
物理ベースのパワフルなレンダリング エンジン
AMD Radeon™ ProRender は、AMD のパワフルな物理ベースのレンダリング エンジンです。クリエイティブ プロフェッショナルは Autodesk® 3ds Max® で、業界標準のオープン スタンダードを使用し、GPU と CPU のパフォーマンスを活用して驚くほどフォトリアリスティックな画像を制作することが可能です。
Radeon™ ProRender は 3ds Max® のプラグインとして利用でき、製品のデザイン、建築のビジュアライゼーション、視覚効果など、あらゆるものをすばやく簡単にレンダリングして驚異的な画像を制作できます。
このプラグインにより、Microsoft Windows® で Radeon™ ProRender を 3ds Max® 2018、2019、および 2020 に完全に統合できます。つまり、既存のライティング、マテリアル、テクスチャを使用でき、ジオメトリを正確にレンダリングできます。さらに、Radeon™ ProRender にはマテリアルのライブラリが付属しており、すぐに使用を開始できます。

物理ベース
ネイティブの物理ベースの広範なマテリアルとカメラ システムを備えており、グローバル イルミネーションを使用して設計に関する決定を間違いなく実行できます。

ハードウェア非依存
Radeon™ ProRender はハードウェアに依存しません。OpenCL™ 1.2 を実行できるコンピューターなら、CPU か GPU で Radeon™ ProRender を実行できます。

完全に統合
ワークフローの種類に関係なく、Radeon™ ProRender は 3ds Max® 2018 以降に完全に統合できます。

AI によってアクセラレートされたノイズ除去
Radeon™ ProRender は、機械学習のパワーを活用することで、従来のノイズ除去にかかる時間の数分の 1 程度の時間で、高品質なファイナル レンダリングとインタラクティブ レンダリングを制作できます。


環境と空
Radeon™ ProRender は独自の環境設定を備えているため、IBL または Sky モードでの作業が可能であり、発光ライトのセットアップや HDRI 環境からのライトも使用できます。

マテリアル ライブラリ
Radeon™ ProRender は最適化された独自のマテリアル ライブラリを備えています。これを参照して、簡単に独自のシェーダーの作成を始めることができます。

適応サンプリング
Radeon™ ProRender では、レンダリングにおけるノイズのしきい値を設定することで、レンダリング時間を短縮するとともに、より高品質なレンダリングを実現します。

他からの出力を適切に処理
Radeon™ ProRender は、Substance や Quixel からの出力を適切に処理でき、また X-Rite AxF™ をサポートしています。


