Ryzen™プロセッサーやRyzen™ Threadripper™ CPUなど、「Zen」を基盤としたAMDの新製品ラインナップは消費者の方々から大変好評を得ています。 こうした状況の中、AMDはデータセンター向けの製品を拡張する時期が来たと確信しました。 「EPYC」の時代が到来したのです。

AMDの「Zen」を基盤としたサーバー・アーキテクチャーの最新開発「EPYC™プロセッサー」は、業界におけるデータセンターの定義を塗り替える製品です。 性能とパワーの最適なバランスを誇るこの製品は、AMDによるサーバー市場への予想通りの再参入を強調するものです。  過去10年の間に、データセンターのエコシステムは、単焦点のシステムから仮想化されたオンデマンド・ソリューション、そしてクラウドへと推移しただけでなく、独自のアプリケーションからオープンソース・ソフトウェアへと移行しました。 EPYCプロセッサーは、将来のデータセンターをエンパワーするために、今日のデータセンターに基づいて一から設計されました。 

AMD EPYC logo

数値で見るEPYCプロセッサー

          • 32、24、16、および8コアのオプション

          • 128本のPCIe® 3.0レーンを単一CPUに搭載(最大のI/O容量1)

          • CPUあたり8メモリー・チャネル

          • ソケットあたり2TB RAM

業界をリードするサーバー・プロセッサーのコア数、メモリー容量、メモリー帯域幅、I/O容量を備えるEPYCは、お客様が強く求めているサーバーCPUです。1,2,3,4 初の妥協を許さないシングル・ソケットとパイオニア的なデュアル・ソケット・ソリューションを提供するこの製品は、現在だけでなく、将来的なワークロードのニーズを満たすように設計されています。

現存する多くのデュアル・ソケット構成による性能をシングル・ソケット・ソリューションで実現できるこのEPYCプロセッサーにより、全体的なコストとメンテナンスを削減し、電力/熱効率を向上させることができます。 AMDは最先端のデュアル・ソケット・ソリューションを提供していますが、単一のEPYCプロセッサー構成で現在のデュアル・ソケット・ワークロードの多くを満たすことができるため、お客様にもご満足いただけると確信しています。5

EPYC™ 7551pプロセッサー・ベースのシングル・ソケット・サーバーの消費電力は、Intel Xeon 5118 プロセッサー・ベースのデュアル・ソケット・サーバーよりも20%低く、1ドルあたりの性能は全体的に31%高いと推定されます。6, 7 デュアル・ソケット・ソリューションを必要とするワークロードでは、「SPECfp®_rate 2006」のスコアにおいて、デュアルEPYC 7601プロセッサー・ベースのサーバーは同等のIntel Xeon Platinum 8180Mデュアル・ソケット・サーバーよりも14%多いコアと33%高い帯域幅を備え、1ドルあたり2.3倍の性能を達成しています。1,2,8 この数値が物語っているように、 EPYCプロセッサーは、貴社のお客様の現在のワークロードだけでなく、将来的なニーズも念頭に置いて設計されています。

また、EPYCはコアが多く、I/Oとメモリーが大きいだけでなく、セキュリティを中心に構築されています。

将来を見据えたセキュリティ機能

EPYCのコア設計にセキュリティは不可欠な要素となっています。これにより、お客様はさまざまな技術を活用して、強力かつ安全な操作を確保することができます。

お客様は、Secure Root-of-Trustを用いて起動することができます。これは、システムの中核において潜在的な違反を排除するように設計されたチップレベルのセキュリティ・テクノロジーです。

また、AMD製品専用のX86セキュリティ・テクノロジー拡張機能であるSME(Secure Memory Encryption)により、システム・メモリーが侵害から保護されます。  さらに、EPYCプロセッサーはSEV(Secure Encrypted Virtualization)を備えており、各仮想マシンに独自の暗号化キーが与えられることで、仮想マシンへの攻撃または仮想マシン間の攻撃が防止されます。

EPYCエコシステム

EPYCプロセッサーは明らかに業界の現状に波紋を投げかける製品ですが、IntelのXeon製品と共通のX86命令セットを通して、既存のデータセンター環境に容易に適合させることができます。 さらに、既存のXeonベースの仮想マシンをEPYCプロセッサーの仮想マシンに移行すること、またはその逆も可能です。

