AMD EPYC™ 8004 シリーズ プロセッサ

要求の厳しいエッジ環境に最適化

信頼性と効率性に優れ、データセンターおよびサーバー展開における幅広いユース ケースで卓越したパフォーマンスを発揮するプロセッサとして、AMD EPYC™ プロセッサは、瞬く間にその地位を確立しました。

第 4 世代 AMD EPYC プロセッサ ファミリの最後として市場に投入された AMD EPYC™ 8004 シリーズ プロセッサは、"Zen 4c" コア アーキテクチャの高効率の出力と徹底した CPU コア数の削減が特長です。

電力効率を重視して最適化されたシングルソケット ソリューションを求めるお客様向けに開発されたこれらの新製品は、驚異的なパフォーマンスと消費電力の削減を両立し、要求の厳しいエッジ環境においてコスト効率の高い革新的なソリューションを可能にします。

確かなパフォーマンスで優れた電力効率を実現

AMD EPYC プロセッサは、主に 3 つの目標を実現するために市場に投入されました。それが、ビジネスに関する洞察を短時間で取得できるパフォーマンス、電力効率の向上、そしてサーバー フットプリントの削減 (最終的には設備投資と運用コストの削減) を可能にするアウトプットです。という、主に 3 つの目標を実現するために市場に投入されました。

第 4 世代 AMD EPYC プロセッサ ファミリは、そのリリース以降、各分野でお客様のニーズに応えてきました。今回の AMD EPYC 8004 シリーズ プロセッサは、効率性と低消費電力の構成を特に重視した選択肢をお客様に提供します。 

展開に関するお客様の要件は多岐にわたります。特に、データが生成される場所の近くに演算プロセッサが配置される状況においては、お客様が使用するプロセッサのスペースと消費電力が決定的な役割を担っており、さまざまなユース ケースに柔軟に対応可能な高密度で効率重視のプロセッサを求める市場のニーズは満たされていません。

AMD EPYC 8004 シリーズ プロセッサは、70 W という非常に低い TDP と柔軟な冷却要件を満たす幅広い動作温度範囲に対応するよう設計されており、"Zen 4c" コア アーキテクチャをベースとする最大 64 コア 128 スレッドの高密度コアを実現します。スペース、消費電力、温度に関する厳しい要件に制約を受けているお客様やそうした要件の遵守を目指すお客様にとって、この 1P ソリューションなら、パフォーマンス、密度、効率をすべて完璧に兼ね備えたサーバー構成が可能です。

"Zen 4c" アーキテクチャ: 高密度の優れた電力効率

"Zen 4c" コア アーキテクチャは、"Zen 4" コアと同じ 5 nm ノードをベースにしており、コアと L2 の面積が 3.84 mm² から 2.48 mm² に縮小しています。"Zen 4" がコアあたりの最大性能に最適化されているのに対し、"Zen 4c" は、ワットあたりのパフォーマンスに最適化された高密度なコア設計を重視しており、制約の多い環境において、消費電力の削減、冷却の必要性の低減、静音性の向上を実現します。

このように非常に効率的なコア アーキテクチャを採用しているため、AMD EPYC 8004 シリーズ プロセッサは、システム コストや消費電力、その他のインフラストラクチャにおける制約によって従来は導入できなかった場所にも導入できるようになりました。

AMD EPYC 8004 シリーズ プロセッサを搭載したサーバーは、データセンター、クラウド、ストレージだけでなく、小売業、運輸業、電気通信業の新しいエッジ アプリケーションにおけるあらゆる主要な顧客ワークロードで、業界をリードするワットあたりのパフォーマンス メトリクスを実現します。

サーバー フットプリントと TCO を削減し、幅広いサーバーおよびデータセンター用途で確かなパフォーマンスを維持することが可能なソリューションをお探しのお客様には、AMD EPYC 8004 シリーズ プロセッサを紹介してください。

詳細は、AMD 担当者に問い合わせるか、AMD.com/EPYC にアクセスしてください。