
AMD の資材調達部門は、すべての資材購入を担当し、その費用、品質、納期のバランスの最適化を任務としています。AMD は、競争力のある価格設定と斬新なソリューションの必要性を認識しつつ、品質を最高水準にまで高めることに尽力しているサプライヤーの方々を尊重しております。
戦略的な調達
AMD は文書化された戦略的な調達プロセスに従い、プロジェクトの要件とサプライヤーの能力の釣り合いが取れるよう努めています。事前の徹底的な分析を経て、このプロセスは、プロジェクト チームのメンバー全員にとっての長期的な成功を収める確率も大幅に高めています。
発注書
サプライヤーは、商品やサービスを AMD に提供する前に、有効な発注書番号を取得する必要があります。サプライヤーは該当する発注書を 1 つずつ確認し、発注書に問題があり、要求どおりに履行されない可能性がある場合は、直ちに調達センター (AskPCE@amd.com) に連絡するようにしてください。発注書の発行日から 3 営業日以内にサプライヤーから AMD の調達部門に特段の連絡がない限り、発注書はサプライヤーが確認したものと見なされます。
請求書に関する要件
請求書と支払いに関する情報
- 発注書に記載された支払い期間は、後述の請求書提出要件に従った正しい請求書を AMD が受領した日から始まり、この下の項目に記載された支払いサイクルに従うものとします。
- AMD の支払いサイクルは週単位です。承認され、支払い期日が到来した請求はすべて累計され、次週の支払いサイクルで支払われます。
- 予定されている正味の支払い期日を含む、請求書のステータスを確認する場合、AMD のサプライヤー ポータル (http://supplier.amd.com) をご利用ください。このポータルをご利用いただけない場合は、調達センター (AskPCE@amd.com) にお問い合わせください。
- 請求書が AMD サプライヤー ポータルに掲載されていない場合、サプライヤーは該当する請求書番号と発注書番号を添えて AMD の買掛金担当 (amd.ap@amd.com) に掲載をご依頼ください。
請求書の提出方法
請求書提出方法は次のとおりです。発注書に記載されている AMD 法人請求先住所の国の提出方法に従ってください。提出した請求書が記載された提出方法に従っていない場合、請求書の処理が遅れる可能性があります。
AMD 請求先の国 | 請求書提出方法 |
---|---|
米国およびカナダ | AP.AMERICAS@amd.com 宛に電子メールで送信 |
オーストラリア、マレーシア、シンガポール | AP.APAC@amd.com 宛に電子メールで送信 |
日本およびイスラエル | ハード コピーまたはソフト コピーを AMD 担当者に提出 |
中国、ドバイ、ヨーロッパ、香港、インド、韓国、メキシコ、台湾、タイ | 請求書原本のハード コピーを AMD 担当者に提出 |
請求書の提出要件と処理要件
AMD の請求書処理が効率的、正確かつタイムリーになるように、請求書処理の標準的な手順が定められています。請求書は、後述のガイドラインと要件に従っていなければなりません。要件に従っていない場合、請求書の処理と支払書の発行が遅れる可能性があります。
- サプライヤーは、すべての予約および出荷の状況を発注書と照らし合わせながら確認する責任があります。発注書の 85% を使い切った時点で調達センター (Ask.PCE@AMD.com) にお知らせください。
- 不備のある請求書は受理されません。請求書に不備がある場合は、支払いを受けられるよう再提出する必要があります。
- AMD は手書きの請求書を受け付けていません。
- 請求書は判読可能で編集不可能な形式 (PDF や TIFF など) でなければなりません。
- 各請求書には、次の情報を記載する必要があります。
- 有効な一意の請求書番号。請求書番号は重複してはなりません。
- 請求書の日付。請求書の作成日が、今の日付よりも後であってはなりません。請求書の日付が実際よりも後の日付になっている場合は受理されません。
- AMD 法人の請求先の名称と住所は、該当する発注書に記載されているものと同じでなければなりません。
- サプライヤーの名称と住所。
- 有効な発注書番号 (51、52、54、56, 71 などの数字で始まる 10 桁の数字)。発注書番号を受け取っていない場合は、請求書の提出前に AMD の担当者にお問い合わせください。
- シンガポールやマレーシアの場合は、GST 計算に使用する為替レートを明記し、現地通貨以外で請求する請求書ごとに現地通貨での金額 (税引前金額、税額、税引後金額) を記載してください。
