データセンターのワークロードに適した、拡張の実績があるアーキテクチャを選択
実際のデータセンターでは、Arm プロセッサベースのプラットフォームが最新の AMD EPYC™ CPU のパフォーマンス、効率、価値に追いつくのは難しくなっています。
企業は、運用をスムーズにするために、実績のある x86 プラットフォームを使用しています。Arm® をハイブリッド クラウドに追加するのであれば、その前に、影響が広範に及ぶことを考慮する必要があります。
企業は、プライベートなオンプレミス インフラストラクチャと 1 つまたは複数のパブリック クラウド インスタンスを組み合わせるために、ハイブリッド クラウドを選択します。ハイブリッド クラウドの基盤が x86 インフラストラクチャであれば、パフォーマンス、最小限の開発作業、低い管理オーバーヘッドをそのまま維持しながら、ワークロードの自由な移動、スケールアップ、スケールアウトが可能になります。Arm は x86 と互換性がありません。Arm をクラウドに追加すると、不確実な利益が得られる代わりに、複数のコード ベースのリファクタリング、再コンパイル、管理が必要になります。
AMD EPYC プロセッサを採用すると、クラウドにおけるコスト パフォーマンスが向上し、オンプレミスでのワット パフォーマンスも向上するうえに、互換性の問題に対処する必要がありません。
第 4 世代 AMD EPYC 9004 ベースの AWS (R7a) インスタンスは AWS Graviton4 インスタンス (R8g) を上回り、少ないコストでより多くのタスクを実行できます。1
コスト パフォーマンス1 (高いほど良い)
第 5 世代 AMD EPYC 9965 CPU は、AmpereOne よりも最大 1.3 倍のワット パフォーマンスを発揮します。2
ワット パフォーマンス2 (高いほど良い)
オンプレミスやクラウドではほとんどのエンタープライズ ソフトウェアが、AMD または Intel の x86 プラットフォーム上でネイティブに動作します。すべての x86 チップがシームレスに連携し、あらゆる環境で最大限の柔軟性と真のワークロード移植性を発揮します。
Arm プロセッサは、x86 アーキテクチャ用に書かれた数百万行のソフトウェアとは互換性がない命令セットを使用します。その結果、クラウドがサイロ化するため、運用の複雑さが増し、互換性、移植性、柔軟性が低下します。
x86 の場合は、オンプレミスと x86 クラウド プロバイダーとの間ですべてのインスタンスが互換性を持つため、完全にシームレスなハイブリッドおよびマルチクラウド x86 アーキテクチャが実現します。このタイプの汎用的な互換性は、Arm インスタンス間には存在しません。
AWS Graviton、Azure Cobalt、Google Axion は、それぞれカスタム バージョンの Arm アーキテクチャを使用します。ワークロード間を自由に移動できないことが多いため、Arm の場合、シームレスなマルチクラウドにするには、複数のコード ベースに伴う処理が発生し、コストがかかってしまいます。
それがクラウドのあるべき姿
ハイブリッド クラウドやマルチクラウドを含むクラウドは、最新の IT の中核となります。これらのクラウドはすべて、数百万の x86 CPU と利用できる膨大な数のソフトウェアによってシームレスに連携します。AMD EPYC プロセッサベースの x86 を選択すれば、業界をリードするパフォーマンス、電力効率、低コストを実現できます。互換性のない Arm インスタンスの問題に煩わされることもありません。
AMD EPYC CPU は、Arm では実現できない一貫性を提供します。AMD EPYC CPU ですべてのインスタンスを実行すれば、従業員を再トレーニングする必要はなく、複数のコード ベースをリファクタリング、再コンパイル、管理する必要もありません。難しい選択が多いなかで、AMD EPYC を選ぶことは悩むような話ではありません。
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