七十七銀行、AMD で OA クライアントを刷新し、セキュリティ強化を実現

七十七銀行が、OA クライアントに AMD Ryzen™ PRO CPU 搭載の HP PC を採用した IT インフラ整備で、ゼロ トラスト セキュリティを強化

コロナ禍により急速に広まった、リモート ワークを中心とした多様な働き方は、企業によるデジタル インフラストラクチャの実装方法に変化や変革をもたらしています。AI ワークロードと従業員の多様化する働き方への対応が重要性を増す中、企業は業務システムのパフォーマンスとセキュリティを絶えず向上させる必要があります。七十七銀行では、この新たな時代に対応すべく、OA (オフィス オートメーション) クライアントの刷新を検討していました。そこで、同行は AMD Ryzen™ PRO プロセッサを採用し、それまで抱えていた PC パフォーマンスの課題を解消すると同時に、IT インフラ整備とセキュリティ強化を実現しました。

七十七銀行のデジタル開発課チーフ エキスパートである相馬 広明氏はこう述べています。「私たちは OA システム全体の刷新を検討していました。その対象は、データセンターのサーバー群から、従業員向けの PC、プリンター、タブレット、いわゆるクライアント インフラストラクチャまで多岐にわたります」。同行では、本部や営業店等で利用している OA クライアント約 3,000 台を刷新しようとしていました。

同行では大半の従業員が現在オンサイトで働いていますが、OA クライアントは、出張時の外出先や自宅でのリモート ワークなど、行内外を問わず利用され、今後さらにさまざまなシーンでの利用が進んでいくと考えていました。それに伴いデジタル開発課では、PC パフォーマンスの課題の改善、DX (デジタル トランスフォーメーション) に向けた IT インフラ整備とセキュリティ強化が求められていました。

相馬氏はこう説明します。「当行には 2 種類の PC があります。シン クライアントとファット クライアントです。また、フォーム ファクターも 2 種類あり、一方は持ち運びしやすいポータブルなもの、もう一方はオフィス内でのみ利用するものです」。

Two staff members standing outside a 77 Bank location, one holding an HP laptop and the other holding two 77 mascot toys.
七十七銀行は、岩淵 道生氏 (左) と相馬 広明氏 (右) のリーダーシップのもと、DX 実現に向けた IT インフラ整備を進めています。

Windows 11 へのアップグレードが可能に

岩淵氏は、「従来のシステムは、10 年以上使い続けていた PC もあって、老朽化が進んでいました。Windows 11 のオペレーティング システム要件を満たすためにも、すべての端末を更新すべき時期でした」と振り返ります。七十七銀行が必要としていたのは、デバイスとしての大幅なパフォーマンス向上に加え、Windows 11 への完全対応とセキュリティ強化で、その実現に向け、同行はモバイル用端末として、AMD Ryzen 5 PRO 7640HS プロセッサを搭載した HP ZBook Firefly 14 モバイル ワークステーションを導入しました。

相馬氏は次のように説明します。「従来のシステムでは、大量のドキュメントや大容量のデータを扱う際にフリーズが頻発し、業務の妨げになっていました。クライアントを刷新したことでパフォーマンスが改善され、そのような事態から脱却できました。現在は、本部のヘビー ユーザー用に高性能のファット クライアントを新たに導入して、業務の効率化を図る計画を進めています。AMD Ryzen プロセッサを搭載したデバイスにより、Windows 11 への移行もスムーズでした。CPU が Windows 11 対応だったことで、安心かつ容易に展開できました」。

七十七銀行ではセキュリティも重視しており、Windows 11 の将来的なセキュリティ アップデートに対応できるクライアント システムを求めていました。相馬氏はこう述べています。「私たちはクライアントの刷新と合わせて、EDR など新たなセキュリティ ソリューションの導入を考えていました。最新テクノロジを駆使してよりセキュアな環境を実現するため、BitLocker を使用したデータの暗号化や、CrowdStrike Falcon の Endpoint Detection and Response を利用したゼロトラスト アプローチによるセキュリティ強化に取り組んでいます」

Person typing on a laptop displaying a 77 Bank webpage with illustrated character and service buttons.
AMD Ryzen™ PRO CPU を搭載した PC は、安定したパフォーマンスを発揮しています。

AMD Ryzen PRO CPU でセキュリティを強化

サイバー脅威が日々進化する中、企業には迅速かつ正確な安全対策が求められています。岩淵氏は次のように説明します。「今後は、パブリック クラウドを活用したデジタル ツールが増えていくことに加え、従業員の働き方も多様化が進んでいくと考えています。そのため、銀行の内外を問わず安全かつセキュアに利用できる IT インフラの整備が不可欠で、私たちは DX の取り組みを加速しなければいけません。AMD のデバイスはそういった取り組みにおいて鍵になる存在です」