- ファイナル レンダリングとインタラクティブ レンダリングの両方における AI アクセラレーテッド ノイズ除去。
- 適応サンプリングにより、高品質なレンダリングが可能となるだけでなく、レンダリング時間が短縮されます。
- アダプティブ サブディビジョンにより、サーフェスのサブディビジョンが改善され、ワークフローがスピードアップします。
- ActiveShade での段階的な解像度レンダリングの繰り返しをサポートします。
- サンプリングの簡素化 -- すべてのレンダリング サンプルがアンチエイリアシングに使用されます。
- ネイティブ トーン マッピングと露出制御。
- 深度マップのレンダリング機能により、被写界深度を手動で処理できます。
- ActiveShade ビューポートの統合により、リアルタイムで Radeon™ ProRender を操作し、変更内容を確認しながら作業を進めることができます。
- OpenCL™ 規格に準拠して構築された Radeon™ ProRender は、ハードウェアに依存しないため、GPU と CPU のほぼすべての組み合わせを含め、OpenCL™ をサポートする事実上すべてのハードウェアで動作します。
- GPU を追加すると、レンダリング パフォーマンスがほぼ線形にスケーリングされます。
- レンダリング モードは、グローバル イルミネーション、ダイレクト イルミネーション (影あり/なし)、ワイヤフレーム、拡散アルベド、位置、法線、テクスチャ座標、アンビエント オクルージョンをサポートしています。
- 不透明、ワールド座標、UV、マテリアル インデックス、ジオメトリ法線、シェーディング法線、反射、拡散ライティングなどのサポートを含む、ポスト プロセッシングの AOV を備えています。
- フレームの完了とレンダリングの制御 – 一時停止、レンダリング パスの制限と期間の設定が可能です。
- フレームのアニメーションが .rpr 形式でエクスポートできます。
- バッチ/バックグラウンドおよび領域レンダリングをサポートしています。
- ディスプレイスメントとレンダースタンプをサポートしています。
- Radeon™ ProRender Uber Shader を使用する 300 以上のマテリアルが含まれる、個別にインストールされたマテリアル ライブラリがアップデートされており、独自のマテリアルの開始点として簡単に利用できます。
- Uber Shader がアップデートされ、よりリアリスティックなデフォルト、サブサーフェイス スキャタリングの強化、拡散後方散乱、コースティクスのオプションの簡素化、コーティングのクリアな外観の向上が実現しています。
- アンビエント オクルージョン ノードにより、プロシージャル テクスチャ ワークフローが強化されています。
- テクスチャ色空間の制御 – 色空間を sRGB または線形のいずれかに設定できます。
- PBR シェーダー マテリアルが Unreal® Engine の PBR マテリアルに非常に近くなっています。
- Shadow Catcher により、オブジェクトを IBL (Image-Based Lighting) 環境またはバックプレート画像に合成できます。
- X-Rite の Appearance Exchange Format (AxF™) をサポートします。詳細については Xrite.com (サードパーティ サイトへのリンク)1 をご覧ください。
- Arnold および V-Ray のマテリアルを Radeon™ ProRender のマテリアルに変換します。
- 物理的に正確なマテリアルとライティングを使用することで、コースティクスを含むグローバル イルミネーションにより、設計に関する決定を間違いなく実行できます。
- Autodesk® Maya® からのものを含み、Radeon™ ProRender マテリアルをインポート/エクスポートできます。
- マテリアルを 3ds Max® Material Slate Editor で簡単に使用でき、編集することが可能です。
- UV 生成と、マップの基本的な変換情報 (スケーリング、オフセット、および回転) の使用が可能です。
- ActiveShade でのレンダリング時に、テクスチャの変更とティルト/スケーリングの適用が可能です。
- Corona マテリアルをサポートしています。
- ライティング シェーダーにより、エリア ライト形状、色温度、テクスチャ マップなどのリアルなライティングを作成します。
- IES ライトのサポートにより、実世界の光の正確な散乱と減衰を表現できます。
- フォトメトリック ライティングが含まれています。IBL 環境をサポートし、時刻と場所の設定、日光/空の大気、ソフト シャドウ、スカイ アルベド、濁度の制御を備えた日光/空システムをサポートしています。
- 発光マテリアルとテクスチャ化された発光により、任意のジオメトリを発光させることができます。
- 実際の単位 (ルーメン/ルクス/カンデラ/ケルビン) をサポートします。
- HDRI 環境のマッピングとライティングをサポートします。
- 3ds Max® ライトとトーン マッピングをサポートします。
- ポータル ライトとバックプレート画像をサポートします。
- 地面の影と反射をサポートします。
- ActiveShade を介して、インタラクティブ モードでレンダリングされるさまざまなカメラを管理および選択できます。
- 被写界深度 (DOF) とモーション ブラーをサポートします。
- 3ds Max® カメラ プリセットをサポートします。
- バーチャル リアリティ (VR) カメラをサポートします。
- Autodesk® 3ds Max® 2018、3ds Max® 2019、3ds Max® 2020 をサポートします。
- glTF (GL Transmission Format) のサポートにより、マテリアルを維持しながら、アセットをほかのアプリケーションに簡単にエクスポートできます。
- レンダリング設定の再編成により、ユーザーがさらに明確に制御することが可能になり、ワークフローが改善されます。
- ビューポートが更新され、やり直し/取り消しの追跡やスマート キャッシングなどが可能になっています。
- 大規模シーンのエクスポートの最適化と .rpr エクスポート形式が備わっています。
- 既存の 3ds Max® ワークフローとの統合が可能です。
- バッチ/バックグラウンド レンダリングが可能です。
- MaxScript をサポートします。

Autodesk® 3ds Max® 2018、Autodesk® 3ds Max® 2019、および Autodesk® 3ds Max® 2020
Microsoft Windows® 7、10 64 ビット
Microsoft Windows® 10 64 ビット (AMD GPU 以外)
ハードウェア
GPU と CPU の両方で動作。GPU での実行には OpenCL™ 1.2 が必要です
AMD グラフィックス カードを推奨
AMD OpenCL™ 1.2 カード以外の場合は、Windows® 10 64 ビットが必要です
推奨されるグラフィックス ハードウェア:
- AMD Radeon™ Pro W および WX シリーズ グラフィックス カード、Radeon™ Pro SSG グラフィックス、Radeon™ Pro Duo ("Polaris") グラフィックス、Radeon™ Vega Frontier Edition グラフィックス カード、Radeon™ VII グラフィックス、AMD FirePro™ W9100、W8100、W7100、S シリーズ グラフィックス カード
推奨される AMD グラフィックス ハードウェア:
- AMD Radeon™ Pro Duo ("Fiji") グラフィックス、Radeon™ RX シリーズ グラフィックス カード、R9 Fury シリーズ グラフィックス カード、R9 Nano グラフィックス、R9 300 シリーズ グラフィックス カード、R9 290X グラフィックス、R9 290 グラフィックス、R9 285 グラフィックス、R9 280X グラフィックス、R9 280 グラフィックス
脚注
免責条項および権利帰属
タイトル画像は、Autodesk® 3ds Max 用 AMD Radeon™ ProRender を使用して Pablo Castaño Norkus 氏が制作したものです。
- 第三者のサイトへのリンクは便宜上提供されているもので、明記されていない限り、リンク付けされたサイトの内容に関して、AMD は一切の責任を負わず、また支持を意味するものでもありません。
Autodesk、Autodesk ロゴ、および 3ds Max は、米国および/またはその他の国における Autodesk、Inc.、その子会社、および/または関連会社の登録商標または商標です。Microsoft および Windows は、米国および/またはその他の管轄地域における Microsoft Corporation の登録商標です。OpenCL は Apple Inc. の商標であり、Khronos Group Inc. による許可を得て使用されています。この資料に使用されているその他の製品名は識別目的のみに使用されており、所有するそれぞれの企業の商標である可能性があります。
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