エンベデッドに関する取り組みを加速

AMD エンベデッド開発フレームワーク (EDF) は、エンベデッド エンジニアが AMD アダプティブ SoC でアプリケーションを評価、開発、導入するのに役立つ包括的なオープンソース環境です。

Yocto Project™ をベースに構築された EDF は、AMD PetaLinux ツールをソフトウェアとハードウェアの両方の統合のための現代的なワークフローに置き換えます。評価ボードから現場で運用するシステムに至るまで、EDF はチームがプロトタイプから運用までをスムーズに中断することなく進めることができます。

EDF を選択すべき理由

オープンソースの柔軟性

業界標準の Yocto Project™ をベースに開発すれば、ベンダー ロックインを回避し、統合を迅速化し、長期的な保守性を確保できます。

フルスタック ソリューション

エンベデッド開発の基盤となる、あらかじめ構築されたイメージ、ブート ファームウェア、リファレンス デザインからスタートできます。

開発を加速

ソフトウェア アプリケーションおよびハードウェア統合の評価、開発、および運用までのプロセス。

EDF の技術概要

EDF の詳細をご確認いただけます。EDF の主な機能、ソリューション スタック、機能豊富な Linux® ベースのイメージ、ペルソナベースの開発フロー、およびサンプル デザインの技術的な一連の流れについて説明しています。このダウンロード可能なプレゼンテーションでは、開発者が AMD アダプティブ SoC を迅速に理解し、組み込みアプリケーションのための基盤を構築する方法について説明します。

EDF Technical Overview

注記: EDF BSP の一部として提供されるビルド済みのイメージ、ソース コード、およびコンフィギュレーションは、デモンストレーション目的のみで提供されています。ビルド済みイメージへの変更は、量産目的を含む開発環境以外には適していません。Linux ベースのシステムを量産および運用 (デプロイ) する前に、関連するすべてのセキュリティ アップデートを適用し、該当製品のライフサイクル全体を通じて現場でのアップデート (インフィールド アップデート) を実行できる仕組みを構築することを推奨します。

オープンソースの基盤

EDF は、組み込み Linux の開発に使用される業界標準のオープンソース ビルド システムである Yocto Project™ がベースになっています。このアプローチにより、エンジニアは、長期的なセキュリティとコミュニティ サポートで常に最新の状態を維持できる、再現性のある保守可能なシステムを構築できます。

Yocto ベースの EDF フローの主なメリット

  • Linux ディストリビューション: 特定のニーズに合わせた Linux OS の構築
  • ロックインなし: ベンダーに依存しないツールを使用して開発し、長期的な柔軟性を実現
  • 広範なエコシステム: コミュニティ ライブラリ、拡張機能、およびツールの活用が可能
  • 連携が容易: 既に使用しているオープンソース環境と連携できます
  • OS ベンダー経由、またはセルフ サポートによる運用 (デプロイ) パス

Yocto Project の基本ビデオをご覧になり、EDF がどのようにして AMD アダプティブ SoC の構築管理を簡素化するかをご確認ください。

yocto project logo

完全なソリューション スタック

EDF は、エンベデッド システムの立ち上げと拡張に必要なツールとコンポーネントの包括的なセットを提供しています。ソフトウェア エンジニアもハードウェア エンジニアも EDF を使用して、迅速に SoC を実現し、強固で一貫した基盤を構築できます。

EDF complete solution stack diagram

エンベデッド開発の迅速化

EDF は、あらかじめビルドされたイメージ、フローの自動化、役割ベースの開発パスにより、評価から運用までの期間を短縮します。開発者は数分で作業を開始し、ゼロからやり直すことなく、高度な OS やハードウェアのカスタマイズに対応できます。

評価

  • 購入後すぐに評価可能: あらかじめビルドされたイメージのブート、シリコン機能のテスト、設定不要でのサンプルの実行が可能

開発

  • ソフトウェア開発: SDK、コンテナー、またはパッケージ フィードを使用したソフトウェアの作成と運用
  • OS の統合と開発: ソフトウェア スタックのカスタマイズ、ドメインの追加、機能の拡張
  • ハードウェアの統合: AMD Vivado™ および Vitis™ ツール フローと、PL ペイロードを統合するための設定可能なサンプル デザイン (CED)

デプロイ

  • 運用パス: カスタマイズしたソフトウェア スタックをエンドアプリケーション ハードウェアに統合し、量産および運用に向けた適切なプロセスを実行
  • 長期の保守性: 大量生産と長期サポートに向けて、自社での保守 (セルフ サポート)、または商用 OS ベンダーとの契約を選択可能

リソース

サポートされているデバイスおよび評価キット

AMD エンベデッド開発フレームワークは、さまざまなアダプティブ SoC および評価プラットフォームをサポートしています。

  • Zynq 7000
  • Zynq UltraScale+ アダプティブ SoC

  • Versal AI コア シリーズ
  • Versal AI エッジ シリーズ
  • Versal プライム シリーズ
  • Versal プレミアム シリーズ
  • Versal HBM シリーズ
  • Versal AI エッジ シリーズ Gen 2
  • Versal プライム シリーズ Gen 2

AMD PetaLinux ツールの既存のユーザーは、将来のすべてのエンベデッド プロジェクトのために AMD EDF に移行することをお勧めします。EDF は、最新のエンベデッド開発手法に合わせて、オープンで再現性があり、スケーラブルなワークフローを提供します。

よくある質問 (FAQ)

はい、AMD EDF は AMD の Yocto Project™ フローの進化形であり、PetaLinux のツールとフローは AMD EDF に置き換えられます。

EDF Linux® BSP は、PetaLinux BSP (ブート ファームウェア、ブートローダー、Linux OS、Linux ルート ファイル システム) と同様の機能を提供します。ただし、カーネル設定と rootfs はより充実しています。AMD は、互換性を確保するために EDF 内でフル スタックを再生成することを推奨しています。

AMD は、EDF ドキュメントの「Getting Started – Walk through examples」と「Development Flows」セクション、および EDF ドキュメントの関連セクションにある共通デバイス、およびボード固有の仕様から開始されることを推奨しています。

詳細については、EDF 文書の「Migrating a project from PetaLinux to EDF」セクションを参照してください。

AMD EDF は現在、Vivado™ Design Suite リリースと同じスケジュールでリリースされていますが、別のコンポーネントとしてリリースされています。EDF は、Vivado Design Suite リリースと照らし合わせて、事前にコンパイルされたアーチファクトの更新状況が検証されます。EDF リリースの命名には、YY.MM.<update> スキームが使用されています。たとえば、EDF 25.05 は Vivado™ Design Suite 2025.1 リリースと一致し、EDF 25.05.1 は Vivado™ Design Suite 2025.1.1 リリースと一致します。

開発を開始

EDF アーチファクトをダウンロードして、エンベデッド開発を始めましょう。

  • AMD アダプティブ SoC 向けに最適化された Linux ディスク イメージを使用して、すぐに評価することが可能
  • EDF Linux およびプラットフォーム BSP を使用してフルボードの立ち上げを実行し、ソフトウェアを開発
  • ブート ファームウェア、サンプル デザイン、リファレンス アセットを備えたカスタム エンベデッド デザイン
脚注

Yocto Project および関連するすべてのマークおよびロゴは、Linux Foundation の商標です。この Web サイトは、いかなる形でも Yocto Project や Linux Foundation からの支援を受けたものではありません。