クラウドはハイブリッドとマルチクラウドを含めコンピューティングをシームレスにすべき

企業は、プライベートなオンプレミス インフラストラクチャと 1 つまたは複数のパブリック クラウド インスタンスを組み合わせるために、ハイブリッド クラウドを選択します。ハイブリッド クラウドの基盤が x86 インフラストラクチャであれば、パフォーマンス、最小限の開発作業、低い管理オーバーヘッドをそのまま維持しながら、ワークロードの自由な移動、スケールアップ、スケールアウトが可能になります。Arm は x86 と互換性がありません。Arm をクラウドに追加すると、不確実な利益が得られる代わりに、複数のコード ベースのリファクタリング、再コンパイル、管理が必要になります。

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AMD EPYC プロセッサでパフォーマンスとコスト削減を実現

AMD EPYC プロセッサを採用すると、クラウドにおけるコスト パフォーマンスが向上し、オンプレミスでのワット パフォーマンスも向上するうえに、互換性の問題に対処する必要がありません。

コスト パフォーマンスが AWS Graviton4 より最大 75% 向上

第 4 世代 AMD EPYC 9004 ベースの AWS (R7a) インスタンスは AWS Graviton4 インスタンス (R8g) を上回り、少ないコストでより多くのタスクを実行できます。1

コスト パフォーマンス1 (高いほど良い)

AMD EPYC 9004 R7a.16x large
416.5
AWS Graviton4 R8g.16x large
238

オンプレミスでの電力消費量が AmpereOne より低い

第 5 世代 AMD EPYC 9965 CPU は、AmpereOne よりも最大 1.3 倍のワット パフォーマンスを発揮します。2

ワット パフォーマンス2 (高いほど良い)

1P AMD EPYC 9965 (192 コア)
1225.64
1P AmpereOne (192 コア)
764.75
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x86 の互換性。クラウドのサイロ化をゼロに。

x86 であれば互換性がシームレス、連携が容易

オンプレミスやクラウドではほとんどのエンタープライズ ソフトウェアが、AMD または Intel の x86 プラットフォーム上でネイティブに動作します。すべての x86 チップがシームレスに連携し、あらゆる環境で最大限の柔軟性と真のワークロード移植性を発揮します。

Arm プロセッサは、x86 アーキテクチャ用に書かれた数百万行のソフトウェアとは互換性がない命令セットを使用します。その結果、クラウドがサイロ化するため、運用の複雑さが増し、互換性、移植性、柔軟性が低下します。

x86 Delivers Seamless Compatibility and Effortless Integration illustration
Build Unified Hybrid and Multi-Clouds with AMD EPYC™ Processors illustration

AMD EPYC™ プロセッサで、統合型のハイブリッドおよびマルチクラウドを構築

x86 の場合は、オンプレミスと x86 クラウド プロバイダーとの間ですべてのインスタンスが互換性を持つため、完全にシームレスなハイブリッドおよびマルチクラウド x86 アーキテクチャが実現します。このタイプの汎用的な互換性は、Arm インスタンス間には存在しません。

AWS Graviton、Azure Cobalt、Google Axion は、それぞれカスタム バージョンの Arm アーキテクチャを使用します。ワークロード間を自由に移動できないことが多いため、Arm の場合、シームレスなマルチクラウドにするには、複数のコード ベースに伴う処理が発生し、コストがかかってしまいます。

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x86 を使い続ける

それがクラウドのあるべき姿

ハイブリッド クラウドやマルチクラウドを含むクラウドは、最新の IT の中核となります。これらのクラウドはすべて、数百万の x86 CPU と利用できる膨大な数のソフトウェアによってシームレスに連携します。AMD EPYC プロセッサベースの x86 を選択すれば、業界をリードするパフォーマンス、電力効率、低コストを実現できます。互換性のない Arm インスタンスの問題に煩わされることもありません。

x86 fabric illustration
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AMD EPYC CPU でハイブリッド クラウドとマルチクラウドをシンプルにし、煩雑な Arm への移行作業も回避

AMD EPYC CPU は、Arm では実現できない一貫性を提供します。AMD EPYC CPU ですべてのインスタンスを実行すれば、従業員を再トレーニングする必要はなく、複数のコード ベースをリファクタリング、再コンパイル、管理する必要もありません。難しい選択が多いなかで、AMD EPYC を選ぶことは悩むような話ではありません。

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AMD EPYC ポートフォリオ

AMD EPYC 9005 Series processor
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AMD EPYC x86 CPU ハイブリッド クラウドのニュース

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リソース

脚注
  1. Phoronix、『AWS Graviton4 Benchmarks Prove to Deliver the Best ARM Cloud Server Performance』、7 ページ、2024 年 7 月 12 日
    コスト パフォーマンスは、幾何平均パフォーマンスを、ワークロードを完了するまでの総コストで割って算出しています。表示されているオンデマンド価格は、米国東部における汎用クラウド演算インスタンス向けで、2024 年 7 月以降のレートおよび 2025 年 6 月に最終確認されたレートに基づいています。この期間中に変更は認められませんでした。価格はいつでも変更される可能性があります。
  2. Phoronix、『AMD EPYC 9965 "Turin Dense" Delivers Better Performance/Power Efficiency vs. AmpereOne 192-Core ARM CPU』、5 ページ、2024 年 10 月 10 日
    ワット パフォーマンスは、サーバー ベンチマークの幾何平均に基づきます (1 P、192 コア)。最大 1.3 倍とは、EPYC 9965 の 1.6 倍のパフォーマンスを、1.2 倍の平均消費電力で割った結果です。
    EPYC 9965 のワット数は、平均が 275 ワット、最小が 19 ワット、AmpereOne のワット数は平均が 230 ワット、最小が 101 ワットです。棒の値は絶対的なワット パフォーマンスを、ヘッダーは相対的な向上を示しています。

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