EPYCプロセッサーは、Windows® Serverおよび主要なLinux®ディストリビューションにおいてテスト・認定済みで、使用できることが実証されています。 EPYCプロセッサーは、メモリー、ストレージ、ネットワーク、およびその他のハードウェアの主要コンポーネント・メーカーで幅広くテストされ、検証されています。

EPYCが遂に登場

EPYCプロセッサー・ベースのサーバー実装を見合わせる必要は全くありません。 ASUS、Gigabyte、Supermicro、Tyanなど、広範にわたるエコシステムで準備がすでに整っている状態です。 EPYCソリューション対応パートナーのリストは こちらをご覧ください。

EPYCプロセッサーを選択して、現在だけでなく、将来的なニーズを満たすサーバーを貴社のお客様に提供してください。 ついにEPYCが登場したのです。 この製品を導入する準備はいかがですか?

脚注

1. AMD EPYC 7601プロセッサーが最大32個のCPUコアを搭載しているのに対して、Xeon Platinum 8180プロセッサーのCPUコアは28個です。  NAP-43。

2. AMD EPYC™ 7601プロセッサーでは最大DDR4-2667 8チャネルがサポートされているのに対して、Xeon Platinum 8180プロセッサーではDDR4-2667 6チャネルです。   NAP-42。

3. 単一のAMD EPYC™ 7601プロセッサーが最大2TB/プロセッサー(x2=4TB)を達成するのに対して、単一のXeon Platinum 8180プロセッサーは768Gb/プロセッサー(x2=1.54TB)です。  NAP-44。

4. AMD EPYC™プロセッサーでは最大128本のPCIe® 3.0 I/Oレーン(1ソケットと2ソケット両方の構成)がサポートされているのに対して、Intel® Xeon® SPシリーズのプロセッサーではCPUあたり最大48本のPCIe® 3.0レーンしかサポートされておらず、しかも20レーンはチップセットに搭載されています(1ソケットで最大68レーン、2ソケットで最大116レーン)。 NAP-56。

5. 以下参照:https://www.amd.com/system/files/2017-05/TIRIAS-AMD-Single-Socket-Server.pdf。

6. 電力:単一のEPYC 7551P TDPは180Wであるのに対して、2P Xeon Gold 5118はそれぞれ105Wで、しかも15W C 621チップセットです。  NAP-41。

7. 1ドルあたりの性能:GCC-02 v7.2コンパイラを使用した「SPECrate®2017_int_base」に基づく推定値です。 1 x AMD EPYC 7551P SOC(AMD 1ku価格設定によるそれぞれの価格:$2,100)、256GBメモリー(8x32GB 2R DDR4 2666MHz)、Ubuntu 17.04、BIOS 1002Eで構成された「Ethanol」基準プラットフォームを使用して、AMDパフォーマンスラボで実施したテストにおいて、AMDベースのシステムはスコア93を達成しました。2 x Xeon 5118 CPU(2 x $1273/ark.intel.comによるそれぞれの価格)、768GBメモリー(24x32GB 2R DDR4 2666MHz、2400で実行)、SLES 12 SP3 4.4.92-6.18デフォルト・カーネル、BIOS(「Extreme」性能設定)の構成で、AMDパフォーマンスラボで実施したテストにおいて、IntelベースのSupermicro SYS-1029U-TRTPサーバーはスコア86.2を達成しました。  NAP-62。

8. 2017年11月20日にwww.spec.orgで発表された「SPECfp®_rate 2006」スコアに基づきます。  ProLiant DL385第10世代、SUSE Linux Enterprise Server 12、x86 Open64 v4.5.2.1 Compiler Suite、1 TB RAM(16x64GB 4Rx4 PC4-2666V-L)、1x300GB 15 K RPM SAS、RAID 0で構成された2 x EPYC 7601 CPU(AMD 1ku価格設定によるプロセッサーあたりの価格:$4,200)のピークスコア は1980(ベーススコア:1790)であるのに対して、SUSE Linux Enterprise Server 12 SP2、ICC 17.0.3.191、384GB PC4-2666V-Rメモリー、1x240GB SATA SSDで構成された2P Xeon Platinum 8180M(ark.intel.comによるプロセッサーあたりの価格:$13,011)ベースのCisco UCS C240 M5システムのスコアは1830(ベーススコア:1800)となりました。 SPECおよびSPECfpは、Standard Performance Evaluation Corporationの登録商標です。  詳細については、www.spec.orgを参照してください。   NAP-53。