ニュース ハイライト
- AMD と Cerebras 、超低レイテンシ AI 推論インフラに向けたワークロード最適化型アプローチを推進するため協業
- AMD Helios™ と Cerebras Wafer-Scale Engine は、 AMD Instinct™ GPU による超高スループットと Cerebras Wafer-Scale Engine による超高速トークン生成を組み合わせ、単一のディスアグリゲーテッド推論ワークフローとして動作
- Cerebras 、自社のデータセンターに AMD Helios を導入する計画。共同ソリューションは、 2026 年下半期にまず Cerebras Cloud を通じて提供される見込み
AMD (NASDAQ: AMD) と Cerebras Systems (NASDAQ: CBRS) は、 AMD Helios™ ラックスケールソリューションと Cerebras Wafer-Scale Engine を組み合わせた、新たなディスアグリゲーテッド AI 推論ソリューションの提供に向けた技術提携を発表しました。 Advancing AI 2026 で発表されたこのソリューションは、最先端の AI アプリケーションに必要な超低レイテンシを実現するとともに、スループットと効率を大幅に向上させるよう設計されています。
AMD と Cerebras の共同ソリューションでは、最大限のパフォーマンスと効率を実現するため、 AMD Helios を Cerebras Wafer-Scale Engine 技術とともに展開し、単一の推論ワークフローに統合します。 AMD Helios は、高性能でスケーラブルなスループット エンジンを提供します。 Cerebras Wafer-Scale Engine 技術は、超高速かつ超低レイテンシのデコードとトークン生成を実現します。この 2 つのコンピュート エンジンにより、ワットあたりの毎秒トークン数 (T/s/W) が最大 5 倍に高まる見込みです。1
AI 推論ワークロードでは、レイテンシ、スループット、トークン容量、コスト、スケールに関する要件がますます多様化しています。大量処理ワークロードではトークン生成の最大化が重視される一方、コーディング、リアルタイム コパイロット、ライブ エージェント、エージェント型ワークフローでは、より短い応答時間が求められます。こうした違いを背景に、特定のワークロード要件にコンピュート テクノロジを適合させるヘテロジニアス インフラへの需要が高まっています。
AMD と Cerebras のソリューションは、ディスアグリゲーテッド推論を通じてこの課題に対応し、ワークフローにおける 2 つの主要段階を個別に最適化します。 AMD Helios は、プロンプトと大規模なコンテキスト ウィンドウを処理し、超高スループットを実現します。 Cerebras Wafer-Scale Engine は、メモリ帯域幅への負荷が高いトークン生成を超低レイテンシで高速化します。これらのクラス最高水準のエンジンを 1 つの統合ワークフローで接続することで、両社は、スループットやスケールを犠牲にすることなく、超低レイテンシ推論に対応する差別化されたプラットフォームを構築しています。
AMD の会長兼 CEO である Dr. Lisa Su は以下のように述べています。「 AI 推論は、 AI 分野のインフラ領域における最大級の機会の 1 つになりつつあり、その多様化に伴い、より柔軟なアプローチが求められています。 AMD Helios は、極めて幅広い推論ワークロードに対して、業界をリードするパフォーマンスとスケールを提供します。 Cerebras とともに、当社はリーダーシップをレイテンシ要件が最も厳しいアプリケーションへと拡大し、リアルタイムのエージェント型 AI に向けた強力な新しいプラットフォームを構築しています」
Cerebras の CEO 兼共同創業者である Andrew Feldman は以下のように述べています。「超高速推論に対する需要は、かつてないペースで高まっています。 Cerebras は、世界最速の超低レイテンシ推論を提供しています。 AMD との提携は、その性能をさらに多くのお客様に届けるための非常に大きな機会となります」
AI がソフトウェア開発、自律型エージェント、ロボティクス、科学的発見など、応答時間がユーザー エクスペリエンスとシステムの有用性を直接左右するアプリケーションへと広がる中で、高速なトークン生成の重要性がますます高まっています。この共同ソリューションは、こうした要求に特化して設計された相互補完的なアーキテクチャを結集します。
AMD Helios は、大量の複雑なリクエストを処理するために必要な、高スループットのプロンプト エンジン、ラックスケールの効率、導入規模を提供します。 Cerebras Wafer-Scale Engine 技術は、トークンをリアルタイムで返すために必要な超低レイテンシとデコード性能を提供します。その結果、 AMD Helios をデータセンター全体にわたる高スループットでバランスの取れた推論ワークロードの基盤とし、推論市場の超低レイテンシ セグメント向けに特化して設計されたソリューションが実現します。
Cerebras は、自社のデータセンターに AMD Helios システムを導入する計画です。この共同ソリューションは、 2026 年下半期にまず Cerebras Cloud を通じて提供開始される見込みです。
参考情報
- Advancing AI 2026 のプレスキットはこちら
- AMD Helios™ ラックスケールソリューションについてはこちら
- AMD Instinct™ アクセラレータについてはこちら
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- Cerebras Wafer-Scale Engine についてはこちら
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- 本プレスリリースは、 2026 年 7 月 23 日 ( 米国時間 ) に米国本社で発表されたプレスリリースの抄訳版です。リリース全文については原文 ( 英語 ) をご参照ください。
Cerebras Systems について
Cerebras Systems (NASDAQ: CBRS) は、世界最速の AI インフラを構築しています。先駆的なコンピューター アーキテクト、コンピューター サイエンティスト、 AI 研究者、そしてさまざまな分野のエンジニアで構成される Cerebras チームは、イノベーションと発明を通じて AI を圧倒的に高速化するために集結しました。 AI が高速であれば、世界を変えることができると当社は考えています。世界有数の企業、研究機関、政府機関が、 AI ワークロードの実行に Cerebras を採用しています。 Cerebras のソリューションは、オンプレミスとクラウドで利用できます。詳しくは cerebras.ai をご覧ください。
- Based on modelling by AMD Performance Labs and Cerebras in July 2026 to determine tokens per second per kilowatt (TPS/kW) at a comparable interactivity point with Kimi 2.6 1T Model comparing an AMD Helios rackscale solution with Cerebras WSE to a Cerebras WSE-only configuration. System manufacturers may vary configurations, yielding different results. MI400-021
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