し、FSR 3 がオフの場合と FSR 3 で "Performance" モード + フレーム生成を有効にした場合について実施しました。パフォーマンスは選択された AMD FSR 3 品質モードに依存します。AMD FSR 3 は開発者による統合が必要であり、対象のゲームでのみ利用できます。システム メーカーの構成によって、異なる結果が生じる場合があります。RS-654
- 先進のフレーム生成補間テクノロジを AMD FidelityFX Super Resolution (FSR) 3 と併用すると、対応ゲームで、既存のフレーム間に 1 フレームが挿入され、最大 2 倍のフレーム レートが実現されます。GD-231A
- 2025 年 11 月に AMD で、AMD Software: Adrenalin Edition ドライバーと AMD FSR "Redstone" の内部ビルドを使用して、Sapphire Pure AMD Radeon™ RX 9070 XT をテストしました。ゲームを、4K ネイティブ実行時と、パフォーマンス モードおよび FSR フレーム生成が有効に設定された FSR アップスケーリング実行時で比較。FSR レイ再生成は Call of Duty: Black Ops 7 でのみ有効に設定。テスト システムの構成は、ASRock X870E Taichi マザーボード、AMD Ryzen 7 9800X3D、32 GB DDR5-6000 MHz メモリ、Windows 11 Pro 25H2 Update。テストに使用したゲームは、Call of Duty: Black Ops 7 – Extreme プリセット、RT Reflections=High、Cyberpunk 2077 – RT Ultra プリセット、F1 25 – Ultra High プリセット、RT=High、God of War: Ragnarok – Ultra プリセット、Grand Theft Auto V – Maximum RT プリセット、Hell is Us – Ultra プリセット、Hogwarts Legacy – Ultra プリセット、RT=Ultra、Mafia: The Old Country – Epic プリセット、The Talos Principle: Reawakened – Ultra プリセット、RT=full。パフォーマンスは選択された AMD FSR アップスケーリングの品質モードに依存します。AMD FSR "Redstone" は AMD Radeon™ RX 9000 シリーズ グラフィックスで利用可能です。また、ゲームに FSR アップスケーリング用の AMD FSR 3.1 統合と FSR フレーム生成用の AMD FSR 3.1.4 がある場合に、AMD Software で有効化することで一部のゲームでも利用可能です。システム メーカーの構成によって、異なる結果が生じる場合があります。RS-707
- AMD FidelityFX Super Resolution (FSR) バージョン 1、2、3、4 は対象のゲームで利用でき、ゲーム開発者による統合が必要です。これは、対象の AMD 製品でサポートされています。AMD は、ほかのベンダーのグラフィックス カードにおける AMD FidelityFX Super Resolution の有効化に関する技術サポートまたは保証を提供していません。詳細については、https://www.amd.com/ja/products/graphics/technologies/fidelityfx/super-resolution.html をご覧ください。GD-187B
- AMD が 2024 年 1 月~ 6 月に、AMD Radeon™ RX 7900 XTX、7900 XT、7900 GRE、7900 XT、7700 XT、7600 XT、および 7600、AMD Software: Adrenalin Edition™ 24.1.1、24.2.1、24.4.1、および 24.5.1 ドライバー、AMD Smart Access Memory テクノロジを使用し、AMD FidelityFX Super Resolution 3 (FSR 3) テクノロジの "Performance" モードとフレーム生成が有効の場合と、AMD FSR 3 がオフの場合について、テストを実施しました。テスト システムの構成は、AMD Ryzen™ 9 7900X、Ryzen 7 7800X3D、Ryzen 5 7600X の各 CPU、32 GB DDR5-6000 RAM、MSI MEG x670E ACE、ASUS ROG Strix B650E-F マザーボード、Windows 11 Pro 2022 Update で、使用したテストは次のとおりです。Avatar: Frontiers of Pandora ビルトイン ベンチマーク、Forspoken ビルトイン ベンチマーク、Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUT "Start of Game" ベンチマーク、Immortals Of Aveum "Streetwise" ベンチマーク、The Last of Us Part I "The Woods" ベンチマーク、Lords of the Fallen "Pilgrim's Perch" ベンチマーク、Gray Zone Warfare "Camp" ベンチマーク、The Thaumaturge "Shadow of Sins Past" ベンチマーク、Like a Dragon: Infinite Wealth "Isezaki Ijincho: Central St" ベンチマーク、Horizon Forbidden West Complete Edition "Start of Game" ベンチマーク、The Talos Principle 2 "Booting Process" ベンチマーク、Ratchet & Clank: Rift Apart "Start of Game" ベンチマーク。これらを、3840 x 2160 および 2560 x 1440 で、最高のグラフィックス プリセットと DirectX® 12 を使用し、FSR 3 がオフの場合と FSR 3 で "Performance" モード + フレーム生成を有効にした場合について実施しました。パフォーマンスは選択された AMD FSR 3 品質モードに依存します。AMD FSR 3 は開発者による統合が必要であり、対象のゲームでのみ利用できます。システム メーカーの構成によって、異なる結果が生じる場合があります。RS-654
- 先進のフレーム生成補間テクノロジを AMD FidelityFX Super Resolution (FSR) 3 と併用すると、対応ゲームで、既存のフレーム間に 1 フレームが挿入され、最大 2 倍のフレーム レートが実現されます。GD-231A
- 2025 年 11 月に AMD で、AMD Software: Adrenalin Edition ドライバーと AMD FSR "Redstone" の内部ビルドを使用して、Sapphire Pure AMD Radeon™ RX 9070 XT をテストしました。ゲームを、4K ネイティブ実行時と、パフォーマンス モードおよび FSR フレーム生成が有効に設定された FSR アップスケーリング実行時で比較。FSR レイ再生成は Call of Duty: Black Ops 7 でのみ有効に設定。テスト システムの構成は、ASRock X870E Taichi マザーボード、AMD Ryzen 7 9800X3D、32 GB DDR5-6000 MHz メモリ、Windows 11 Pro 25H2 Update。テストに使用したゲームは、Call of Duty: Black Ops 7 – Extreme プリセット、RT Reflections=High、Cyberpunk 2077 – RT Ultra プリセット、F1 25 – Ultra High プリセット、RT=High、God of War: Ragnarok – Ultra プリセット、Grand Theft Auto V – Maximum RT プリセット、Hell is Us – Ultra プリセット、Hogwarts Legacy – Ultra プリセット、RT=Ultra、Mafia: The Old Country – Epic プリセット、The Talos Principle: Reawakened – Ultra プリセット、RT=full。パフォーマンスは選択された AMD FSR アップスケーリングの品質モードに依存します。AMD FSR "Redstone" は AMD Radeon™ RX 9000 シリーズ グラフィックスで利用可能です。また、ゲームに FSR アップスケーリング用の AMD FSR 3.1 統合と FSR フレーム生成用の AMD FSR 3.1.4 がある場合に、AMD Software で有効化することで一部のゲームでも利用可能です。システム メーカーの構成によって、異なる結果が生じる場合があります。RS-707