当社のアプローチ

企業責任は、グローバル ビジネス、価値あるパートナー、そして信頼される雇用主としての私たちの活動にとって、欠かすことのできないものです。高性能で電力効率に優れた演算の推進から、革新的で包摂性に富む人材の育成まで、当社は責任を持ってコンピューティング業界を牽引していくことに全力を尽くします。

主な分野

私たちは、企業責任を第一に考え、バリュー チェーン全体で、当社の事業と社会に最も大きな影響を与える主要なトピックに重点的に取り組んでいきます。私たちは、4 つの戦略的注力分野を通じて、このアプローチを追求していきます。

当社の目標と進捗状況

企業責任の取り組みを有意義に進展させるため、当社は公的な目標を設定し、その達成に取り組んでいます。

デジタル インパクト

AMD による寄付を基に、AMD および AMD 基金の慈善活動およびパートナーシップは STEM 教育、科学研究、未来のワークフォースの育成を支援。そこから恩恵を受ける人々の数を 2025 年までに 1 億人に (基準年: 2020 年)


環境のサステナビリティ

2025 年までに、人工知能トレーニングやハイパフォーマンス コンピューティング向けサーバーを支える AMD プロセッサとアクセラレータの電力効率を 30 倍に (基準年: 2020 年)2

2030 年までに、AMD 事業 (スコープ 1、2) からの温室効果ガス排出量を 50% 削減 (基準年: 2020 年)

2025 年までに、公的な GHG 排出量削減目標を設定する AMD 製造サプライヤーの割合を 100% に5

2025 年までに、再生可能エネルギー7 を調達する予定の AMD 製造サプライヤーの割合を 80% に


ダイバーシティ、ビロンギング、インクルージョン

2025 年までに、AMD 従業員リソース グループやその他の AMD インクルージョン イニシアチブに参加する従業員の割合を 70% に8

サプライ チェーンの責任

2025 年までに、Responsible Business Alliance (RBA) 監査または同グレードの監査を受ける AMD サプライヤー製造工場の割合を 100% に (基準年は 2020 年)

2025 年までに、能力開発活動への参加に支出する AMD 製造サプライヤーの割合を 80% に

企業レポート

透明性推進の取り組みに従い、私たちは企業責任に関する年次報告書で、業績と目標に向けた進捗状況を報告しています。

Community Impact Volunteering

世界的な AMD コミュニティの強化

当社は、生活の拠点および勤務先の拠点となっている地域社会に積極的に恩返ししようと考えています。AMD は 45 年以上にわたり、私たちの現在の生活に有意義な影響を与え、明るい未来を創ろうと取り組んでいる世界中の組織に投資しています。

AMD の最新の取り組み

外部機関/組織からの認識/表彰

責任を持って事業を推進するという AMD の取り組みは内部から生まれていますが、外部からの評価は私たちの努力の結晶を認めてくれたものであり、非常に意義深いものです。次の賞と表彰を受けたことを、当社は非常に誇りに感じています。10

