AMD と Affinity by Canva が写真家 Peter Neill 氏の作品に魔法をもたらす
音楽写真家であり CG アーティストでもある Peter Neill 氏は、AMD プロセッサと Affinity by Canva ソフトウェアのパワーにより、超高解像度画像の編集においても創作の流れを損なうことなく作業できます。
Peter Neill 氏は、大容量の画像ファイルを大量に編集する必要があります。Queen、U2、Rick Astley などをクライアントに持つ音楽写真家として、Neill 氏は撮影後に数百もの大容量 RAW ファイルを現像しています。また、ウルトラワイド モニターのユーザー向けにカスタムのデスクトップ壁紙を提供するべく自身が設立したウェブサイト Ultrawidewallpapers.net のために、日常的に 1 日 50 枚以上のデュアル 4K 画像を後処理する必要があります。
これまでに Neill 氏が画像編集に使用していたハードウェアとソフトウェアは、動作が遅く、反応も鈍いため、ストレスの原因となっていました。業界に変革をもたらす Canva の画像編集ソフトウェア Affinity に切り替え、さらに Intel プロセッサから高性能でコスト効率に優れた AMD Ryzen™ CPU に移行したことで、Neill 氏は創作活動のスムーズな流れを取り戻しました。
創造性を妨げる障壁を取り除く
Neill 氏は、2023 年に単体の画像編集ソフトウェアとして Affinity Photo を初めて試すまで、10 年以上にわたって別のプロ向け写真編集ソフトウェアを使用していました。
「最初に印象に残ったのは、その応答性の高さでした」と Neill 氏は言います。「私にとって RAW 画像の処理は非常に重要ですが、カメラの高解像度化に伴ってファイル サイズが大きくなるにつれ、それまで使用していた Lightroom の反応が非常に鈍くなっていました。直感的に操作できなくなり、ソフトウェアと格闘しなければならない状態でした」
「カメラのダイヤルを回すと露出が変化することに慣れていると、後処理でも同じような操作感を求めます」と Neill 氏は説明します。「Affinity Photo での作業は、地面で鎖を引きずるような重苦しさがなく、スムーズに進められました」
2025 年、Canva は Affinity 製品群を統合し、Affinity Photo の画像編集機能に加え、同社のほかのソフトウェアのベクター デザイン機能とページ レイアウト機能を備えた、新しい単一のアプリケーションを開発しました。Canva は、世界中のクリエイターがプロ品質のツールを利用できるようにすることを目指し、業界に変革をもたらす取り組みとして、この統合アプリケーションを無料で提供しました。
Neill 氏にとって、Canva の新しい Affinity は従来の製品の強みをさらに発展させたものです。「新しい操作方法についてはまだ学んでいるところですが、従来と同じ利点があり、インターフェイスも以前ほど煩雑に感じられません」と Neill 氏は述べています。
AMD プロセッサの性能を最大限に活用
プロの写真家になる前に IT 業界で働いていた Neill 氏は、自身の制作上のニーズに合わせて、カスタム デスクトップ ワークステーションを自作しています。Neill 氏によると、Intel プロセッサから AMD プロセッサへの切り替えは、Affinity に切り替えたときと似た経験だったそうです。
「何年もの間 Intel CPU を使用していましたが、積極的に選んでいたわけではなく、価格面で有利な条件で購入できたからです」と Neill 氏は言います。「ただ、性能と発熱量には不満がありました。Ryzen 9 3900X CPU をきっかけに AMD に切り替え、それ以来ずっと Ryzen CPU を使用しています」
Neill 氏が現在使用しているワークステーションには、最上位モデルの 16 コア Ryzen™ 9 9950X3D CPU が搭載されています。「AMD のハードウェアは非常に安定して動作しており、価格面でも総じて競争力があります」と Neill 氏は言います。「私にとって、そのハードウェアを採用するのは迷う余地のない選択でした」
Neill 氏は、撮影現場での画像の確認や動画の編集に、16 コア CPU と 40 コア GPU を 1 つのユニットに統合した AMD Ryzen™ AI Max+ 395 PRO プロセッサを搭載する HP ZBook Ultra G1a を使用しています。
「素晴らしいですね」と Neill 氏は言います。「性能は驚異的で、バッテリ ライフも非常に長い。NVIDIA GPU を内蔵した同等のノート PC なら、バッテリをあっという間に消費してしまうでしょう」
Neill 氏は、Ryzen™ AI Max+ PRO プロセッサの統合メモリ アーキテクチャを高く評価しています。このアーキテクチャにより、これまでなら CPU と GPU の間でデータを転送する際に発生していた性能低下が解消されます。
「ライブ撮影では、複数のカメラで 4,000 枚もの写真を撮ることがあります。RAW ファイルは 1 枚あたり 120 MB もあります」と Neill 氏は言います。「デスクトップ ワークステーションでは、キャッシュされた画像を RAM に読み込む際に明らかな遅延が発生し、それが非常にストレスになります。一方、Ryzen™ AI Max+ PRO 395 は CPU と GPU が 1 つのチップに統合されているため、そのような遅れはありません」
新たなクリエイティブ ワークフローを開拓
