
AMD Virtex™ UltraScale+™ VU19P 製品の特長
Virtex™ UltraScale+™ VU19P FPGA は現在 AMD が量産提供している最大容量の FPGA
AMD Virtex UltraScale+ VU19P FPGA は、最先端の ASIC および SoC テクノロジのプロトタイピングやエミュレーション、さらには複雑なアルゴリズムの開発を可能にします。VU19P は、単一デバイスで最高レベルのロジック集積度と豊富な I/O を備え、進化するテクノロジの新たな要求に対応します。
主な機能と利点
クラス最高の UltraScale アーキテクチャで構築された大容量 FPGA
最も高いロジック集積度
900 万個のシステム ロジックセルを備えているため、大規模かつさらに複雑なデザインのエミュレートやプロトタイピンが可能なだけでなく、テスト装置ベンダー向けのカスタム ロジックも作成できます。
I/O の容量と帯域幅
広帯域幅の I/O は、複数 FPGA の相互接続に最適であるだけでなく、さまざまなタイプの外部メモリ/レートの接続に対応し、高速で深いストレージの実装を可能にします。
高速トランシーバー
80 個の GTY (28 Gb/s) トランシーバーは、最大 4.5 Tb/s の帯域幅をサポートします。これは、ポート集積度の高いテスト装置のほか、新しいインターフェイス規格やプロトコルを使用する次世代プラットフォームに適しています。
優れた冷却性能
リッドレス パッケージは最適な冷却ソリューションを提供するため、性能を最大限に活かすことができます。熱量に制限がある環境における高性能システムの運用が、かつてないほど容易になります。
製品ポートフォリオ
Virtex UltraScale+ ファミリを紹介

アプリケーション
Virtex UltraScale+ VU19P FPGA がもたらす新たな可能性

エミュレーション
ASIC/SoC の複雑化に伴い、テープアウト前には広範な検証が必要になります。900 万個のシステム ロジック セルを内蔵していることで大規模デザインを実装できる上、2000 個を超える I/O によってステート情報の保存が可能です。これはデザインの可視性やデバッグに非常に重要な機能です。
プロトタイピング
16 nm Virtex UltraScale+ FPGA の高い性能により、正確なシステム モデリングとターゲット デザインの高速検証が可能になります。VU19P では実際の I/O トラフィック生成が可能なため、Vivado™ Design Suite やザイリンクス ツールを使用することで、物理的なデバイスが入手可能になる前にソフトウェアを起動してカスタム機能を実装できます。


テスト/測定装置
大容量ロジックと高速トランシーバーにより、カスタマイズしたテスト ロジックや新しいプロトコルを実装できるようになり、さらに同じフットプリントでより高いポート集積度が可能です。冷却ソリューションにより、次世代テスト装置は熱量に制限がある環境でも性能を最大限まで高めることができます。
製品一覧
XCVU19P | |
---|---|
システム ロジック セル (K) |
8,938 |
DSP スライス | 3,840 |
メモリ (Mb) | 224 |
PCIe® Gen3x16/Gen4x8/CCIX |
8 |
GTY/GTM トランシーバー (32.75/58 Gb/s) | 80/0 |
I/O | 2,072 |
サポートとリソース

Virtex UltraScale+ VU19P FPGA 製品概要
Virtex UltraScale+ VU19P デバイスは、900 万個のロジック セル、2,000 を超える I/O、80 個の高速トランシーバーを搭載し、FPGA において最高クラスのロジック容量、インターコネクト性能、外部メモリ帯域幅を提供します。

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