要求の厳しい組み込みワークロードに対応する、スケーラブルでセキュア、効率的なコンピューティング

AMD EPYC™ Embedded は、ネットワーキング、ストレージ、産業用などの組み込みアプリケーションに比類のないパフォーマンスと効率性を提供します。

パフォーマンス リーダーシップ

業界をリードするスループットと効率性を備えた最大 192 コア。

スケーラブルなアーキテクチャ

あらゆるワークロードに対応する柔軟なコア数と構成。

エンドツーエンドの高度なセキュリティ

コンフィデンシャル コンピューティング、メモリ暗号化、プラットフォーム認証。

長期間のライフサイクル サポート

組み込み機器および産業機器の導入には、最大 10 年間の可用性を提供します。

アプリケーション

Abstract background

セキュリティ

ファイアウォール、ゲートウェイ、VPN アプライアンスなど、パフォーマンスとデータ整合性の両方を必要とするセキュリティ アプリケーションに、ハードウェアによる信頼性、メモリと VM の暗号化、暗号化アクセラレーション、および広 I/O 帯域幅を提供します。

Abstract background

ストレージ

高いコンピューティング密度、メモリ帯域幅、高い PCIe レーン数、強力なセキュリティを提供し、これらすべてが現代のストレージ アプリケーションのパフォーマンス、スケーラビリティ、信頼性の要求に対応します。

abstract processor

産業用エッジ サーバー

堅牢で分散型、レイテンシの影響を受けやすい環境で動作する産業用エッジ サーバー向けに構築されたこれらのプロセッサは、高いコンピューティング密度、豊富な I/O、強力なセキュリティ、長期にわたるライフサイクル可用性を提供します。

ヘルスケア

病院、研究機関、医療機器プロバイダーが、厳格なデータ保護基準に準拠しながら、迅速な診断、安全な患者ケア、AI 主導のインサイトを提供できるようにします。

テスト装置/計測機器

マルチコア パフォーマンス、大規模な I/O 帯域幅、ハードウェア レベルのセキュリティ、テスト機器の長期にわたるライフサイクル サポートを提供します。リアルタイムの安全な高精度データ処理、システム統合を実現し、より高速で信頼性が高く、将来に備えたテスト ソリューションを提供できるよう支援します。

製品ポートフォリオ

AMD EPYC Embedded の世代間比較

AMD EPYC Embedded 7000 シリーズ

"Zen 2" および "Zen 3" コア アーキテクチャを活用した EPYC™ Embedded 7002 および 7003 は、優れた放熱性と同時に高いコンピューティング パフォーマンスと I/O のアジリティが要求される "常時稼働" 組み込みシステムをターゲットとしています。

モデル仕様

 

コア アーキテクチャ

コア

L3 キャッシュ最大容量

PCIe® レーン

CPU プロセス テクノロジ

公称値 (TDP)

メモリ チャネル

サポート

EPYC™ Embedded 9005 シリーズ

"Zen 5" と "Zen 5c"

8 ~ 192

最大 512 MB

最大 128 (第 5 世代)

3nm, 4nm

125-500W

12x DDR5-6000

7 年間

EPYC™ Embedded 9004 シリーズ

"Zen 4"

16 ~ 96

最大 384 MB

最大 128 (第 5 世代)

追加 8 レーン (第 3 世代)

5nm

200 ~ 400W

12x DDR5-4800

7 年間

EPYC™ Embedded 8004 シリーズ

"Zen 4c" 12 ~ 64 最大 128 MB 最大 64 (第 5 世代) 5nm 100 ~ 200W 6x DDR5-4800 7 年間

EPYC™ Embedded 7000 シリーズ

"Zen 2" & "Zen 3"

8 ~ 64

最大 256 MB

最大 128 (第 4 世代)

7 nm

85 ~ 280W

8x DDR4-3200

7 年間

EPYC™ Embedded 4005 シリーズ

"Zen 5"

6 ~ 16

最大 128 MB

最大 28 (第 5 世代)

4 nm

65-170W

2x DDR5-5600

7 年間

EPYC™ Embedded 3000 シリーズ

"Zen"

4 ~ 16

最大 32 MB

最大 64 (第 3 世代)

14nm

30 ~ 100W

4x DDR4-2666

10 年間

ケース スタディ

Siselectron

AMD EPYC™ Embedded プロセッサが最適な密度と電力を発揮することで、Televisa は衛星配信と放送クラウド プラットフォームにおける次世代レベルのパフォーマンスを提供可能になりました。

リソースおよびサポート

エンベデッド マザーボード パートナー カタログ

テクノロジ パートナーが扱っている AMD エンベデッド プロセッサ搭載製品を最大 5 つ比較できます。

エンベデッド エキスパートに問い合わせる

その他のサポートが必要な場合は、オンライン フォームにご入力ください。AMD エンベデッド チームからご連絡差し上げます。

脚注
  1. ビデオ コーデック アクセラレーション (HEVC (H.265)、H.264、VP9、および AV1 コーデックを含む) を利用するには、互換性のあるメディア プレーヤーが必要です。GD-176
  2. AMD パフォーマンス ラボで 2020 年 7 月に Ryzen™ Embedded V2718、2018 年 6 月に Ryzen Embedded V1605B プロセッサを使用してテストを実施しました。両方とも 15 ワット (STAPM モード有効) で、CinebenchR15 nt を用いて測定しています。実際の結果と異なる場合があります。EMB-169
  3. AMD "Zen2" CPU ベースのシステムは、SPECint®_base2006 の推定結果から、前世代の AMD "Zen" ベースのシステムよりも推定 15% 高いスコアを記録しました。SPEC および SPECint は、Standard Performance Evaluation Corporation の登録商標です。www.spec.org を参照してください。GD-141。
  4. Ryzen™ Embedded V2000 SoC は、最大 8 個の CPU コアを搭載しています。Ryzen™ Embedded V1000 SoC は、最大 4 個の CPU コアを搭載しています。EMB-168
  5. Ryzen™ Embedded V2000 SoC は、最大 20 レーンの PCIe Gen3 を備えています。Ryzen™ Embedded V1000 SoC は、最大 16 レーンの PCIe Gen3 を備えています。EMB-167