AMD と Affinity は、Neill 氏のもう 1 つの主要なクリエイティブ プロジェクトである Ultrawidewallpapers.net も支えています。このウェブサイトは、ウルトラワイド モニターのユーザー向けにカスタム デスクトップ画像を提供することを目的として Neill 氏が設立したものです。現在、このサイトには 4,000 枚以上の壁紙が掲載されています。その大半は、Neill 氏が革新的な生成 AI ワークフローを使用して制作したものです。このワークフローでは、自身の写真アーカイブのさまざまな部分を使ってトレーニングした 40 種類以上の LoRA を使用し、FLUX および Z-Image ファミリの AI 画像生成モデルの出力を修正しています。
その後、Neill 氏は AI が生成した未加工の画像に入念な後処理を施し、複数のバリエーションの合成、クローン ツールでの不完全な部分の除去、ノイズや深度に基づくぼかしの適用、最終画像のトリミングや色補正を通じて、画像の完成度を高めています。「写真と同じように扱っています」と Neill 氏は言います。「生成した画像をそのまま使用することはほとんどありません。作業時間の大半を後処理に費やしています」
Neill 氏は現在、新しい画像をサイトに毎週アップロードしており、AMD Ryzen™ ワークステーション上の Affinity を使用して、通常、6 時間の作業で 50 ~ 60 枚のデュアル 4K (7,680 × 2,160 ピクセル) 画像を処理しています。
「AMD Ryzen 9 9950X3D CPU を選んだ理由の 1 つは、コア数が非常に多いことです」と Neill 氏は言います。「編集する画像はすべて Affinity で同時に開き、編集が終わったものからタブを閉じていくだけです。CPU は問題なく処理してくれます」
AMD と Affinity: 理想的な組み合わせ
Peter Neill 氏にとって、Affinity ソフトウェアと AMD ハードウェアの組み合わせは、創作活動にかつての楽しさを取り戻すきっかけとなりました。
「Affinity に切り替えたことで、RAW 画像を自在に調整できる嬉しさを初めて感じたときのことを思い出しました」と Neill 氏は言います。「実際に作業しながら、『これは楽しい』と感じたのは何年ぶりかのことでした。今なら、以前に編集した画像をさらに良い仕上がりにできます。ソフトウェアとの格闘に費やす時間が減れば、それだけ創造的な作業に時間を使えるからです」
AMD CPU の高い処理能力と豊富なコア数により、このようなスムーズな創作活動が可能になっています。「Ryzen 9950X3D は驚異的な速さです」と Neill 氏は言います。「以前から、AMD は先にある目標を追いかける姿勢を持っていると感じていました。競合他社を追い抜いた今も、その姿勢を維持しています。最近、友人のために何台かのワークステーションを自作しました。特に AI モデルのトレーニング方法を学ぼうとしている人たちのために制作したもので、すべて Ryzen CPU を搭載しています」
では、Neill 氏は今後も仕事で AMD ハードウェアを使い続けるのでしょうか。「もちろん、100% です。AMD が事業を停止でもしない限り、使い続けます」と Neill 氏は笑いながら答えます。「私のワークフローには欠かせません。性能が優れているだけでなく、信頼性も実証されているなら、別のものに切り替える理由はありません」
お客様に関する情報
Peter Neill 氏は音楽業界で活躍する写真家兼映像ディレクターであり、そのクライアントには、複数のプラチナ認定作品を持つアーティストの Queen、Justin Timberlake、The Script、U2、will.i.am のほか、Sony Music Entertainment、Columbia Records、Epic Records、Billboard 誌などが含まれます。Neill 氏は作曲家の Ennio Morricone 氏と仕事をした経験があります。また、Rick Astley 氏とも定期的に協力しており、最近出版された同氏の自伝では、掲載する写真を共同で選定しました。Neill 氏はウェブサイト Ultrawidewallpapers.net を設立し、ウルトラワイド モニター向けのカスタム デスクトップ壁紙を制作しています。詳細については、shootthesound.com および ultrawidewallpapers.net をご覧ください。
ケース スタディに関する情報
- 業界:
メディア & エンターテイメント - 課題:
創作活動のスムーズな流れを維持できる速度で、Canva の Affinity ソフトウェアを使用して大容量のカメラ RAW ファイルを編集し、超高解像度画像を後処理できる高性能なシステムを構築すること - ソリューション:
Neill 氏は、16 コアの AMD Ryzen™ 9 9950X3D デスクトップ CPU を搭載した、コスト効率に優れたカスタム コンテンツ制作ワークステーションを構築しました - 結果:
AMD ワークステーションの高い処理能力により、Neill 氏は毎週、Affinity で数十枚もの超高解像度画像を処理できます。現在では、ほかのアーティスト向けにも同様のシステムを構築しています - AMD テクノロジ概要:
AMD Ryzen™ 9 9950X3D CPU
AMD Ryzen™ AI Max+ PRO 395 CPU
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