Article Number: EPYC-PIB-Service
ステップ 1 – 実際に製品が故障しているかどうか確認する
以下の項目をチェックし、実際にプロセッサーが故障していることを確認します。プロセッサー自体には問題がないケースも多くあります。
- プラットフォーム/マザーボードメーカーのウェブサイトにアクセスし、プラットフォーム/マザーボードがプロセッサーをフルサポートしているかどうかをチェックします。新しいプロセッサーの場合、正しく認識するには、マザーボードBIOSまたはプラットフォームBMCのアップデートが必要です。
http://www.amd.com/ja/where-to-buy/epyc-platforms
http://www.amd.com/ja/where-to-buy/epyc-processors
- プラットフォーム/マザーボード製造元のトラブルシューティングに関する推奨事項をチェックします。推奨事項には以下を含みます。
- インストール済みのメモリーが、お使いのプラットフォーム/マザーボードでサポートされているか。ほとんどのプラットフォーム/マザーボード製造元は、検査・承認済みメモリーのリストを公開しています。
- 電源コネクターがすべて正しく接続されており、十分な電力がシステムに提供されているか。 詳細については、サポート技術情報の記事: 電源ユニットによって引き起こされるシステム安定性の問題のトラブルシューティング方法
を参照してください。
- 必要に応じて、別の互換性のあるシステムでプロセッサーをテストし、プロセッサーに不良があるかどうかを検証します。
AMD EPYCプロセッサーを正しくインストールまたは交換する方法については、こちらのビデオをご覧ください:
- 注意!プロセッサーの取り扱いは、常に適切な注意を払い行ってください。 最適な取り扱い方法については、プロセッサー取り扱いガイダンスページをご参照ください。
ステップ 2 – 保証適用外の項目を判断する
- プロセッサーの故障が保証の適用範囲内かどうかチェックします(以下の例をご覧ください)。テストや検査により、申し立てのあった CPU の故障や不良が誤用、怠慢、不正なインストールやテストによって発生したと AMD が判断した場合、AMD は保証の責任を負いかねます。
- 返品する前に、他の構成部からプロセッサーを取り外してください。プロセッサーのみ返品してください。プロセッサーに同梱されていたヒートシンクやファンは返品しないでください。プロセッサー受領次第、AMD が機械的損傷を検査し、テストを行います。
保証が適用されないケースの例:
欠けやヒビ
ステップ 3 – 必要な製品情報を提供する
保証サービス請求には、以下の製品情報を記載してください:
- プロセッサーのモデル番号(型番)OPNともいいます。
- プロセッサーのシリアル番号
プロセッサーのモデルナンバーとシリアルナンバーは、製品パッケージ、プロセッサーの表面、マニュアルに記載されています。
ステップ4 :
問題のあるプロセッサーの送付方法に関する詳しい説明を記載したメールを送信いたします。必ずプロセッサーのみを返品してください。ヒートシンクやその他のパッケージ類は必要ありません。