- 請求書に記載されている銀行明細と送金先住所が、AMD に提出された明細と一致していなければなりません。銀行明細や送金先住所の確認または変更が必要な場合は、調達センター (AskPCE@amd.com) にお問い合わせください。
- 請求書に複数の発注書番号を掲載しないでください。各請求書に紐づけることができる発注書番号は 1 つだけです。
- 請求書の単価、金額、通貨が、該当する発注書の対応する情報と一致している必要があります。
- 請求書には、該当する発注書に記載されている商品、サービス、その他の該当する料金の明細を記載する必要があります。
- 請求書の項目ごとに、発注書の対応品目番号を記載してください。
- 請求金額は、AMD の調達担当から書面による変更指示がない限り、発注書の金額を超過してはなりません。
- サプライヤーは発注書の明細 (未回収残高を含む) をよく確認し、問題があれば請求書の発行前に解決しておく必要があります。
- 課税対象になる場合は、次の情報を記載してください。
- 納税者登録 ID 番号 (国が必要とする場合)
- 税率と課税額 (請求書にそれぞれ記載)
- 請求書に記載された税額に不一致がある場合 (請求された税額と、実施サービス/出荷商品が一致しない場合) は受理されず、請求書の訂正が必要になります。
- サプライヤーは、商品の納品やサービス提供のタイミングの前に請求書を発行しないでください (ただし前払いの場合を除く)。
- 配送は、該当する発注書に記載されている INCO の条項に従う必要があります。INCO の条項に従っていない場合、送料は支払われません。送料に関するお問い合わせは、調達センター (AskPCE@amd.com) 宛にお願いいたします。
自動請求のガイドライン
発注書に「This Purchase Order is set up for automated invoicing (本発注には自動請求が設定されています)」と記載されている場合は、請求書を提出しないようにしてください。その場合、請求書を提出してもサプライヤーに返送されます。支払いは、発注書の支払い条件に従って自動的に行われます。
クレジット メモ調整のガイドライン
すべてのクレジット調整で、該当する発注書番号とそれに関連付けられた請求書番号を参照する必要があります。クレジットは、請求額とは別にクレジット メモとして、直ちに AMD に提出しなければなりません。
請求書の不受理と訂正
- 上記の請求書提出要件に従っていない請求書は受理されません。不受理の理由、請求書再提出に必要な処理を添えて、不受理になった請求書をサプライヤーに返送します。
- 受理されていない請求書は、AMD のシステムでは処理されません。したがって、不受理になった請求を相殺するためのクレジット メモを送付しないようにしてください。不受理になった請求を相殺する目的でクレジット メモを提出した場合、そのクレジット メモも受理されません。
- 請求書不受理の通知を受け取ったら、AMD 担当者の協力のもと、不一致部分を訂正し、上記の条件に従って訂正後の請求書を提出してください。
- 請求の正味支払い期限の起算日は、不受理になった請求書の受領日ではなく、訂正後の正しい請求書を AMD が受領した日です。
最新のサプライヤー情報
サプライヤーは、発注書に記載されている会社名、住所、連絡先情報が正しいことを保証する責任を負います。年 1 回または情報に変更があったときには、サプライヤー情報を確認するようにお願いします。調達センター (AskPCE@amd.com) にお問い合わせいただき、最新のサプライヤー情報を取得し、確認するようにしてください。情報の更新が必要な場合は、調達センターにご相談ください。
調達センター
AMD の調達センターは次の責務を負います。
- サプライヤーへの発注書の発行
- サプライヤーからの発注書に関する質問への回答
- AMD システムにおけるサプライヤー情報の更新
調達センターへのお問い合わせ先: AskPCE@amd.com
本ページの記載内容と、サプライヤーと AMD 法人との間の契約条件または発注条件との間に矛盾または不一致がある場合は、該当する契約条件または発注条件が優先されます。
脚注
本ページの記載内容と、サプライヤーと AMD 法人との間の契約条件または発注条件との間に矛盾または不一致がある場合は、該当する契約条件または発注条件が優先されます。
本ページの記載内容と、サプライヤーと AMD 法人との間の契約条件または発注条件との間に矛盾または不一致がある場合は、該当する契約条件または発注条件が優先されます。