七十七銀行の OA クライアントはすべて、同行のデータセンターのサーバーで管理されています。相馬氏はこう述べています。「私たちはすべての PC を監視しており、PC にインストールした専用の IT 資産管理ツールを使って、ソフトウェアのバージョンを管理し、OS アップデートの適切な実施を確認しています。新しい AMD デバイスはシステム維持運用の面でも改善をもたらしており、PC の故障や不具合の発生回数が大幅に減って、修理コストの削減につながっています」

「AMD デバイスは非常に優れた安定性、可用性、信頼性を発揮しています」と語るのは岩淵氏です。「私たちは、これからも AMD デバイスに大きな期待を寄せています。導入後、処理スピードが改善されてストレスが無くなった、といったポジティブな意見が多数寄せられています。またバッテリ ライフが長くなったことで、外出先やリモートでも気軽に持ち運べて働きやすくなった、という声も寄せられています」

相馬氏はこう述べています。「PC の起動時間が短縮できたことや、ディスプレイの解像度が上がって画像が鮮明に表示されるようになったことなど、さまざまな面で改善されました。当行では、ISV アプリケーションを多数利用していますが、AMD デバイスはそれらすべてを問題なく実行でき、汎用性も高いことから、1 台の PC で複数のアプリケーションを実行して、端末の削減を図れると考えています。この点は、当行の DX の取り組みで重要なポイントになると感じています」

Four people seated at a conference table working on HP laptops during a meeting.
OA クライアントの刷新により、七十七銀行の従業員はよりセキュアな環境で働けるようになりました。

AI を活用するワークロードと PC のパフォーマンス

七十七銀行の従業員は、オフィス向けの標準的なノート PC や外出先での作業に適したモバイル PC、高負荷処理用のハイパフォーマンス PC まで、さまざまなタイプの PC を必要としていました。それらを、働き方に合わせて大きく 3 つに分類し、渉外担当などの行外で働く従業員向けには SIM カード搭載の HP ZBook Firefly 14 モバイル ワークステーションを導入する一方、オフィスで働く従業員向けには性能の異なる 2 種類の HP ProBook ノート PC を導入しました。高性能の PC は、本部のデータ分析担当など、大量のデータを扱う担当者向けに、ファット クライアントとして導入されています。

七十七銀行では、AI を活用するワークロードの重要性が増しています。AMD プロセッサ搭載の PC は、リソース消費の大きい AI アプリケーションの実行に必要なパフォーマンスを持っています。岩淵氏は、「当行でも AI テクノロジを使い始めています。更なる生産性の向上を図るため、AI の活用は最重要事項となっています」と述べます。AI は、一般事務、カスタマー サービス、不正検知等、幅広い分野での活用が期待できます。「たとえば、ローン申込者の信用情報を AI が自動で評価することで業務を効率化し、融資審査に要する時間を短縮できれば、お客様に結果をこれまでよりも速く通知できるようになります。また、AI は人間では気づくことのできないレベルで、不審な挙動を読み取ったり、不正検知に貢献したりできます」

AMD のプロセッサは、IT 戦略、DX、ビジネス改革のあらゆる領域で七十七銀行を支えています。相馬氏はこう説明します。「Vision 2030 は、2030 年に向けた当行の長期計画で、人口減少、少子高齢化等の社会課題を踏まえたものです。AMD は、七十七銀行の DX 実現に向けて非常に重要なインフラストラクチャを担っており、コストとパフォーマンスの適切なバランス維持に役立っています。私は AMD の CPU を幅広いビジネス シーンに強くおすすめします」

Blue outdoor sign displaying the white “77 BANK” logo with city buildings in the background.
コスト効率と信頼性に優れたパフォーマンスを提供する AMD のプロセッサを、七十七銀行は IT 戦略から生産性向上まで、さまざまな用途に活用しています。

お客様に関する情報


1878 年設立の七十七 (しちじゅうしち) 銀行は、「地域の繁栄を願い、地域社会に奉仕する」という行是に則り活動しています。東北地方の宮城県を中心に、地域密着型の銀行業務を展開し、地域経済の活性化に取り組んでいます。預金、貸出、クレジット カードなど、個人や法人向けに幅広い金融サービスを提供しており、宮城県の指定金融機関として地域経済の重要な役割を担っています。詳細については、77bank.co.jp をご覧ください。

ケース スタディに関する情報


  • 業界:
    金融サービス
  • 課題:
    OA クライアント (約 3,000 台) の刷新とそれに合わせた Windows 11 への移行、DX 実現に向けた IT インフラ整備、日々高度化していくセキュリティ リスクへの対策強化。
  • 解決策:
    AMD Ryzen™ PRO CPU を搭載した HP PC (3 機種) を導入。
  • 結果:
    クライアントの刷新で PC パフォーマンスの課題を解消すると共に、Windows 11 へのスムーズな移行と、親和性の高いゼロトラスト ソリューションの導入で、セキュリティの強化を実現。
  • AMD テクノロジ概要:
    AMD Ryzen 5 PRO 7640HS CPU
    AMD Ryzen 5 7530U CPU
    AMD Ryzen 3 7330U CPU
  • テクノロジ パートナー:
HP

AMD 製品を使用するメリットについて、ビジネス専門家にお問い合わせください。