AMD の責任ある AI 使用に関するポリシー

最終更新日: 2025 年 2 月

AMD は、その人工知能 (AI) 製品および技術 (以下「AMD AI」) の責任ある使用に尽力しています。 

AI システムとは、所定の一連の目的に対して、現実環境または仮想環境に影響を与える予測、推奨、決定などの出力を生成できる、工学的または機械ベースのシステムを指します。AI システムは、さまざまなレベルの自律性を持って動作するように設計されています」

AMD AI には、アルゴリズムを使用してデータを分析し、データ内のパターンに基づく予測を使用して出力を生成する人工知能または機械学習技術が含まれることがあります。  本ポリシーでは、AMD が特に禁止する使用方法について説明しています。

AMD AI を使用する場合、適用法に準拠して AMD AI を使用し、次の禁止された用途では使用しないことに同意するものとします。

禁止された用途:

  1. 違法行為の禁止  AMD AI を、適用されるいかなる国家、州、地方、またはその他の管轄区域の法律、規則、規制、または制裁に違反して使用する行為は禁止されます。
  2. 露骨な表現を含まない  暴力的な内容や性的に露骨な内容を含むコンテンツの (インプットとしての) 送付、生成、拡散、または性的なチャットボットの作成に AMD AI を使用することを禁止します。
  3. 危害が及ぶ行為の禁止  詐欺、欺瞞、偏見、差別、虐待、またはハラスメントを含む、いかなる潜在的に有害な目的にも AMD AI を使用しないでください。具体的には次の行為を含みます。
    1. 未成年者への危害または虐待 (グルーミングや児童性的搾取を含む)。
    2. 詐欺を目的とした人間へのなりすまし。
    3. 他者を害する目的で、虚偽であることを知りながら情報を生成または拡散する行為。
    4. 故意に他者を誹謗中傷、侮辱、またはその他の方法で困らせる行為。
    5. 当事者個人またはその他の個人に身体的または心理的な危害を及ぼす、またはその可能性のある方法で、故意に個人の行動を著しく歪曲しようとすること。
    6. 専門的な医療アドバイス、診断、または治療の代替となることを目的とした、医療アドバイスまたは医療結果の解釈を提供すること。
    7. 金融、法律、医療、健康、またはそれに関連する専門的な実践を含む、専門的行為に違法または許可なく従事すること。
    8. 法的に保護された特性やカテゴリ、オンラインまたはオフラインの社会的行動、既知または予測される個人や個人的な特性に基づいて、個人やグループを判断もしくは差別すること、または個人やグループに危害を加える行為 (社会信用システムにおける上記のいずれかの使用を含む)。
  4. 高リスク活動の禁止  個人の健康、安全、基本的人権にリスクや危害を及ぼす可能性のある高リスクの活動や用途、または重要なインフラの安全もしくは環境破壊を引き起こす可能性のある活動やまたは用途 (武器や軍事用途を含む) に AMD AI を使用することを禁止します。
  5. 個人情報の取り扱いの禁止  必要な権利または同意なしに、個人データ (健康に関する情報や機微な個人情報を含む) の収集、処理、または開示に AMD AI を使用することを禁止します。
  6. 知的所有権の侵害禁止  他者の知的所有権 (著作権、商標権、特許権、営業秘密権、プライバシー権、パブリシティ権を含む) を侵害または不正使用する目的で、情報を作成または拡散するために AMD AI を使用することを禁止します。
  7. マルウェアへの応用の禁止  コンピューター システムまたはデータへの不正なアクセスまたはその使用を助長する目的で、マルウェアまたはその他のコンテンツを生成または拡散するために AMD AI を使用することを禁止します。
  8. 不明瞭化の禁止。  何らかの用途で AMD AI が使用されている場合に、AI の存在を不明瞭にすること、またはエンドユーザーに対して開示しないことを禁止します。また、適切な安全対策、監視、および人間の制御がない状態で AI を使用している場合に既知のリスクや危険が伴うことについても、エンドユーザーに開示する必要があります。 
  9. 安易に信用しないこと。  AMD AI を使用して生成されたいかなる情報も、その正確性、危害の可能性、またはユース ケースに該当するその他の特定リスクを評価しない限りは、信頼しないでください。