Human Rights Award
ecovadis sustainability rating 2025
America's Most Just Companies 2025
Bloomber Gender Equality Index 2022
MSCI ESG Ratings
Prime Corporate ESG Performance
100 Best Corporate Citizens Award
脚注
  1. デジタル インパクトの目標達成期間は、2020 年 1 月 1 日から 2025 年 12 月 31 日までに開始された寄付が対象となります。"開始" とは、AMD と寄付先組織が AMD の寄付について合意に達することを指し、寄付は 2026 年 7 月 30 日までに実施されなければなりません。報告されたデータでは、AMD が寄付/供与したテクノロジ、資金、ボランティアに直接アクセスできる学生、教職員、研究者を直接受益者と定義し、AMD が寄付したテクノロジを通じて得られた研究データを受け取り、有用な知見や知識を得る可能性が相応にある人々、あるいはその研究の応用によって影響を受ける人々を間接受益者と定義しています。AMD は、直接受益者を推定するために毎年支援先組織を対象に調査を実施しており、AI & HPC 基金の場合は間接受益者も対象としています。報告されたデータに基づき、AMD は 2021 年から 2023 年までの 3 年間の調査回答に基づいて、経済ベースの影響想定モデルを作成しました。これは、特定の年における寄付の市場価値総額を、同じ年の受給者調査から報告された間接受益者数で割ることにより、間接受益者総数を推定しています (直接受益者には適用されません)。このモデルで用いられた 3 年間のデータによると、平均比率は 1.08 です。この計算結果から、AMD は、市場価値 100 万米ドルの寄付につき、約 108 万人が間接的に恩恵を受けると想定しています。また、AMD は、1 年目の間接受益者の年間推定数が、2 年目と 3 年目と増加し続けるものの、その割合は減少すると想定しています。影響減価償却率では、2 年目の受益者は 1 年目の推定値の 50%、3 年目の受益者は 1 年目の推定値の 25% と想定しています。この AMD 目標の算出は、受益組織から提供されたデータに基づくサードパーティによる検証 (限定的保証レベル) であり、AMD による独自検証は実行されていません。また、受益組織から提供されたデータに基づく AMD 経済効果モデルに基づいています。上記のモデルは、2023 年から 2024 年にかけての AMD ユニバーシティ プログラム (現在は AI & HPC 基金を含む) のデータに適用されました。
  2. 4 つのアクセラレータを搭載した、CPU ホスト構成で AI トレーニングとハイパフォーマンス コンピューティングに使用される AMD ハイパフォーマンス CPU と GPU アクセラレータが含まれます。目標計算は、標準パフォーマンス メトリクス (HPC: Linpack DGEMM kernel FLOPS) で測定されたパフォーマンス スコアに基づいています。AI トレーニング: 4K マトリックスで動作する FP16 や BF16 FLOPS などのトレーニングに焦点を当てた低精度浮動小数点数 GEMM カーネルを、CPU ホスト + メモリおよび 4 つの GPU アクセラレータを含め、アクセラレートされた代表的な演算ノードの定格消費電力で割った数値に基づいています。
  3. EPYC-030c: 計算には、1) セグメント固有の 2025 年の予測展開量と、GPU HPC および機械学習 (ML) のインストールを含むデータセンターの電力利用効率 (PUE) を含む、利用可能な調査とデータに基づいて、Koomey Analytics が実施した 2025 年のベース ケースの kWhr 使用予測が含まれます。2) AMD CPU および GPU ノードの消費電力に、セグメント固有の使用率 (アクティブ対アイドル) を組み込み、PUE を掛けて、ワット パフォーマンスを計算するための実際の総エネルギー使用量を決定します。38 倍は次の数式を使用して算出されています。(2025 年のベース ケース HPC ノードの kWhr 使用予測 x AMD の 2025 年における DGEMM および TEC を用いたワットあたり性能の改善 + 2025 年のベース ケース ML ノードの kWhr 使用予測 x AMD の 2025 年における ML 演算および TEC を用いたワットあたり性能の改善)/(2025 年のベース ケースの予測 kWhr 使用量)詳細については、www.amd.com/ja/corporate/corporate-responsibility/data-center-sustainability.html をご覧ください。
  4. 報告されたデータには、スコープ 1 および 2 の GHG 排出量が含まれます (基準年は 2020 年)。第三者による検証を受けた AMD の計算に基づきます (限定レベル保証)。
  5. "製造サプライヤー" とは、AMD が直接購入し、直接材料および/または製造サービスを AMD に提供するサプライヤーです。
  6. AMD の計算は、製造サプライヤーから供給されたデータであり、なおかつ AMD が独自に検証していないデータに基づいて第三者が検証したものです (限定レベル保証)。
  7. AMD は、再生可能エネルギーを、風力や太陽光発電のように、使用しても枯渇しないエネルギー源から得られるエネルギーと定義しています。AMD は、製造サプライヤーが調達する再生可能エネルギーの最低量を目標に含めることは求めていません。データは AMD のサプライヤーから提供されたものであり、AMD による独自検証は実行されていません。
  8.  これらは、帰属意識、心理的な安心感、AMD との有意義なつながりの文化を育む、1 つまたは複数の従業員エンゲージメント プログラムに従業員が積極的に参加することを促す自発的なイニシアチブです。目標は、目標期間までの間、毎年、ERG 会員、従業員のボランティア、慈善寄付者の内部的な分析に基づいて算出されます。
  9. 能力開発活動は、AMD 製造サプライヤーに継続的な改善の文化を根付かせることを目的としています。そのため、コンプライアンス違反の根本的な原因を深く理解するためのリソースを用意したり、コンプライアンス目標を超えるサプライヤーを支援したりしています。目標計算は、第三者による検証を受けた AMD の計算に基づきます (限定レベル保証)。AMD は 2022 年にこの目標を達成しましたが、今後 2025 年までの間に、GHG 排出量削減目標を立てたり、再生可能エネルギーを調達したり、倫理に基づく採用を進めたりするなどのテーマに基づいた能力開発活動に参加していただくサプライヤーを増やしていく予定です。進行状況は 2025 年まで年次で報告する予定です。
  10. MSCI ESG Rating ロゴ: 2024 年、AMD は MSCI ESG Ratings 評価で AA (AAA-CCC の評価尺度) の格付けを受けました。免責事項: AMD による MSCI ESG Research LLC またはその関連会社 (以下 "MSCI") のデータの使用、およびこの資料における MSCI のロゴ、商標、サービス マークまたはインデックス名の使用は、MSCI による AMD への後援、保証、推奨、または販売促進を意味するものではありません。MSCI のサービスおよびデータは MSCI またはその情報提供者の財産であり、"現状有姿" で保証なしに提供されます。MSCI の名称およびロゴは MSCI の商標またはサービス マークです。

    Sustainalytics Industry Top Rated バッジ: Copyright ©2025 Morningstar Sustainalytics. All rights reserved.この資料に含まれる情報、データ、分析および意見については下記事項にご留意ください。(1) Sustainalytics および/またはそのコンテンツ提供者の専有情報が含まれていること。(2) 明示的に許可された場合を除き、複製または再配布することはできないこと。(3) 投資に関する助言や、特定の製品、プロジェクト、投資戦略、または投資戦略における特定の環境、社会、ガバナンス関連事項の考慮を推奨するものではないこと。(4) 情報提供のみを目的として提供されること。(5) 完全性、正確性、適時性について保証されないこと。この資料に含まれる、または反映されている ESG 関連の情報、方法論、ツール、評価、データおよび意見は、インド国内の顧客や利用者を対象としたものではなく、またインド居住の個人や法人への配布は認められていません。Morningstar Inc.、Sustainalytics およびそのコンテンツ提供者は、本情報の利用、第三者による本情報に関する行為、または本情報やその利用に関連する取引判断、損害、その他の損失について一切の責任を負いません。データの使用には、次のページに記載された条件が適用されます。https://www.sustainalytics.com/legal-disclaimers