Versal™ Adaptive SoC DMA and Bridge Subsystem for PCIe® は、業界標準で広く利用されている PCI Express® システム アーキテクチャを介して、Versal アダプティブ SoC とその他のデバイス間で高速なデータ転送を実現するための豊富なオプションを提供します。このサブシステムは、堅牢かつ柔軟な Versal アダプティブ SoC の PCI Express 用統合ブロック (PL PCIE4 または PL PCIE5) 内に実装されます。次の 3 つの実装が可能です。
QDMA – QDMA は、キュー ベースで構成可能なスキャッター/ギャザー DMA の実装であり、数千のキューを提供するとともに、SR-IOV (シングルルート I/O 仮想化) に対応した複数の物理/仮想機能のサポートや、高度な割り込み機能を備えています。このモードでは、IP は AXI4-MM および AXI4-Stream のユーザー インターフェイスを提供し、各キューごとに設定できます。PCIe システム アーキテクチャの一般的な構成に基づいて設計されており、QDMA はエンドポイント (EP) のユース ケースに非常に適しているほか、独自のシステム アーキテクチャを構築する際にも使用できます。
AXI Bridge – PCIe システムと AMD デバイス内部の AXI4-MM 間を接続する、ブリッジ ベースの構成可能な変換機能を提供します。このモードでは、IP が PCIe の読み書きアクセスを AXI4-MM インターフェイス コマンドに変換して転送し、逆に AXI4-MM インターフェイス コマンドを PCIe の読み書きアクセスに変換して転送します。PCIe システム アーキテクチャの一般的な構成に基づいて設計されており、AXI Bridge はルート ポート (RP) およびエンドポイント (EP) のユース ケースに非常に適しているほか、独自のシステム アーキテクチャを構築する際にも使用できます。
XDMA (PL PCIE4 のみ) – チャネル ベースで構成可能なスキャッター/ギャザー DMA の実装であり、4 本のカードからホスト (C2H) チャネルと 4 本のホストからカード (H2C) チャネル、そして割り込み機能を提供します。このモードでは、IP は AXI4-MM または AXI4-Stream のユーザー インターフェイスを提供します。PCIe システム アーキテクチャの一般的な構成に基づいて設計されており、XDMA はエンドポイント (EP) のユース ケースに非常に適しているほか、独自のシステム アーキテクチャを構築する際にも使用できます。